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江戸小紋展のお品の一部ご紹介

江戸小紋/大根降ろし

開催中の江戸小紋展のお品の一部ご紹介

大根降ろし(下し)

何かしらの理由で役者が演目の配役を外されることを舞台が観客席よりも高い位置にあったことから下ろすと表現する。 演技の下手な役者は観客動員数を左右することで演目の興行成績にも影響し、早々に舞台から下ろされることが通例である。 このことから役者を下ろすことと大根の簡単な調理法として卸金(おろしがね)を用いてすり砕く大根おろしの卸すをかけたとする説 【※出典/ウィキペディア】

いかにも江戸好み、妙味のある意匠ですね。
大根とおろし金。 地色は鶸色、なんとも趣の在るお色目です。

江戸小紋御誂え会



一点の

雲もゆるさず

星月夜


高木典子

雨月


結城紬展


◆小さな個展・江戸小紋展◆


精緻を極める職人の手わざに見惚れます。

数多在る小紋と呼ばれる文様にあって江戸小紋以上に「完璧な美しさ」を想わせる文様は他に無いように思います。
僅かな歪み、ほんの少しの誤差も許されない。
それはまさに手わざを極めた職人による工藝品。 
紋様美としてこれほどまでに完成された美しさは世界に目を向けたとしても他に類を見ない。 
そう言っても言い過ぎではないのかも知れません。 


厳選しておりますゆえ、品々多くはございませんが
素晴らしいお品ばかりです。
ご案内状は送付しておりません。 
どなたさまもどうぞお気軽にお越しください。


とき/3月3日(木)〜6日(日)まで
※AM10:00〜PM6:00
ところ/弊店
※時間外をご希望のお客様はお申し出ください。

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〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
***********************************
 

結城紬展

叙事百選集/美しい手仕事2016年05/03(火)



青野ゆく

小さからざる

抱負ありて


窪田佳津子

雨月


百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

叙事百選集/日本の美しい手仕事2016年5/3(火)

キモノが好きだ。(呉服屋だから当たり前?)
(でも、私の知る限り、呉服屋さんでキモノが好き、っていうひと、ほんと少ない。)
(仕事が呉服屋なのでしてるけど…、商品だからね…、等々、うん、いやもしかしたらその方がある意味冷静に?事務的に仕事が出来るのかもしれないね。) ま、いいです。 横道に逸れるので戻します。
とりわけて言えばカジュアルなキモノが好き。 カジュアルと言うと、今どきは古着屋さんで買った古着みたいな感じを想う人も居るかもしれないけれど(あ、古着がいいとかどうとかのお話ではなくて、弊店は扱っていないから評する資質がない。)  ちょっとそれとは違い、いわゆる上質なカジュアル、大人の女性が引け目を感じることなく社交の場(大袈裟?)にお出掛け出来るちょっと余所行きのカジュアル、なんてのが好きなのです。 その中でもまたとりわけ好きなのが帯、なのです。
帯って、キモノが発する温度の中で一番熱い? つまり帯次第でキモノが良くも、そうでなくもなるのです。 なので帯はとても重要なポイントなんです。 あ、高ければいいってお話でももちろんありません。

キモノはたくさん持ってるし、たくさん買うし、なんておっしゃる方でも案外夏物、単衣モノのキモノや帯もたくさん持っている、なんてひとはそれほど多くはないようです。 でも、本当にお洒落がワカッテル方って単衣/夏ものに案外資金を投入していたりするのです。 わたしもその気持ちがとてもよくワカリマス。 夏物、いわゆる夏の(単衣も含め)キモノってほんとに素敵(カッコイイ)なのです。 そして素敵だなぁ…と思うものはたいてい上質、で上質なものは高い(というか品質と価格がイコール) でも、だからと言って一日中落ち着かない化学繊維のキモノは… 安価ではあるけれど、、、なら木綿の方が断然素敵でかつ心地良い。 なので、夏だからこそ自然素材、夏物だからこそ、「上質なお洒落」をして頂きたいのです。 

つい先日も、と或るスーパーで素敵なキモノ女性と遭遇。 弊店は有松鳴海と近いこともあって時折とても素敵な絞り浴衣(単衣着物に仕立てて着てる方も多いですね。)の女性を見掛けるのですが、その女性は「手蜘蛛絞りにシナ布の帯」といういで立ちでした。 手には籠バッグを持ち…。 
──それがまた「ものすごっく、似合ってらした!」のです。 もうね、「絞りのキモノというものがその方に馴染んでいる」 訳です。 あれはちと敵わないなぁ…。 これなんだよなあ‥‥、とここまで書いて、外国人の女性はさほどキモノが似合わないのを思い出した。 やはり日本女性にとても似合う衣装なのです。

すみません、どんどん逸れていきますのでまたまた修正。 こちらの帯はシナ布を贅沢にも絣糸にして織り上げてしまった逸品。 なにもそこまでしなくても…、と思うかもしれませんが、そこまでするのがキモノなのです。 だからキモノの値段が・・・なんて言われそうですが、(そのお話はまた別の機会に) どんなものにもそうしたものはあるのです。 時計にしても宝飾にしても、洋服もそう… 贅を凝らしたり、凝りに凝ったり、、、キモノでも本場結城の地機、芭蕉布、越後上布、等々みな同じです。 そこまでしなくても、、、なのです、が、するのです。  「どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う」なんていう好きな言葉があります。 映画監督・小津安二郎さんの言葉です。 私はと言うと 「どうでもよいことはほんとうにどうでもよく、重大なことは道徳に従い、美術/工藝のことは自分の感覚を信じる」 なのですが、、、そう、染織作家さんも結局同じなのです。 自分の感覚を信じ、創り上げる、のです。 わざわざ効率に優れない方法を選んでいたり、難しくしている訳ではないのです。 それが唯一無二の方法だから。 似て非なる結果だけを真似るのなら他に方法はあるのです。 さてこちらのお品、私の美意識にじわっと侵入してきます。 素朴で、それでいて美しく、どうしても手元に置きたいと、喉から手が出てしまった逸品です。




百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

【商品情報】

商品番号
NAGOYA-SOME-3636b>
商品名
手織り八寸名古屋帯/シナ布絣織
品質
しなの繊維100%100%
価格
※メール、またはお電話でお問合せ下さい。
巾/ 長さ
※お仕立て上がりの際のサイズは帯巾・八寸〜八寸二分程。/ 長さは九尺八寸程。多少の変更は出来ますのでお尋ねくださいませ。

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ご注文/ご購入に際して、現品を前もってご覧になられたい方は下記現品事前確認
についてをご覧くださいませ。詳しい流れのご案内をさせて頂いております。


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転載/掲載をご希望の際は予めその旨、お問合わせ戴き承認を得てください。
無断転載/複製と認められる場合、法的措置が講じられる事もあります。
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叙事百選集/本場黄八丈、山下ゆめ2016年03/19(土)



うきうきと

光の中を

紋黄蝶


森理和

あを


百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

東京から南へ向かう事およそ300キロ紺碧の海に浮かぶ八丈島。 その島で数百年もの昔から変わらず織り続けられている絹織物があります。 それは「めゆ工房」山下芙美子さんの本場黄八丈。 八丈島、古くは鳥さえも通わぬ島と云われる果ての孤島であり、当然ながら自然条件の大変厳しいところです。 そうした過酷な風土ながら、人々の知恵は黄八丈独特の色合いとされる黄、樺、黒の三色に必要な天然の植物染料を生み、それをもとに八丈島特産「本場黄八丈」を創り出したのです。


ご存じのように黄八丈の特徴は八丈島固有の風土の中から生まれた「染め」にあります。 「黄」・「樺」・「黒」の三色を主とし、使われる染料はすべて八丈島で自生する草木を原料としています。 黄色は八丈刈安から、樺色はマダミの皮から、黒は椎の木の皮から、と泥染めによる島独自の染色法により作られます。 こうして織られる黄八丈は長い年月を経ても変色することがなく洗えば洗うほど黄八丈が本来持つ鮮やかな色の冴えを見せるようになります。


本場黄八丈とは。

1.先染めの平織り又は綾織りとする。
2.緯糸の打ち込みには手投げ杼(てなげひ)を用いる。
3.染色は手作業による浸染とする。(この場合における染料は、コブナグサ、タブノキ又はシイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。)
伝統的に使用されてきた原材料生糸、玉糸、真綿の紬糸又はこれらと同等の材質を有する絹糸〜等ありますが、折に触れお話してきましたように染織工藝の本当の魅力はそうしたところに宿るものではありません。 もちろん定義とされている訳ですからそれを踏まえるのは当然なのですが、やはり、一つひとつの事象を見分ける目が必要なのです。 インターネットに溢れる玉石混交の情報の真贋を見分ける目が必要とされるのです。 唯、そのお話に踏み込んでいきますのはこのページに相応しくありませんので他に譲るとして…。


黄八丈の名の由来ともなる代表的な黄染めにはコブナグサと呼ばれる(八丈島では刈安と呼ぶ)植物が使われます。 そもそもは島のどこにでも自生している植物でしたが、群生が減少し、現在めゆ工房では畑で栽培をされているようです。 コブナクサはよく乾燥させた後、窯で煮ることで色を抽出します。 糸を抽出した染料に一晩漬け、天日で乾します。(※その作業は数十回繰り返し行われます。) 仕上げに椿と榊の灰で作られた灰汁(媒染剤)をゆっくり丁寧に浸み込ませると美しい黄色を発色するのです。 そうして染め上った糸は洗い/乾燥の後、色を落ち着かせるため数年静かに寝かされるのだそう。 その後やっと糸に糊を付け、整経などの準備を経て機に糸がかかるのです。 織物は機に経糸が掛かるまでが75%なんてよく云われますが、まさにその通りだな、と思います。


黄八丈めゆ工房は八丈島で唯一の染織元です。 織の技法は「平織」か「綾織」。 踏み木を踏む音、手投げ杼を投げ、手繰る音、筬で糸を打ち込みリズミカルに響くトントントン…という音。 その音で誰が織っているのかわかると山下芙美子さん。 1984年に山下めゆ氏が人間国宝に、その後1986年に山下八百子氏が二代人間国宝(※東京都指定無形文化財技術保持者)に認定され、現在は山下芙美子さんを中心に黄八丈の制作、発展に尽力しておられます。 画像の作品は初代人間国宝山下めう氏(※故人)の作品です。 おそらく国内で反物の状態で現存しているのはこちらの一点ではないかと思います。(※博物館等の所蔵を除く) もしかしたら、老舗の呉服店さんでお持ちのお店も万一あるかもしれませんが、極めて少ない、、、無いと言ってしまっても過言ではないのかもしれません。 価格などご関心のございます方はお訊ねください。





