きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

水流のコーデ

水流のコーデ6

こちらの「水流のコーデ」の頁では弊店のサイトに掲載しておりますお品達のコーディネートをご提案をしております。 (また時折、箸休み?に弊店の女将の装いもこちらご紹介させて戴くこともございます。)
きもの水流が折に触れ素敵と感じたコーディネートをご紹介しておりますが、弊店のご提案がすべてではもちろんございません。 お客様ご自身がこれが素敵と感じられる組み合わせ…
つまり、着る人が好きな組み合わせが一番だと考えます。
そんな訳で…あくまでもご参考までに。。。というものです。

水流のコーデ1


もとよりHPに掲載致しております着物や帯を、水流好みのコーディネートにてご紹介をさせて頂く場、なのですが、なかなか掲載出来ませず恐縮です。 加えて最初に箸休みと宣言しておきながら、次々と女将の登場で恐縮です。 このところ、弊店のHPをご覧頂いているお客様から、「商品のコーディネートも見たいけれど、女将の日々の装いをもっと見せて欲しい」、との奇特なお声を頂くことが増えて参りまして、結果、断腸の思いで?…?

こちらは十日ほど前、六月初旬の写真です。

着物はいわゆる東京染の「長板中形」の藍染の着物です。 
色柄違い→「長板中形/松竹梅菊水文・綿縮緬両染 」 https://www.gofukuyasan.jp/SHOP/OKD-NT-0026.html 秋の草花に虫籠の意匠/模様がお気に入りの一枚のようです。 綿素材ではありますが、久留米などの織物と比べますと随分薄手なのでこうした単衣の季節に居敷当だけで着るにはとても心地よいものです。 締めている麻帯は生平の麻に萩の柄が刺繍で表現された九寸名古屋帯です。 本麻の生成り色はこうした藍色系統の着物にとりわけて相性が良く、夏の薄もののコーディネートには欠かせない一品です。


(※帯揚げは、確か白地の絽縮緬に、帯〆は生成りの丸ぐけの網織です。)

いつも行く喫茶店で常連(朝から晩まで年がら年中居る)のおば「あ」様から、「あなたはお洋服もいいけれど、キモノを着るとホントに素敵ね~女っぷりが二つも三つも上がるわね~」という社交辞令?を額面のおよそ三倍に受け止めてご満悦の様子でした。


繰り返し申し上げますが…、冠に箸休めと述べておりますが、思いの外リクエストが多いのでやむなく時折登場いたします。どうかご留意下さいませ。

きもの水流
店主

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