きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

水流のコーデ

水流のコーデ19

こちらの「水流のコーデ」の頁では弊店のサイトに掲載しておりますお品達のコーディネートをご提案をしております。 (また時折、箸休み?に弊店の女将の装いもこちらご紹介させて戴くこともございます。)
きもの水流が折に触れ素敵と感じたコーディネートをご紹介しておりますが、弊店のご提案がすべてではもちろんございません。 お客様ご自身がこれが素敵と感じられる組み合わせ…
つまり、着る人が好きな組み合わせが一番だと考えます。
そんな訳で…あくまでもご参考までに。。。というものです。

水流のコーデ1

水流のコーデ1


箸休めが続いておりまして恐縮です。 
こちらの着物は小熊素子さんの作品、真綿紬織物なのですが、
とくに銘は付けられてなかったように思います。 
青灰色の地色の中に藍色や栗茶、茜色などに染められた糸が無数に交叉して
乱格子の印象を作り上げています。 

帯は手描きで描かれた塩瀬の名古屋帯。 
樺茶色(かばちゃいろ)に染められた地色に浮かぶように描き染められた
江戸紫や露草色、青丹色(あおにいろ)の花が幻想的な美しさを醸し出しています。 
着物も帯もシックなお色なので帯〆は少し効き色を使ってみました。
ご参考になることがございましたら幸いです。

きもの水流
店主

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