百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

【商品情報】

商品番号
NAGOYA-SOME-3635
商品名
本場黄八丈着物地/初代山下めゆ作
品質
絹100%
価格
※メール、またはお電話でお問合せ下さい。
巾/ 長さ
※38cm程(※約一尺程)/※12m60程 (※約三丈三尺三寸)多少の誤差はご容赦ください。その他はお尋ねくださいませ。

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叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)



麦蒔し

畑に白鷺

歩み居り


亀山節子

春耕


百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

誉田屋年始展、中日。 しかし…何度も繰り返しになるがすばらしかった。 どこにでもあるような帯を創るのではなく工藝としての帯を創り続けている織匠なのだけれど、観るものすべての(大袈裟ではなく)帯という帯が、そこに在る、というだけで周りの空気までもをしんとさせる(これは実際にその場を観てもらわないとわからないかなぁ…) そう、、、至極有体な言葉で言えば美術工藝…、乾坤一擲の籠められた作品が置かれている…、 そうだ、、、まるでアートミュージアムのようなのだ。

もうここまでくるとは帯としての評価だけでなくもちろん着物としての評価だけでなく、唯々一つのテキスタイルとして見事としか言いようがない。もちろんその独特の意匠/designの評価は割れるところもある。 きっと唯々西陣織を見てきただけの人(業者)にはその見事な古典美はわからないのかもしれない。 感じられるか(わかるか)どうかはそれまでの経験(眼や手の成熟)やどのようなものを見てきたかの履歴が大きく物を言う。 未熟な人だと「見たことないね〜」とか「変わってるね〜」ってなってしまうだけで「もう少し売り易そうな物無いの?」って言われてしまうのだそう…。嘆かわしい。。。

誉田屋の創り続けてきたものは、きっと(私の知る限り) 帯屋としての二百八十年の生涯、ぶれていない。 眼差し? 見据える先が百歩も二百歩も違う。 まさに温故知新。故きを温ねて新しきを知れば、以て師と為す。

私は職業柄(当たり前か)は織物を見る機会が多いんだけれど、こんな機屋、‥‥現代の西陣には極めて少ないよなぁ…。 私の知る限り、他に一軒しかない。 もちろん百の作品を観て色々零れ落ちて<それは私の個人的な好みによって>しまう感じもあるけれど、 …きっと西陣で一二で好みかもしれない。 一部の作品には(あくまでも作品にね)もうただただひれ伏した。 教科書的でありながら、三十有余年の経験の中で一度も眼にしたことのない意匠。。。西陣はまだまだ深い。

こちらは誉田屋ならではの意匠/designで織り上げられた九寸名古屋帯。 なんとも美しい箔使い、、貼りこんだ箔を剥がしながら斑を表現する技法は他にも見られますが、こちらの品は仕事がとても美しい。 加えてこの意匠美、、、なかなか太刀打ち出来ないなぁ、、、。 これでこの価格だと、他はどうしたって追い付けない。。。付下げや色無地、江戸小紋などにどうぞ。 きっとこの帯を締めるだけで着物の印象が数段上がる筈。です。




百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

【商品情報】

商品番号
NAGOYA-SOME-3635※SOLDです。ありがとうございました。
商品名
真糊糸目友禅/九寸名古屋帯・紬地
品質
絹100%
価格
※メール、またはお電話でお問合せ下さい。
巾/ 長さ
※お仕立て上がりの際のサイズは帯巾・八寸〜八寸二分程。/ 長さは九尺八寸程。多少の変更は出来ますのでお尋ねくださいませ。

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叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/19(火)



一輪の

梅を見頃と

僧言へり


小浜史都女

百鳥


叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/19(火)

■誉田屋源兵衛

きっとこの名前は着物に関心をお持ちの方であれば一度や二度はキモノ専門誌で見たり、聞いたりされたことがあると思います。 創業二百八十年、帯の製造販売の老舗。 帯と一口にいってもそんじょそこら(失礼)の帯ではなく、どの一品を手に取っても工藝帯地の極み。 このお正月、年数回催される新作発表会の中で一番品の揃う年始展に足を運んだ。

ここ誉田屋の展示は極めて感覚的でよくある西陣の展示会とはまったく以て趣を異にする。 作品は一点一点丁寧に置かれ(陳列され)作品のコンセプト(出典や範とした歴史物、どう取り込んだか、或いはどのようにアレンジしたか。)を噛んで含むがごとく伝えてくれる。 要するに帯オタクなのだ。(あ、これは褒め言葉です。私はモノを購入する際の基準はその人がその品のオタクなのか否か、なのです。) 昨今では珍しい。 本来であればそれが当然(少なくとも望ましい。)ことなのだが、いつみても変わり映えのしない焼き直しの商品が山積みされている展示会とは商いとしての入り口からして違うし、西陣の多くの販売員にそうした部分はない。 話すのは算盤(卸価格)ばかり。なのでもういまは訊かない。

誉田屋は作品に対する社員の想いが違う。 自分たちが何を創ったのか。 なぜ、それなのか。 そこにどのような想いが籠められているのか。 等々みな一様に漲っている。 そこからして素晴らしい。 そしてそれを共感いただければ嬉しい、という印象だ。 広々とした(そんな印象は超えているか。)社屋や設えを見ると誉田屋の歴史に裏付けされた財力を感じてしまうけれど、それはそれで弊店のようなものから見ると一消費者の感覚で楽しかった(笑)ですね。 しばらくぶりに京都で(織物)刺激を受けて脳が活性化して眠れませんでした。 織物もまた折々にご紹介させて頂くつもりですが、今回はその誉田屋で見つけたちょっと面白いもの(友禅の帯) 京都の染物屋さん、うかうかしておられませんぞ。 まぢで。。。


叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/19(火)

叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/19(火)

叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/19(火)

叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/19(火)

叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/19(火)


銘するならば・・・
株を守りて兎(うさぎ)を待つ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと 野良(のら)かせぎ
そこへ兎(うさぎ)が飛んで出て
ころり ころげた 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝(ね)て待とか
待てば獲(え)ものは 駆(か)けて来る
兎ぶつかれ 木のねっこ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑(きびばたけ)
いまは荒野(あれの)の箒草(ほうきぐさ)
寒い北風 木のねっこ 

有名な寓話からヒントを得て創作した九寸名古屋帯。 寓話そのものも柳の下のどぜうと同じでとてもユーモラスで面白いのですが、なによりあまりにも見事な画づらについ購入(仕入れなのですが、気分は購入)紬地に描かれたそれはもう室町の染めの専門工房も裸足で逃げたくなるような出来栄え。 決して安くはないのですが、仕事を想えば至極当然。 むしろ決して高くはないのです。
今年は申年なので年女の方はもちろんのこと、そうでなくても寓話のモチーフとしていつ御使い頂きましても大丈夫なのです。 結城紬や大島、木綿の着物にも素敵でしょうね。。。こんな帯を「とくに…」って感じで締められたら…シャッポを脱がなければ。。。
※SOLDです。ありがとうございました。

【商品情報】

商品番号
NAGOYA-SOME-3635※SOLDです。ありがとうございました。
商品名
真糊糸目友禅/九寸名古屋帯・紬地
品質
絹100%
価格
※メール、またはお電話でお問合せ下さい。
巾/ 長さ
※お仕立て上がりの際のサイズは帯巾・八寸〜八寸二分程。/ 長さは九尺八寸程。多少の変更は出来ますのでお尋ねくださいませ。

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本場結城紬展の一部ご紹介です。





美しい目福21

美しい目福21

美しい目福21

美しい目福21

美しい目福21

美しい目福21

美しい目福21




本場結城紬



本場結城紬/地機展のお品の一部ご紹介

本場結城紬/2011ユネスコ世界無形文化遺産登録
重要無形文化財指定60周年記念

地機(いざり機)霞ボカシ織
(※重要無形文化指定)

使用糸.福島県保原産入金真綿

苔色(苔生した深い灰緑/深緑を帯びた深いグレイ) のボカシ

一点限り

¥864,000




 


結城紬展

◆本場結城紬展◆

結城紬展

◆本場結城紬展◆


※本場結城紬/地機
※本場結城紬/地機名古屋帯
※本場結城紬/地機・杢
※重文久留米絣、など。。。


一品ひとしな厳選しておりますので点数は少ないですが
素晴らしいお品ばかりです。
どうぞお気軽にお越しください。


とき/11月17日(木)〜22日(火)まで
※AM10:00〜PM6:00
ところ/弊店

***********************************
〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流(みつる) 
***********************************
 

結城紬展

公長斎小菅工藝竹籠展



茜消えて

野に残りたる

茜草


伊丹さち子

馬醉木


結城紬展

◆小さな個展/公長斎小菅・工藝竹籠展◆


精緻を極める職人の手わざに見惚れます。

それは竹を植え、育てるところから始まります。
竹を刈り、鞣し、面取りをしひごをつくり、編み上げてゆく。
僅かな歪み、ほんの少しの誤差も許されない。
それはまさに手わざを極めた職人による工藝品なのです。


厳選しておりますゆえ、品々多くはございませんが
素晴らしいお品ばかりです。
ご案内状は送付しておりません。 
どなたさまもどうぞお気軽にお越しください。


とき/10月8日(木)〜13日(火)まで
※AM10:00〜PM7:00
ところ/弊店

***********************************
〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
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結城紬展

小さな個展/染め帯展

結城紬展

◆小さな個展/染め帯の匠◆


染織家の想い 職人の息吹
久呂田明巧・関美穂子・高山和子他

厳選しておりますゆえ、品々多くはございませんが
素晴らしいお品ばかりです。
どうぞお気軽にお越しください。


とき/9月10日(木)〜13日(日)まで
※AM10:00〜PM7:00
ところ/弊店

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〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
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結城紬展

◆工藝キモノ野口展◆

結城紬展

◆工藝キモノ野口展◆


京友禅の老舗、野口の染物を
展示販売致します。

厳選しておりますゆえ、品々多くはございませんが
素晴らしいお品ばかりです。
どうぞお気軽にお越しください。


とき/11月14日(金)〜18日(火)まで
※AM10:00〜PM7:00
ところ/弊店

***********************************
〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
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結城紬展

◆岡田その子さんの染め帯&お単衣の染め帯展◆



様々な作品を見て思う… 


工房作品の染色が有名作家の「作品」と比較して

劣っているとは思えない そもそも、染織作品の美しさは

染織家や職人の名に比例するものでは決してない


染織に美の本質を見つけることの出来ない人にとって

わかり易い名前は、作品が美しいということよりも

はるかに大きいのだろう


美意識において作品を観ることがないのならば

それはすでに「美しさ」とは離れたものなのかもしれません


展示会

◆岡田その子さんの染め帯&お単衣の染め帯展◆


単衣のお着物に使い易い染め帯
単衣にお仕立てされても心地よい真綿紬を
ご覧頂けます。
初めましての方もどうぞお気軽に
お越しくださいませ。

◇出品予定/紬の染め帯・麻の染め帯
◇出品予定/米沢紅花
※出品商品は多少変更になることがございます。

とき/2014年4月18日(金)〜21日(月)
※AM10:00〜PM7:00
(PM7:00以降にご来店をご希望のお客様は
前もってお知らせくださいませ。)
ところ/弊店
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〒468-0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
TEL052-800-8108
きもの水流
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江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

御草履の御誂え会

ご案内

◆御草履&下駄のお誂え会◆

毎年ご好評戴いております御草履と下駄の

お誂え会を下記の日程で開催いたします。

お気軽にお越しくださいませ。
ご来店お待ちいたしております。

※現品限りのお品もございます。売り切れの際はご容赦くださいませ。

とき/2014年3月21日(金)〜24日(月)

AM10:00〜PM7:00

ところ/弊店

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〒468-0054

名古屋市天白区横町708

よこまちふぉーすとあーずB

TEL052-800-8108

きもの水流

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江戸小紋展

※今回はご案内状をご用意しておりません。
お気軽にお越しくださいませ。

鈴木紀絵さん作品展の一部ご紹介



もののふも

踏みしや花の

石畳


野口光枝

高籬


鈴木紀絵


本日最終日、
鈴木紀絵さんの「きもの/帯展」

出品のお品から、その一部を
ご紹介させて頂きます。

■鈴木紀絵作型絵染九寸名古屋帯/花鳥豆絞り・白鼠縮緬地…■

選ばれた生地の質感に…

絞りの美しさに…

彩色の美しさに…

可憐な意匠に心を留めて

そのまま暫し時間(とき)を奪われてしまう・・・
そんな作品です。 

唯単に美しいのだけではく
知らぬ間に魂を奪われてしまう… そんな魅力が在るのです・・・

 本日最終日、もう終わってしまいます。。。




鈴木紀絵鈴木紀絵

鈴木紀絵さん作品展の一部ご紹介



祖父の手の

中の玉虫

のぞき込む


谷上佳那

百鳥


鈴木紀絵


2月6日からの、
鈴木紀絵さんの「きもの/帯展」

出品のお品から、その一部を
ご紹介させて頂きます。

■鈴木紀絵作着物地/祈り・インドにて…■

模様の中の一つに目を留めて、そのまま暫し心を奪われてしまう・・・
そんな着物地です。 

唯単に美しいのではなく
知らぬ間に心を取られてしまうかのような魅力が在るのです・・・

こんな素敵な作品を創る源はなんなのだろうか。
きっと心眼に付けられたフィルターが違うのだろう・・・

鈴木紀絵さんの作品には唯々そう想わされてしまう力が在る。

想えば二年前、鈴木紀絵さんの作品が好きで個展をさせて頂くご縁に恵まれ
それが今回さらに素敵になっていた。

知らぬ間にお客様と同じ目線で愉しんでしまっている自分に
はたと気付き、可笑しさがこみ上げる。。。


鈴木紀絵さんの作品の魅力
ちゃんと感じられるかどうかは
きっと、これまでにどれくらいの染織を見てきたかどうか。 

何も見たことがなければただただ「可愛い」だけで終わってしまうのかも。
つまり…眼の成熟、感性の啓きが必要なのかもしれない。
いいものを見るって、、、とても大事な事なんだと思う。 




鈴木紀絵鈴木紀絵

鈴木紀絵さん作品展の一部ご紹介



実となりし

ばかりのぶだう

風若し


幡江美智子

百鳥


鈴木紀絵


2月6日からの、
鈴木紀絵さんの「きもの/帯展」

出品のお品から、その一部を
ご紹介させて頂きます。

■鈴木紀絵作九寸名古屋帯/鳥に葡萄唐草■

もう、可愛いという形容以外の言葉が見つからない・・・
そしてどうしても一つは欲しいと思ってしまう・・・
鈴木紀絵さんの作品には唯々そう想わされてしまう力が在る。

想えば二年前、鈴木紀絵さんの作品が好きで個展をさせて頂くご縁に恵まれ
それが今回さらに素敵になっていた。

知らぬ間にお客様と同じ目線で愉しんでしまっている自分に
はたと気付き、可笑しさがこみ上げる。。。


鈴木紀絵さんの作品の魅力
ちゃんと感じられるかどうかは
きっと、これまでにどれくらいの染織を見てきたかどうか。 

何も見たことがなければただただ「可愛い」だけで終わってしまうのかも。
つまり…眼の成熟、感性の啓きが必要なのかもしれない。
いいものを見るって、、、とても大事な事なんだと思う。 




鈴木紀絵鈴木紀絵

鈴木紀絵さん作品展のご案内

季・とき折々…


鈴木紀絵さんを評するなら・・・。


鈴木紀絵さんは植物や動物達の生命の煌めきを、或いは美しくも儚い移ろいを、少しも色褪せることなく、そして少しも曇らせることなく、いまそこに在る生命(いのち)として表現することの出来る稀有な染織家です。  それは森羅万象の美しさを自分の彩として一枚の絹布の上に染め重ねてゆくということ…。

時には絞りで葉書を模り、時には手描きで最上に美しい花の彩を注し、或いは型で連続性を表現しているのです。 文字や言葉にすれば何も繋がりが無いかのように思えるそれらは一枚の絹布の上で見事に美しい面を創り調和を見せているのです。


鈴木紀絵さんは暮らしの中で流れゆく時間(とき)の一片を切り取るかのように、植物や昆虫の歓びに満ちた「生」のその一瞬を捉え、脳裏に記録し続けているように思います。 すべての作品には鈴木紀絵さんがその眼に焼き付けた一コマ一コマが紀絵さんのフィルターを通して絹布に再現されているのです。


一昨年の一度目のお披露目から今日まで長い時間お待ち頂きました。
待望の鈴木紀絵さんの新作お披露目会第二回目です。 作品点数としてそれほどたくさんではございませんが、ひと品ひと品創意の籠められた素敵な作品ばかりです。 この機会にどうぞご覧ください。


季・とき折々…



ところ/弊店

名古屋市天白区横町708

とき/平成26年2月6日(木)〜9日(日)迄

AM10:00〜PM7:00

※ご案内状は不要です。お気軽にお越しくださいませ。

※時間外のご来店も承ります。お気軽にお尋ねくださいませ。

きもの水流



江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

工藝きもの野口のきもの帯展



沙羅双樹の

花浴びし夜の

深眠り


田中藤穂

水瓶座


工藝きもの野口の刺繍帯


本日より、三日間だけの
工藝きもの野口の「きもの/帯展」


出品のお品から、その一部を
ご案内させて頂きます。


■蝋纈染九寸名古屋帯/更紗■


なんとも可愛くもあり(もちろん大人の女性の可愛さとして)
エキゾチックでもあります。


生地は小千谷の織物
朱を基調に独特な更紗が染め描かれています。
異国情緒たっぷり、極めて魅力的な
更紗の帯のご紹介です。


結城紬、大島紬などカジュアルな装いを
ひとつもふたつも上質なカジュアルに・・・。


工藝きもの野口の刺繍帯

工藝きもの野口のきもの帯展



琴の会

果てたる湖畔

道の月


中原吟子

雨月


工藝きもの野口の刺繍帯


本日より、三日間だけの
工藝きもの野口の「きもの/帯展」

出品のお品から、その一部を
ご案内させて頂きます。

■金彩友禅九寸名古屋帯/メディチ家紋白茶■

メディチ家/ウイキペディアより・・・ルネサンス期の
イタリア・フィレンツェにおいて銀行家、政治家として台頭。
フィレンツェの実質的な支配者として君臨し、後にトスカーナ大公国の
君主となった一族である。
その財力でボッティチェリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、
ヴァザーリ、ブロンツィーノ、アッローリなどの多数の芸術家をパトロンとして
支援し、ルネサンスの文化を育てる上で大きな役割を果たしたことでも知られている。
・・・・・・・・・・・・・・・・

ヨーロッパの紋章も、こうして日本の美しさの中に置いてみると
・・・ そして侘び寂とは別の表現方法で表してみると・・・

画像はホタル暈しの小紋に適わせています。
貴族の城と、その庭に舞うホタルのようで
素敵ではないでしょうか。。。


工藝きもの野口の刺繍帯工藝きもの野口の刺繍帯

工藝きもの野口のきもの帯展



藤房や

にはかに和服

着てみたく


出口賀律子

雨月


工藝きもの野口の刺繍帯


本日より、三日間だけの
工藝きもの野口の「きもの/帯展」

出品のお品から、その一部を
ご案内させて頂きます。

■総刺繍九寸名古屋帯/絞り扇に葵文様■

クラシカルな・・・という表現ではなく
古典的な・・・
しかも、表面的に見ただけでは、現代のモノなのか
それとも古(いにしえ)のモノなのか、
瞬時には判別出来ないほど、
古の美しさを漂わせています。。。

お色目、、、意匠/文様、、、すべてが美しく調和し、
存在感を放っています。

色無地、江戸小紋などにどうぞ。。。


工藝きもの野口の刺繍帯

工藝きもの野口のきもの帯展



寒梅や

和紙一片の

昼の月


森理和

あをかき


工藝きもの野口の刺繍帯


明日からの、三日間だけの
工藝きもの野口の「きもの/帯展」

出品のお品から、その一部を
ご案内させて頂きます。

■金彩友禅菊綾杉附下■

伝統的な京都の友禅
古から伝わる意匠/文様を古より伝え続けられる
技法を持って染められる。
京都の薫りに満ち満ちた友禅です。


雅やかなでもあり、絢爛なだけではない・・・
極めて質の高い仕事が尽くされているのに、
抑制のきいた印象に留められている。。。

お召しになる人の品を想わせ、
品位の高さを感じさせてくれる附下です。

適わせる帯によって儀礼装から、略式礼装まで。。。


工藝きもの野口の刺繍帯

工藝きもの野口のきもの帯展



瑠璃色の

北上川や

秋深む


山路紀子

風土




工藝きもの野口の刺繍帯


明日からの、三日間だけの
工藝きもの野口の「きもの/帯展」

出品のお品から、その一部を
ご案内させて頂きます。

■京友禅七宝繋ぎ附下■

いかにも古都、京都の染物という雰囲気に
満ちた染めものです。
はんなりとは少し違う・・・

雅やかななかにあって、絢爛豪華ではない・・・
上質な仕事が尽くされているのに、
抑制のきいた印象に留められている。。。

お召しになる人の品を想わせ、
品位の高さを感じさせてくれる附下です。

適わせる帯によって儀礼装から、略式礼装まで。。。



工藝きもの野口の刺繍帯

工藝きもの野口のきもの帯展



夜毎読む

ヘッセの絶詩

秋深む


滝川あい子

雨月


工藝きもの野口の刺繍帯


明日からの、三日間だけの
工藝きもの野口の「きもの/帯展」

出品のお品から、その一部を
ご案内させて頂きます。

■総刺繍琳派袋帯■

もう、見事という形容以外の言葉が見つからない・・・
それほどの刺繍が尽くされた袋帯です。

刺繍もここまでくると、ただただ
息をすることすら忘れて、魅入ってしまいます。

訪問着や附下、色無地、、他には極細の鮫小紋や
行儀、角通しのお着物などにおひとつどうぞ・・・。


工藝きもの野口の刺繍帯

美しい日本の染織・小さな個展のご案内



糸車

置きて冬めく

畳かな


和田敏子

雨月


美しい染織

◆工藝きもの野口の着物/染め帯展◆


思わず息をのむような美しさ・・・
見事なまでの筆使いと刺繍・・・


厳選した野口のお品を展示いたします。
※ご案内状をお持ちでなくても構いません。

弊店はいわゆるセレクトショップです。
ひと品ひと品吟味の尽くされたお品を揃えております。


とき/11月16日(土)〜18日(月)まで
※AM10:00〜PM7:00
ところ/弊店


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〒468−0054
名古屋市天白区横町708
電話」052−800−8108
きもの水流  
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美しい日本の染織・小さな個展のご案内



青時雨

椅子にかくれし

詩の手帳


加藤美代子

炎環


美しい日本の染織

◆出雲織・久留米絣◆


絣の美しさの極み・・・
青戸柚美江さん

藍を溶かし込んだかのよう・・・
山崎愛子さん

下記期間中、お二方の作品のほか稲嶺杏子さんの着物地など
厳選したお品を少しだけ展示しております・・・

弊店はいわゆるセレクトショップです。
一品一品吟味の尽くされたお品を揃えております。


お気軽にお越しください。
【※画像は山崎愛子さん作品/出雲織】

とき/10月18日(金)〜20日(日)まで
AM10:00〜PM7:00
(最終日はPM6:30まで)
ところ/弊店

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〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
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高久尚子作品「石楠花」「椿」

「季・とき」折々


高久尚子作品
蝋纈染/石献花(しゃくなげ)椿
塩瀬地


現代工芸美術家協会に籍を置く染織作家の高久尚子さん、制作されるのは蝋纈染めの作品です。 画像やお名前から、はて、もしや?、と思われた方も居られるかも知れません。 そう、高久尚子さんは日展会員であられた故高久空木(たかくくうぼく)さんの娘さんです。(※あられた、と書きましたのは、自身の制作理念と日展の測りの大きな溝を埋められず、自ら退会されたから、と聞いています。)


お父様である高久空木さんは稲葉村(現壬生町)のお生まれです。 蝋纈染めで染め描き上げられる絵画的な作風は、ピカソの影響も大きいと後に述べられています。 新文展では「南瓜紋染二曲屏風」が当時の最高賞である特選を受賞されました。 他に染色壁面装飾「大いなるメロン」という代表作があります。 後年、淡い単色(ほとんどが白いキャンバス)の地に花鳥を描くといった帯の染色に力を注ぎ、帯の空木と称されました。


さてさて、、、蝋纈染めと一口にいっても様々な種類がありますが、高久さんの作品は蝋で堰を作ってその中をを彩色する堰出し(せきだし)の技法で染められています。 ゴム糸目で防染する友禅よりもやわらかで自然な滲みが特徴です。

蝋纈染めに使われる蝋にはカルナバ蝋、ステェアリン酸、木蝋や蜜蝋など、色々な蝋があります。 これは制作の方法や、求める染め上がりの表情によって使い分けられます。 また、染める時の温度や湿度、筆使いの速い、遅いで染めの表情/ニュアンスが違ってきます。
つまりは経験と熟練の技が必要とされるのです。


それにしても・・・見事な蝋の使い方、、そして儚さを憶えるような繊細極む染め・・・華奢な肩にはずしりと重い、父空木氏の名を近々に襲名されるそうですが、空木さんに勝るとも劣ることのない筆使い・・・ 秀逸としか表現しようがありませんし、その名に値する腕だと思います。 見事に美しい染め・・・これほどの蝋纈染が、アンティークやビンテージなどでなく、現行品として購入する事が出来る・・・なんとも素晴らしいことです。


文責/足立浩一

渋谷和子作品「椿」

「季・とき」折々

開催中の個展の作品のご紹介

これまでに渋谷和子さんにお目に掛かる幸運に恵まれたことはないのだけれど、今回の作品展では作品の帯を心ゆくまで堪能した。(主催者が堪能したというのも可笑しなお話だけれど、訪ねて下さったお客様にご説明しながら、益々魅入ってしまったという事・・・) 


八十余歳というご年齢にも拘らず、この作風である。 訊くところによれば、自分が着てみたい、締めてみたいものを創作しておられるようで、益々惹き込まれてしまった。 京都書院の染織の美に型絵染として取り上げられるほどの渋谷和子さん、その染は型絵染には不可欠と言える型紙を彫るところからその仕事は始まります。 渋紙を用いて型をつくり、糊で防染して染める。その伝統的技法は、渋紙を錐や刀で穴を開け、模様をつくるという制約故に特有の表情が生まれます。


渋谷さんの作品は総じて力強いのですが、反面女性的な可愛らしさも表現しています。 渋谷さんは多様な色彩によって華やかな色彩美を形成しています。 また、デッサン力には目を見張るものがり、渋谷さんの作品には独特のモノを捉える力を感じることが出来ます。 その意匠/designと彩色美は時にエゴイズムを伴って作風に表れるのだけれど、それが実に魅力的な味わいとなって見る者の目に迫って来るのです。 
大人の女性の色気や可愛さを感じる作品は、まるで息を殺し、一思いに描き染めたかのような印象を想わせます。 迂闊に身に纏えば、あっさり撥ね付けられてしまいそうな強さを感じるのです。 でも、その反面、想いを持って適わせば、とてつもなく魅力的な表情を見せてくれる・・・ そうした帯はそれほど多いものではないのです。 

誰かの装いはあなたには真似出来ないけれど、あなたの装いは他の誰かに真似出来ないものです。 お洒落とは本来そうしたもの・・・ それ故に私はそうしたニュアンスをとても大切にしているのです。

画像はご案内状に掲載の「椿」です。
文責/足立浩一

美しく可憐な染め帯展のお知らせ

美しく可憐な染め帯展

◆高久尚子・渋谷和子の染め帯◆

繊細で優美を極めた手描き友禅
高久尚子さん

可憐と彩色美が交差する型絵染
渋谷和子さん

お二方の作品のほか素敵な染め帯
数はたくさんではありませんが・・・

弊店はいわゆるセレクトショップです。
一品一品
吟味の尽くされたお品を揃えております。


お気軽にお越しください。

とき/9月20日(金)〜24日(火)まで
AM10:00〜PM7:00
(最終日はPM5:00まで)
ところ/弊店

***********************************
〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
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◆お単衣の染め帯&お単衣の真綿紬◆



様々な作品を見て思う… 

工房作品の染色が有名作家の「作品」と比較して

劣っているとは思えない そもそも、染織作品の美しさは

染織家や職人の名に比例するものでは決してない

染織に美の本質を見つけることの出来ない人にとって

わかり易い名前は、作品が美しいということよりも

はるかに大きいのだろう

美意識において作品を観ることがないのならば

それはすでに「美しさ」とは離れたものなのかもしれません


展示会

◆お単衣の染め帯&お単衣の真綿紬◆


お単衣に使い易い染め帯
お単衣にお仕立てされても心地よい真綿紬を
ご覧頂けます。
初めましての方もどうぞお気軽に
お越しくださいませ。

◇出品予定/紬の染め帯・縮緬の染め帯・塩瀬地の染め帯
◇出品予定/飯田紬・米沢紅花
※出品商品は少々変更になることがございます。

とき/2013年4月19日(金)〜22日(月)
※AM10:00〜PM7:00
(PM7:00以降にご来店のご予定のお客様は
前もってお知らせくださいませ。)
ところ/弊店
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〒468-0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
TEL052-800-8108
きもの水流
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江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

◆御草履&下駄のお誂え会◆

ご案内

◆御草履&下駄のお誂え会◆

毎年ご好評戴いております御草履と下駄の

お誂え会を下記の日程で開催いたします。

お気軽にお越しくださいませ。
ご来店お待ちいたしております。

※現品限りのお品もございます。売り切れの際はご容赦くださいませ。

とき/2013年3月14日(木)〜19日(火)

AM10:00〜PM7:00

ところ/弊店

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〒468-0054

名古屋市天白区横町708

よこまちふぉーすとあーずB

TEL052-800-8108

きもの水流

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江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

江戸の粋 東京染江戸小紋 職人の手業



日本の職人の手仕事の極み

東京染江戸小紋

江戸小紋展江戸小紋展

◆極型江戸小紋/創作江戸小紋展◆

極細密鮫小紋・毛万筋26糸入り・小片細工など

本物の江戸小紋をご覧戴けます。

とき/2013年2月8日(金)〜12日(火)

AM10:00〜PM7:00

ところ/弊店

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〒468−0054

名古屋市天白区横町708

よこまちふぉーすとあーずB

電話052−800−8108

きもの水流

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江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

◆竺仙の浴衣・夏の薄もの展◆

竺仙の浴衣・藍色浴衣〜夏の薄もの展

◆竺仙の浴衣・夏の薄もの展◆

スタンダードな藍色浴衣
涼やかな小千谷縮…
無形文化財長板中形の夏きもの
薄ものの帯・半巾帯etc…

弊店はいわゆるセレクトショップです。
数はたくさんございませんが、一品一品
吟味の尽くされたお品を揃えております。

涼を想わせるお品を揃えてお待ちしております。
お気軽にお越しください。

とき/5月16日(木)〜20日(月)まで
※AM10:00〜PM7:00
ところ/弊店

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〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
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江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

本場結城紬と帯〆帯揚げ展



古の技法を何も変えることなく

いざり機により織り上げられる結城紬/地機

極上の着心地、羽衣のようとも賞されるそれは

些かも過ぎた評価ではないのです


季・とき折々…

季・とき折々…


■本場結城紬展/地機(いざり機)
 ※重要無形文化財指定/ユネスコ世界無形文化遺産
本物の結城紬をご覧戴けます。

■帯〆/帯揚げ展
 ※お洒落物を中心に取り揃えております。

とき/2012年11月10日(土)〜18日(日)
※AM10:00〜PM7:00

※期間中は水曜日も営業しております。
※時間外のご来店も承っております。お気軽にお申し付けください。

ところ/弊店
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〒468−0054
名古屋市天白区横町708 
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流
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江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

秋の彩り/道行コート・長羽織・道中着 御誂え会

季・とき折々…

季・とき折々…


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一枚は必要な道行コート、

お洒落には織りたい長羽織…

道中着も欲しい…


秋彩揃えてお待ちしております。
お気軽にお越しください。

とき/10月12日(金)〜16日(火)まで
※AM10:00〜PM7:00

ところ/弊店

***********************************

〒468−0054

名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108

きもの水流

何かお気付きになられました事、ご不明な点、
掲載品についての
お尋ねなどございましたら

E-mail 

info@gofukuyasan.jp

まで、お寄せ下さいませ。
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江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

夏の薄もの/浴衣展のお知らせ

夏の薄もの/浴衣展

・竺仙の浴衣

・有松鳴海絞りの浴衣

・長板中形の浴衣

・小千谷縮/薄もの

・盛夏の薄もの・・

・本麻半巾帯・等々

※会期の後半におきましては売り切れのお品がございましたら
ご容赦くださいませ。
季・とき折々…有松鳴海絞浴衣地/板締め立涌工藝竹籠夏の御履物

ところ/弊店

名古屋市天白区横町708

とき/平成24年6月23日(土)〜26日(火)迄

AM10:00〜PM7:00

※ご案内状はお配りしておりません。

 お気軽にお越しくださいませ。

※時間外のご来店も承ります。

 お気軽にお尋ねくださいませ。

きもの水流

江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

会津若松・凛の更紗展と草履の御誂え受注会



会津若松・凛の木版更紗


川端美朝の木版更紗展

会津若松・凛の更紗



貴女だけの一足を誂えま専科♪

草履の御誂え

■会津若松・凛/木版更紗の着物と帯

■会津若松・凛/チャンチンバティックの着物と帯

■会津若松・凛/山葡萄の蔓バッグ

■川端美朝/古代印度木版更紗の着物(着尺)

■川端美朝/古代木版更紗の訪問着

■中村勇次郎-喬/江戸小紋-着物

-------------------- など等。


ところ/弊店

名古屋市天白区横町708

とき/平成二十四年四月六日(金)〜十日(火)迄

AM10:00〜PM7:00

※ご案内状は不要です。お気軽にお越しくださいませ。

※時間外のご来店も承ります。お気軽にお尋ねくださいませ。

きもの水流

本場結城紬展



いよいよ明日から…。


季・とき折々…

お待たせいたしました。
本場結城紬展が明日から始まります。
すでにご存知かもしれませんが、
本場結城紬とは言えその品質は様々です。
弊店の取り扱う本場結城紬は純国産糸を使い、
糸の履歴まで遡ることの出来る由緒正しい結城紬
つまり重要無形文化財指定の本場結城紬が定める条件に加え
さらに厳しい基準を自社で設け厳格に守り続けている結城紬です。
本場結城紬をご検討の方でとりわけ「安心」をお求めの方は
是非この機会にご覧戴ければと思います。
ご高覧お待ちしております。

きもの水流
店主

江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

鈴木紀絵/新作お披露目展・本場結城紬高機点&長襦袢

季・とき折々…


鈴木紀絵さんは対象物の生命の煌めきを、美しくも儚い移ろいを、決して色褪せることなく、そして少しも曇らせることなく、いまそこに在る生命(いのち)として表現することの出来る稀有な染織家です。 森羅万象の美しさを自分の彩に変えるべく・・。

時には絞りで葉書を模り、時には手描きで花の最上に美しい彩を注し、或いは型で連続性を表現しているのです。文字や言葉にすれば繋がりが無いかのように思えるそれらは一枚の絹布の上でも見事に美しい面を創り調和を見せています。

鈴木紀絵さんは暮らしの中で日常の一片を切り取ると同時に、植物や昆虫の歓びに満ちた「生」のその一瞬を捉え、脳裏に記録し続けているように思います。すべての作品には鈴木紀絵さんの創作する歓びまでも感じられるのです。

長い時間お待ち頂きました。
待望の鈴木紀絵さんの新作お披露目会です。

季・とき折々…


本場結城紬という選択

初めての高機を選ぶ・・。


うっかり眺めていると知らず々の内にその色と織り感に惹きこまれてしまいます。単なる無地の様でいてその実単純な無地ではありません。あくまでも一色で染められた真綿糸が織りなす絹衣・・ 
織に深みを湛えた無地感覚の結城紬なのです。

本場結城の名誉を熟考した上であえて申し上げますが、本場結城紬と言えどもその品質は一定ではありません。 正直に申し上げればその真逆と言わざるを得ないものでもあります。正真正銘の本物の本場結城を見にいらして下さい。見るだけだから・・と言う方も遠慮されることはありません。今後のために、またこの先でご検討をされている方でしたら尚更です。その気持ちは胸に秘めたまま、お勉強にいらしてください。



季・とき折々…


長襦袢を誂えま専科♪



季・とき折々…

ところ/弊店

名古屋市天白区横町708

とき/平成二十四年五月十七日(木)〜二十二日(火)迄

AM10:00〜PM7:00

※ご案内状は不要です。お気軽にお越しくださいませ。

※時間外のご来店も承ります。お気軽にお尋ねくださいませ。

きもの水流



長襦袢は着物の下に着るものですから、当然ながらそれほどひとの目に触れるものではありません。
袖口や振りから僅かに覘く程度です。 
でも、着物をセンスよくお召しになるためには見過ごしてはならない大切なところでもあるのです。
つまり、美しさに対する感性の高い方で有れば、必ず目がゆくところでもあるのです。 
細部にまで美意識を保った装いとしたい、そんな想いの方にお召しいただきたい長襦袢をご紹介させて頂きます。

江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

工藝きもの野口のきもの帯展



クリスマス

賛美歌の

496番が好き


木村茂登子

あを




工藝きもの野口の刺繍帯


出品のお品から、その一部を
ご案内させて頂きます。
販売終了となりましたお品もございます。
もし、、、お目当てのお品があってご来店の際は
前以てご確認頂けますと有難く存じます。

■手描き友禅九寸名古屋帯/クリスマスツリー■

クリスマスツリー・・・思わずハートをギュッと鷲掴みに
されるような愛らしく可愛い意匠/designですね。 
女性ならば思わず手に取って見たくなるのではないでしょうか・・・。 

ご存知のようにクリスマスツリーには様々な意味や祈り
が籠められています。 

たとえばツリーの横に描かれた球、これは「クーゲル」と呼ばれる
エデンの園の知識の木の実(※りんご)を表しています。 

ツリーの由来の1つであるエデンの園の知識の木の実を表したもので、
赤い球だけでなく、現代ではカラフルなものもよく見られます。  

永遠の命をもたらす命の木の実ともされていることから、
永遠の象徴とされているのです。

塩瀬地に可愛くも上品なタッチで描かれたクリスマスツリー・・・
小紋にも紬にも幅広くお使い頂けます。 
実際に締めているときだけでなく、所有していることさえ愉しめる、
そんな帯なのではないでしょうか。


工藝きもの野口の刺繍帯工藝きもの野口の刺繍帯

◆本場結城紬展◆

結城紬展

◆本場結城紬展◆


※本場結城紬/地機
※本場結城紬/地機九寸名古屋帯
※重文久留米絣/1点限り、など。。。


厳選しておりますので数は少ないですが
素晴らしいお品ばかりです。
どうぞお気軽にお越しください。


とき/10月17日(金)〜21日(火)まで
※AM10:00〜PM7:00
ところ/弊店

***********************************
〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
***********************************
 

結城紬展

◆竺仙の浴衣・藍色浴衣・お単衣の結城・夏の薄もの展◆

浴衣・夏薄物展

◆竺仙の浴衣・藍色浴衣・お単衣の結城・夏の薄もの展◆

スタンダードな藍色浴衣
有松鳴海絞の浴衣
涼やかな小千谷縮…
無形文化財長板中形の夏きもの
薄ものの帯・半巾帯etc…

弊店はいわゆるセレクトショップです。
数はたくさんございませんが、一品一品
吟味の尽くされたお品を揃えております。

涼を想わせるお品を揃えてお待ちしております。
お気軽にお越しください。

とき/6月6日(金)〜8日(日)まで
※AM10:00〜PM7:00
ところ/弊店

***********************************
〒468−0054
名古屋市天白区横町708
よこまちふぉーすとあーずB
電話」052−800−8108
きもの水流  
***********************************

江戸小紋展

※ご案内状をお持ちでなくてもご覧戴けます。
お気軽にお越しくださいませ。

叙事百選集/竺仙の浴衣2013年05/12(日)

叙事/その本来の意は事実をありのままに述べ記すこと。また、述べ記したものです。
つまり、主観や論評を避けて事実のみをそのままに述べることを主とする文となります…筈です。
でも、所詮私の書き物です。曇り眼鏡と浅薄な人間性による、偏見と曲解が顔を覗かせます。(笑)
弛緩した私感が時折織り交ざることも少なくありません。ご理解の上お読みくださればと思います。

竺仙

竺仙の浴衣

秀逸な下絵、精緻な型紙によって

染められる現代の江戸模様
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『竺仙(ちくせん)の浴衣』

竺仙、その名前から何を思い浮かべられたでしょうか? <夏になると>有名着物雑誌でよく見掛ける名前、着物愛好家の友達の間で度々話題に上がる名前、有名百貨店、老舗呉服店が取り扱っている、浴衣と言えば竺仙、?… 何と読むのか知らないけどその字は見たことがある、等々、共通するキーワードは有名… 着物に関心を持たれたことのある方ならば、これまでに一度は見聞きした名前かもしれません。 

『竺仙の江戸小紋』

なにやら浴衣屋さんと間違えられることの多い竺仙ですが、竺仙は古くから妙々たる意匠の江戸小紋を染めている染匠です。 竺仙の職方はその昔から手仕事のみです。 ご存知のように江戸小紋も近年ではその制作方法も様々です。(※無論それらは江戸小紋に分類はされません。) いわゆる型紙(伊勢型紙)を使い染め上げられたものを江戸小紋と言います。 そのほかのハイテク技術で江戸小紋を正確に模写印刷したもの、それらは江戸小紋ではありません。江戸小紋風、江戸小紋調の小紋です。


江戸小紋の魅力は、割物(同柄を繰り返す)を美しく、且つ正確に染め上げるばかりではありません。 それだけが江戸小紋ならばいわゆる現代のハイテクに委ねればよい訳です。単純に精密を競うだけならば、人の手は機械に及ぶものではないのです。


竺仙の職方は腕利きなのか? もちろんそこに異論はありません。型染めと言う仕事は丁寧精密でなければまずもってお話になりません。 型染めは下絵に始まり、型彫り、送り染めに至るそのすべての仕事に極めて高い集中力を必要とされます。 唯、それは竺仙の職方だけが優れている訳ではないのです。 江戸(東京)にはそうした職人がまだまだ居ます。 むしろ職人(手業)だけなら竺仙の右に出る職人も少なからず… ただ、竺仙の凄味は職人だけではないのです。 それは多くの<秀逸な>型紙を保有しているという事。 創業150年になんなんとする歴史の強み。 まさにローマは一日にして成らず、これだけは一朝一夕にはいかないのです。


江戸小紋にしても中形にしてもつまるところ型紙の秀逸さ、ひいては型紙を彫る前の下絵の秀逸さ、言わばそこに尽きると言っても言い過ぎではないと思います。(もちろん腕のいい彫り師の存在が不可欠なのは言うまでもないのですが)

つまり、竺仙はそこを安直にしていないのです。 型染めの良否を決定付ける半分はそこなのです。 私は以前から竺仙の凄さは型紙の凄さ、言い換えれば、竺仙の真価は秀逸な意匠/designによる、と思っています。 竺仙のHPを見ていると江戸の職人固有の頑固さを目にし、?と思うところもない訳ではありません。 でも、その頑固さがあるからこそ、こうした仕事となるのでしょう。 
念のために申し添えておきますが、私は竺仙のCMをしている訳ではありません。(笑) 
竺仙の商品を取り扱っておりますが、むしろ苦言を呈する側の人間だと思っています。

竺仙

※上段/下段とも浴衣地ではありますが、下段のお品は綿紬という素材感から夏のお着物としてお仕立てされてもよろしいかと思います。もちろん浴衣でも…。

叙事百選集/江戸小紋2012年3/11(日)

叙事/その本来の意は事実をありのままに述べ記すこと。また、述べ記したものです。
つまり、主観や論評を避けて事実のみをそのままに述べることを主とする文となります…筈です。
でも、所詮私の書き物です。曇り眼鏡と浅薄な人間性による、偏見と曲解が顔を覗かせます。(笑)
弛緩した私感が時折織り交ざることも少なくありません。ご理解の上お読みくださればと思います。


人間国宝「伊勢型紙道具彫り」江戸小紋中村勇次郎

江戸小紋---古代菊

精緻を極めて彫り上げられた「伊勢型紙」 

それ自体が工藝品としての趣を保つほどの美しさ…

紋様美としてこれほど完成されたものは他にないのかもしれません。 …/

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文献によれば江戸小紋の起りは、室町時代と云われています。武家の武具である鎧や家紋などに遣われていた文様が、着物にも染められるようになったのは室町時代も後期のようです。
江戸小紋の文様は、いわゆる江戸小紋三役と云われる「鮫」「行儀」「角通し」、武士の裃に使われた「定め柄」、たとえば「菊菱」を遣った加賀藩前田、「大小あられ」の薩摩藩島津など諸国大名が定めたものと、町人たちが創意を凝らした「いわれ柄」の二つに分けることができます。 「いわれ柄」は町人たちの洒落や頓智を職人たちが表現したものが多く、思わずくすっと笑みが漏れてしまうようなもの、なるほど、と唸らされてしまうものもあります。まさに江戸に生きた人たちの零れるエスプリに往時が偲ばれるというものです。

研鑽を積み重ねた職人の手技、堆積した英知から生み出される江戸小紋。
江戸小紋は美濃和紙に彫られた伊勢型紙を使い、古来より伝え継がれた職人技で染め上げられた「染織工芸品」です。つまりは型紙を使い染める染色です。
それは製図と呼ぶのに相応しい(下絵と呼ぶには些かその印象を異にするので)文様を忠実に型紙を彫るということから始まります。専用の「錐※きり」などの道具を使い「彫り上げて」いくその作業は世界で最も生真面目と云われる日本の職人の気質に適う仕事であるかもしれません。


それはまるで精密機械が繰り返しているかと見紛う程細密な仕事、完璧が求められる作業を気の遠くなるほどの長い時を掛け、積み重ねてゆきます。集中を保ちひとの「手」によって丁寧が尽くされ、精緻を極め彫り上げられた「型紙」は「型紙」それ自体が工藝品としての趣を保つほどのものです。また、その細密に彫られた型紙を1mm以下の誤差なく長板の上で繰り返し繰り返し送り染め上げていくその仕事もまた、江戸小紋の職方の見事な手技でもあるのです。 


非効率な仕事?、何となく腑に落ちない思いを抱かれた方も少なからずおられるのではないかと思います。だったら精密は精密機械に求めればよいのではないか?。
そうです。今日では型紙に彫られた文様をPCに撮りこみ写真版として印刷(プリント)する江戸小紋調子(風)の商品もたくさんあります。むしろ市販の江戸小紋と呼ばれるものは調子や風が圧倒的に多いかと思います。
ちょっと逆説めいたお話になりますが、当時の日本の封建的とも思われる鎖国によって生じた近代工業化の遅れが職人の手業を粋を押し上げた一因とも云われるように(そればかりではないことはもちろんですが)奇しくも今日の印刷技術の発展が江戸小紋の衰退を進めてしまったとも言えるのは人智を超える不可思議な様であるのかもしれませんね。

お話を戻しますと、本物とコピーの違いは絵筆で描かれた一枚の絵画とそれを写したポスターの違いと言えば解かり易いでしょうか。一枚の絵の細部の瑕疵までも写し撮ったポスターも目に映る具象事実は同じです。書家の書き上げた墨書の胡麻のような跳ねも墨の涸れも写し撮ったポスターには同じ模様が写ります。でも筆に宿された気迫や魂までは写らないのです。その迫力の違いは臨場感、つまり作品として生きているか否かに尽きるのです。
ひとつの作品に籠められた幾つもの上質と誇り、まさにそれこそが江戸小紋なのです。


江戸小紋の凛とした美しさ、単色で染め上げた潔さは職人たちの積み重ねてきた歴史の尊きに尽きるのだと思います。そして醸し出す美しさは確実に日本的で且つ文句なく綺麗と断言出来ます。
言わば江戸小紋はまさに日本の伝統的な染色そのものであるのかもしれません。それゆえに悠久のときを経て今も尚現代に生きる私たちの心の琴線に触れ続け、日本女性の心を魅了するのかもしれません。ひとつの紋様美としてここまで完成された紋様を私はこれまでに見たことはないですね。


画像の江戸小紋はいわゆる「小紋三役」と称される江戸小紋ではありません。つまり小紋三役から想うような「礼装感」を感じることは無いのかも知れません。とは言え、これほどの小紋となりますと単なる普段遣いの小紋の印象に留まるものではありません。小紋三役ではないからと言ってひと括りに普段遣いとしてしまうべきではないように思います。格の高い西陣織の帯を御遣いになることで礼装感を保った装いとすることが出来ますし、趣向的な帯を御遣いになったとしても品位を想わせる余所行き着として御遣い戴くことも出来るのです。 むしろ小紋三役と言われる鮫・行儀・角通し特有の「きりっ」とした江戸小紋とは異なり 洒脱な雰囲気や微かな甘さを兼ね備えた印象を保っていてとても素敵ではないでしょうか。 


こちらの作品は人間国宝/中村勇次郎彫刻の型紙にて染め上げたものとなります。こちらの伊勢型は現存する型紙が旧いものとなり、型紙の破損などを考慮して新規に誂え染めの制作ご注文は承っておりません。希少な文化財保守の見地よりご理解を賜りますようお願い申し上げます。


叙事百選集/型絵染2012年11/17(土)

叙事/その本来の意は事実をありのままに述べ記すこと。また、述べ記したものです。
つまり、主観や論評を避けて事実のみをそのままに述べることを主とする文となります…筈です。
でも、所詮私の書き物です。曇り眼鏡と浅薄な人間性による、偏見と曲解が顔を覗かせます。(笑)
弛緩した私感が時折織り交ざることも少なくありません。ご理解の上お読みくださればと思います。

季・とき折々…

型絵染/下平清人

彩色を重ね、型紙を重ねることによって

生み出される積層の染色美
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型絵染、なんて聞くと「なんだ、手描きではないの?、じゃあ安物ね」と、少しばかり誤解をされている方もいるかもしれません。「型絵染/KATAEZOME」とは下絵に沿って文様を彫った「型紙/KATAGAMI」を使い絹布や綿布、或いは和紙などに防染糊を置き、刷毛を用いて引染めを施す染色技法です。(※染液に浸し、「浸染」後に水洗いして防染糊を落とし文様を染め出すものも有ります。)染色における彩色の数によっては数十枚もの型紙を使って染められるものもあり、そうしたものは並みの手描き友禅よりも高価なことも多いのです。


型絵染と言う呼称そのものは1956年に芹沢げ雹瓩侶神技法が重要無形文化財に認定された際、同じ型染めである江戸小紋や長板中形などの型染技法と区別するために用いられたようです。同じく国の重要無形文化財に認定されている江戸小紋は板場に置かれた長い一枚板に張られた布地の上を型紙を正確に送りながら糊を置き、その後刷毛で引き染めを施し染めていきます。極と称される極めて細密な文様をすっきりと染め上げることが重要なのに対し、芹沢げ雹瓩寮め作品は紅型を基礎としたもので絵画性に富む型染であることからそのように命名されたようです。


文献によると…「芹沢げ陝很声F鷭夙年、静岡市に生まれる。生家は呉服商。東京高等工業学校(現・東京工業大学)で図案を学び、民芸運動の父と云われる美術評論家、柳宗悦(やなぎむねよし)らと交流し「民藝運動」の主要な担い手となる。着物・帯・屏風・暖簾といった日本の伝統文化にかかわるものにとどまらず、本の装丁から建築内装まで幅広く活躍した。とあります。また、紙を型紙で染める技法「型絵染」で人間国宝。1976年、フランス政府より招請を与り開催した国立美術館における個展で仏政府から芸術文化功労章を受けるなど、日本の伝統美術を世界に紹介した。とされています。


これまで美術館などで芹沢げ雹瓩虜酩覆魎僂訶戮忙廚事は芹沢氏にはいわゆる美術に関して天賦の才があり、伝統的とされる染色の固定概念に捉われることのない人物なのだとの思いを強くします。氏は奇を衒う事のない斬新さ、創意に満ち満ちた作品を次々と創作されました。また、芹沢氏は染色だけに留まることなく幅広い仕事に取り組まれたようです。その生涯を通じ、判り易く、尚且つ温かみ溢れる作風を貫いており、各方面の人々に愛好されています。1984年、88歳で惜しまれつつ永眠しました。関連の薄いお話かもしれませんが、芹沢氏を崇拝してやむことのなかった白洲正子氏も同じ88歳でその生涯を閉じたことは決して偶然ではなかったのかもしれません。


型絵染を語る上で避けては通れないのが芹沢氏なのは異論はありません。然し、現代の型絵染の染織家にも当然ながら優れた染織家が存在します。その中のお一人がこちらの作品の制作者である下平清人氏です。作品は型絵染染織家下平清人氏の手によって美しく丁寧に彫上げられた型紙を使い、下平清人氏の手によって極めて美しく染め上げられた紬縮緬地の絵羽小紋です。 人間国宝芹沢げ陲忙媚し、技術の研鑽に励んできた下平清人氏の作品は丁寧が尽くされた型紙による美しさに尽きると言うことが出来るかと思います。 作品にはどこか芹沢げ雹瓩留洞舛鯀曚錣擦襪發里ありますが、民芸色が色濃く表れる芹沢げ雹瓩虜酩に対して下平清人氏の作品はどこかしら柔らかな作風でほのかな暖かみを想わせてくれます。 


その美しさの成否はやはり型紙の型彫りによって成り立っていると言っても言い過ぎではないのかもしれません。 いくら染色の技術が優れていようとも彫上げられた型紙に美しさが宿らなければなければ染織にその美しさを完結することは出来ないのです。 そして逆もまた然り、いくら美しく彫り上げられた型紙が在ったとしても 染色の技術が優れなければ見る者を魅了する美しさは宿らないものなのです。


以下はあくまでも個人的見解となりますが、力強さや信念のようなものが感じられることの多い芹沢げ雹瓩虜酩覆紡个掘下平清人氏の作品はやはりしらどこか控え目なようにも思います。こうした頁で私の想いを申し上げても詮無い事とは思いますが、それでも敢えて申し上げるなら、芹沢げ雹瓩領篭さ、染織に対する自己の信念までもが滲み出た作風もそれはそれで嫌いではありません。(むしろ好みかもしれません。)(笑) けれども個性が摺り染められたかのような、言わば「アクの強い」作品の目立つ型絵染にあって下平清人氏の作品から感じられる控えめで抑制の利いた作風は… それはとても好ましいもので、師と同様に美術的な天賦の才があるのを否めるものでは決してないのです。

叙事百選集/刺繍・京繍2012年7/7(土)

叙事/その本来の意は事実をありのままに述べ記すこと。また、述べ記したものです。
つまり、主観や論評を避けて事実のみをそのままに述べることを主とする文となります…筈です。
でも、所詮私の書き物です。曇り眼鏡と浅薄な人間性による、偏見と曲解が顔を覗かせます。(笑)
弛緩した私感が時折織り交ざることも少なくありません。ご理解の上お読みくださればと思います。

刺繍工藝

工藝刺繍染織---岸本景春

-草花秋春文-
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古くより繍/ぬいと称され、日本女性の焦がれる日本刺繍、その興りは五世紀頃、仏教美術として日本に渡来した繍仏にその始まりを持ちます。 繍仏とは縫い仏、要するに仏像、或いは仏教にまつわるものを刺繍で表現したものです。 残されたその作仏の多くは制作者(職人)の名前すら残されてはおりませんが、唯々優品として現代に受け継がれています。 日本における繍は伝えられた繍仏に留まることはなく、能装束や打掛、小袖と言った衣裳の数々に広がりを見せてゆきます。


上述のように、日本における刺繍は御仏の姿を表すもの、繍仏として伝わり広められたようです。 つまり当初は衣裳ではなく、あくまでも信仰の一助としての刺繍であった訳です。 室町時代の一時期では仏教の衰退につれて繍仏もその勢いは影を潜める訳ですが、後の戦国武将、織田信長や豊臣秀吉らの能楽への愛好はその演舞や能楽師(猿楽師)に対する賛美のみならず、華やかな刺繍の施された能装束や甲冑にも及び、為に繍が再びの発展をみたであろうことは容易に想像することが出来ます。それゆえにこの二武将の時代、安土桃山を一部の識者において日本文化のルネッサンスと称するのかもしれません。 
ただ、ルネサンスとは元来再生を意味する言葉、音楽などにもルネサンス音楽なる言葉あるようですが、芸術美術におけるそれは古代ローマの復興そのものに対して云われたものであり、なぞらえて安土桃山時代がそれと同様の意味合いを持つのかは私などにはよく判らないのですが・・。


やがて明治に入ると小袖にとって変わる正装として長着が登場します。 それに伴い袋帯が長着姿の装いの中心をなすものとして大きな発展を遂げます。 当時の袋帯は現代のような織り一辺倒ではなく、刺繍と織りがその役目を司った時代です。 また、いまでこそ、刺繍の殆どは海外に依存するものとなってしまいましたが、当時は日本の職人の為せる技であったようです。 
織物と違い、糸を自在に操り遊ぶことが出来る刺繍は平面的な意匠に留まらず、繍を重ねることでより立体的な表現を可能にし、更には刺繍技法を組み合わせることにより、様々な表現を編み出していったようです。 それにつられるように紋様の研究も進み、その結果、相乗効果として技巧/意匠の発展が遂げられたのだと思います。 
爾来百有余年、近年では本格的な日本刺繍はほぼ途絶えてしまったかに思われましたが、僅かながらも時代に適った継承者/継承団体の存在があるようです。


そもそもこうした伝統技能とはなにか特別な存在として畏怖を抱くものではありません。 また範として崇め奉るだけのものでもありません。 とりわけこうした日本古来の伝統技術は、伝統と言う名の下に容易に触れることが許されないものであったり、完成されたものであるように取り扱う傾向があるようです。 
でも、想うのですが、その時代において完成されたもののように見えていたとしても、伝統技術というものは刺繍や織り、染めに限らず、常に新しい技術を取り入れ進歩しているものなのです。 そうでなければ伝統技術とは単なる歴史の遺物に過ぎないのです。

いつの時代も職人は自己の仕事への尊厳の中で生き、伝統を確実に伝え継ぐために手を動かしています。 その一針一針がやがて後世に伝統工藝と賞される作品を残すことになり、或いは伝統工藝を枯渇させないための一針となるのです。 現代の職人の真の評価は後世に委ねることになりますが、後世に委ねる為には現代の職人の仕事の存続に我々呉服商はたとえ僅かながらも支えとならなければなりません。 本物は商い人の如く声高に何かを訴えることはあまりありません。 唯、そこに静かに存在するだけなのです。


自然が創り出す美しさ、たとえば植物が自ら内包する力で作り出す一葉一花の美しさは力強さと儚さに満ち、到底ひとの力の及ぶべくものではありません。 ことほど左様に自然の美しさは尊く、どれほどそれが小さな存在であったとしてその姿形は尊厳に満々ています。 つまり美しさをどこまで訴求したとしても、ひとの手は自然の手を凌駕することなど到底出来ないのです。 でも、反面、ひとの手でしか創れない美しさも在るのです。

掲載画像はひとの手で創られた見事としか形容するしかない岸本景春の刺繍作品です。 帯と言う言わば実用品の範にありながら芸術/美術品として観賞に耐える極めて優れた出来映えであります。
【※こちらの作品の販売は致しておりません。あしからずご了承くださいませ。】


叙事百選集/琉球染織一首里花織2012年5/3(木)

叙事/その本来の意は事実をありのままに述べ記すこと。また、述べ記したものです。
つまり、主観や論評を避けて事実のみをそのままに述べることを主とする文となります…筈です。
でも、所詮私の書き物です。曇り眼鏡と浅薄な人間性による、偏見と曲解が顔を覗かせます。(笑)
弛緩した私感が時折織り交ざることも少なくありません。ご理解の上お読みくださればと思います。


首里花織

首里花織

祈りの籠められた紋様

想いを秘めた紋様・・そして美ら色


琉球染織における首里花織…/

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15世紀初頭から19世紀にまで及ぶ琉球王朝時代、沖縄は中国や東南アジアをはじめとする、諸外国との貿易や交流を盛んにすゝめ、沖縄独自の文化を発展させるにいたりました。その恵まれた南国特有の気候風土を生かし、また琉球独自の素材を生かし、本土では見られないエキゾチックな色彩美や織物の技術を発展させてきました。  
染織の宝庫とも云われる琉球沖縄、昨今では”極めて高価な布”となり、手の届かない布になってしまった芭蕉布も言うに及ばず、そもそも多くの琉球染織は異国文化の混在する土着的なものであった訳です。つまりは沖縄の亜熱帯気候の風土の中で必然的に自然派生した島人達の日常着が琉球染織の源/ルーツなのです。


強く眩しい南国の陽光、受け継がれる風習と風土、そこに感じられるすべては南国琉球固有のものであると言えるかもしれません。 とりわけ首里は琉球文化の中心と言う自負が在るように思います。 染織はもとより、人々が暮らす町並み、家々の屋根瓦、日本語とは異なる言語、風土、風習、慣習、琉歌、音楽、舞踏、琉装・・・etc 工藝、芸能、文学、様々なものが私たちが住む本土とは異なる魅力を見せる琉球沖縄。
 こうして琉球の染織を眺めているとそこには南国特有と言えるようなエキゾチックな薫りが色濃く籠められているように思います。とりわけ首里の織物は日本とはまったく異なる琉球と言う異国情緒そのもののようにも感じられます。他の花織には決して見ることの出来ない首里固有の色彩美を呈しているのです。



その琉球を代表する染織の一つに花織があります。
花織… 花織とは沖縄における「紋織物」の総称で、掲載の首里花織以外にも「与那国花織」や「南風原花織」・「読谷山花織」などがあります。 絹糸/綿糸をアカリファ・琉球藍・福木・モモカワ・サルトリイバラ・シャリンバイ等の天然染料で染め、その多彩多様な色彩の花糸を使用して平面的な生地に柄を浮き出させるように織り上げるものが「花織」といわれる技法です。
 それらは一見すると細やかな刺繍のようにも見える繊細な魅力を保っており、一般的な花織技法は、必要な花糸を足踏みによって糸を浮き沈みさせる「花綜絖」と呼ばれる織機にかけて織り上げられます。 



さて、その首里の花織ですが、どこかしら他の花織とは違った表情を保つように感じます。琉球王府の献上品を制作を司っていたことに起因するのでしょうか?、とりわけて琉球色が強く表れているようにも感じるのです。(私感に留まるものかもしれませんが)
読谷も南風原も、もちろん与那国も、琉球の織物特有の表情が感じられるのですが、それは首里の花織から感じられる品位のようなものではなく、言うなれば郷土色という民芸的な印象、土地を強く感じさせるものなのです。


民が民の為に染め、個が個の為に織る、民の生活に根ざし、民の心情が織り込まれ、民の想いが交差する染織、のように感じられるのです。風土と暮らしの織物なのだと思います。もちろん首里にもそうした側面がないとは思いません。唯、やはり受ける印象には違いが有るように思うのです。
それはやはり色遣いでしょうか・・たとえば紋様の美しさを一層際立たせるかのような彩色、他の琉球染織とは確実に一線を画す色遣い・・王族や上級士族にしか許されなかった色が今も尚遣われていること等、特有の品位を想わせているように思います。王朝王府が解体された現代においてもなんとなくそんな名残が感じられるのです。


東南アジア諸国から伝わった絣の文様が南国特有の風土や気候と相俟って生まれた文様美・・ 沖縄の自然に彩られた色彩美や素材感・・ 琉球固有の美しさを感じるのは、沖縄の、琉球の歴史、琉球民族のアイデンティティがその染織に強く息づいているからなのかもしれません。 現代では産業化が図られ、琉球らしさが薄められた感の有る琉球の染織ですが、こうした半幅帯にこそ、琉球らしさ、が残されているように感じるのは私だけではないかもしれません。

もう十年程になるでしょうか・・ 琉球の染織に向けられた世上の熱も一段落し、落ち着きを見せています。雨後の何やらの様にあちらこちらから姿を現した琉球染織もどきも、質の量れない少数を除き目にすることも少なくなりました。残るのはやはり本物だけなのです。まさに”虚剥がれ落ち、真実そこに残りけり”、ですね。


掲載画像は首里を強く想わせる首里花織の四寸帯(半巾帯)です。いかにも首里の織物らしい空気が薫ります。HPには掲載されておりませんが、¥27,200で販売しております。お問い合わせお待ちしております。


叙事百選集/川端美朝の木版更紗2012年3/30(金)

叙事/その本来の意は事実をありのままに述べ記すこと。また、述べ記したものです。
つまり、主観や論評を避けて事実のみをそのままに述べることを主とする文となります…筈です。
でも、所詮私の書き物です。曇り眼鏡と浅薄な人間性による、偏見と曲解が顔を覗かせます。(笑)
弛緩した私感が時折織り交ざることも少なくありません。ご理解の上お読みくださればと思います。


叙事百選

木版印度摺り更紗---川端美朝

更紗の染織の異才/奇才…/
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一つ前の記事に木版更紗に付いて触れましたが、こちらは個別の染織家の更紗のお話。
川端美朝、それは日本における木版更紗の異才(鬼才)と言っても決して過言ではないと思います。
思います、なんて書き方をしましたが、個人的な私感で申し上げれば川端美朝をおいて異才など他にいない、私はそう思っています。
作品は唯一無二の存在感と言っても言い過ぎではありません。
こんな?更紗、他に目にすることなどないのです。 


凡夫な目で見れば難物(いわゆるB反と称される染めや織りに瑕疵の見受けられるもの)と云われてしまいそうな作品もあります。贔屓目の眼鏡を外して見れば、確かにそれはいわゆる難物と紙一重、と言えるものもない訳ではありません。染めは滲み、染め溜りも見られます。濃淡擦れ、JIS規格(笑)で言えばすべて難物なのかもしれません。
でも、紙にプリントされたように平坦で綺麗なだけの染織に魅力を感じるのでしょうか?答えは否でしょう。
もし、そこに魅力を感じるのならばそうした印刷プリントを求めればよいのです。
唯、そうしたひとがこんな頁を読まれているとは思わないけれど、、。(笑)


作品について更紗に造詣の深い方々の言葉を借りるのならば「エゴイズム」つまり美朝氏の作品の魅力の一つは他の何物にも一切似ることのない自我の世界、その天才的な感性が司る独特の美しさなのだと云われます。
また、ある種の「智」を感じさせるという点においては哲学的とも言えるかもしれません。
その作品は自我の塊、面取りをしないエッジが剥き出しの作品、染織家と言うよりも、むしろ芸術家に近い存在なのかもしれません。


作品は凡百の更紗など寄せ付けない迫力を保ちます。
一つ一つの作品に全身全霊で対峙した痕跡が窺えます。
それは時に自身の生命を削り取るかのような凄みさえ感じられるのです。
作品を目にしているとと創作の場の空気感、臨場感までもが伝わりくるようでもあります。


川端美朝氏は日本国内には殆ど現存しない四百〜五百年前のインドの古代木版を遣い染めておりますが、現在では印度において古代の木版は印度政府によって厳重な管理がなされ古代木版の国外への持ち出しは一切禁止されており、その時代の木版の大半はインド国内の博物館などに大切に保存されております。
川端氏はその古代印度の木版を使い、川端氏が誂えた上質な絹地を遣い作品を創作します。工業的にプリントされた更紗柄などは言うに及ばず、よく見掛ける更紗とは趣を全く異にする作品です。

ひとの顔色をまったく窺うこともない、エゴイズムすら想わせる作品力、美朝氏の更紗作品には落款など確認するまでもなく、美朝氏の更紗…と思わず魅せられてしまう程の力があるのです。


叙事百選集/木版摺り更紗2012年2/29(水)

叙事/その本来の意は事実をありのままに述べ記すこと。また、述べ記したものです。
つまり、主観や論評を避けて事実のみをそのままに述べることを主とする文となります…筈です。
でも、所詮私の書き物です。曇り眼鏡と浅薄な人間性による、偏見と曲解が顔を覗かせます。(笑)
弛緩した私感が時折織り交ざることも少なくありません。ご理解の上お読みくださればと思います。

叙事百選

木版摺り更紗---丸文様更紗


異国情緒を愉しむ…/

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更紗の語源や渡来に関する記述を文献などを紐解き調べ感じたことなのですが、そこには是之の説が有力とされる、云々の頃と推定される、等々、語尾/文末を“される”、と表記している書物が多いようです。そも、更紗の語源でさえ諸説あり、そのいずれも確証はないのですから当たり前といえばそうなのかもしれません。類別すれば、更紗の名称で呼ばれる染織工芸品には、更紗の起源とされるインド更紗のほか、ジャワ更紗、ペルシャ更紗、シャム更紗など、まだ他にオランダ更紗、ジューイ更紗(※フランスの更紗の名称)など、実にさまざまな更紗があります。シルクロードに浮かび東へ西へと渡った証とも言えるのかもしれません。


さて、更紗をごく一般的な解釈で説明すれば、草花・樹木・人物などの文様を手描きや蝋防染を用いて多色に染めた木綿布となるかと思います。でも考えてみれば、木綿布と言う箇所を除いて言えば日本の友禅も文字にすれば上述に大きく異なることもなく、染色技法や文様/模様だけで更紗の定義を確定することは土台無理があると言えるのかもしれません。


日本の染織工芸史を見てみますと、日本に伝わり日本固有の更紗「和更紗」として発展を遂げたものに鍋島更紗があります。その他、江戸時代後期になると日本の各地で更紗を範とした染め物が製作されるようになります。なかでも天草更紗、長崎更紗、堺更紗、京更紗、江戸更紗などは有名ですね。染色技法としては、手描きや木版のほか、日本独特の技法である伊勢型紙を用いた型染めもあります。


鍋島更紗は1598年、九山道清(くやまどうせい)なる人物によって始められたとされ、染めには木版と型紙が用いられたようです。焼き物の鍋島焼と同様、佐賀藩によって保護奨励されていましたが、鍋島更紗の伝統は明治になって一時途絶え(廃藩置県の混迷に影響されたものかもしれません)、1960年代になって郷土の染織家鈴田照次が復活したとされています。(現在ではご子息の滋人氏が跡を継ぎ、重要無形文化財技術保持者※人間国宝に認定されています。)


天草更紗はこれまでの通説によれば江戸時代の文政年間にオランダ人に伝授を受け、富岡町の森伊エ門の先代や城河原の金子為作によって始められたとされています。(※尤もこの説には異論も多く、そも、天草更紗の存在それ自体を疑問視するものもあります。一言で記せば、天草更紗を確りと定義する文献/資料がない。特徴付ける古裂も存在しない。つまりは天草更紗と固有に類別出来るものはないという説で、私はむしろ異論の方が正しいのではないかと思っています。)異論、反論、オブジェクション(笑)の真なる意味合いは私などに判るものでないけれど、単に知識の誇示、異見や自論を述べたい方々の自己顕示による文字の羅列に終始するのであれば、それはあまりにも感心出来るものではなく、そうした類も少なくありません。


独自の発展を遂げた和更紗は着物や帯に留まらず、和装小物、風呂敷、布団地、更には調度品の金泥や瀞金、彫文様などにも用いられています。染められる着物や帯の素材はインド更紗と同様に木綿が主流でしたが、大正時代末期頃から更紗文様が絹の着物や帯に染められるようになり、18世紀も中盤から終わりにかけて銅版ローラーの発達と共に欧州の化学染料による更紗プリントが普及しました。ただ、これを更紗と称するかには些か疑問も残ります。これらは文様が「更紗調子/異国風」であるという点以外、これまでに染められてきた着物と差別を図れるものではなく、やはり更紗調、とか異国風の染め物の域を出ないとしか言い表しようはないのだと思います。今回いろいろな文献、書物を紐解き思うのだけれど、そこには百人百様の思想があり、それによった解説がありました。いろいろな意味で興味深く拝読しました。正しい記録が残されることを願うばかりです。


画像は古渡更紗を忠実に再現し、木版に彫られ、絹布に染められた丸文様更紗/京袋帯(※名古屋帯の長さで袋帯の仕立て形状のもの)です。価格は¥121,350(※お仕立て上がり税込価格)です。商品頁には掲載されておりませんのでご関心の有られます方はお尋ねくださいませ。


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