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型絵染九寸名古屋帯/五味桂子 紫陽花



紫陽花の

毬のはじめの

琥珀かな


大橋敦子

雨月


名古屋帯



■型絵染め/九寸名古屋帯/単衣〜夏物(5月6月7月8月)

五味桂子/紫陽花

絽目紬地



(いつもいつもそう言ってますから)すでにご存知かも知れませんが、なぜかとても型絵染が好きです。 つけ加えて言えば紫陽花という花もとても好き。(いつもドライフラワーに挑んでは失敗する。※余談) なので紫陽花が描かれている型絵染にはもうほんと弱い。 つい、<紫陽花の染め描かれた作品を>眺めているとうっとりして仕入れてしまうのです。 型絵染がなぜこうも好きなのか、紫陽花がどうして好きなのか、実際自分でもよくわからない。(もしかしたら型紙を幾つも染め重ねてゆく作業そのものに惹かれているのかもしれない。) 紫陽花という花は子どもの頃から好きでした。 ともかく、私の「好き」という部分に染み入ってくる…、それが型絵染/型染なのです。 もっと言えば、こちらのページのキャプションに「このお品はアナタノ人生に間違いなく彩を添えてくれる」と書き添えたいくらいだけれど些か大袈裟に過ぎるので控えることにしました。 でも…、本当に素敵です。 型絵染の魅力が凝縮されている。。。 そして内心この能力に嫉妬する。


で…人の手で作られたものはさまざまな気配<エネルギーと言い換えてもよい>に満ちている、といつも私は感じている。(思っている。) それは染織作品に限ることではないけれど。 作品の発するあるものに耳を澄ませ、心を近づけると不思議なことに自分の内にあるもの、無意識の領域に在る感受性が瑞々しく湧き起ってくるような気持ちになるのです。 例えばセオリー(Theory)セオリーとは単純に言えば「理論、学説、定石」という意味なのだけれど、それに従っているうちはこうした作品は創れない。 自分の脳裏を染める色を一片の躊躇なく作品に映すことが出来なければ創造の枠の中にも入れない。 たとえば色彩の対比で見る人に予期せぬ魅惑を予感させることも出来ないのです。 そうした意味合いにおいてもこちら、創作における苦悩や憂い、揺らぎまでも彩に変えて絹布に映しこむことの出来る染織家なのです。


名古屋帯

名古屋帯

名古屋帯

名古屋帯

名古屋帯


この紫陽花は制作者である五味桂子さんの記憶の中の紫陽花なのかも知れません。 幼い日、ランドセルを背負った五味桂子さんも、登下校の道端でじっと紫陽花を眺めていたのではないでしょうか。 嬉しかったり、悲しかったり、その日その時の思い出が色々な色になってこの紫陽花の花に籠められているような気がします。 まるで子どもだった日の記憶を絹の中に閉じ込めたか五味桂子さんの記憶の図鑑…。 時には友達と、時には独りで何時間も何時間も、毎日毎日眺めていたであろうあの日…。 紫陽花の花…。  女性ならば、きっと一度は締めてみたくなるような帯。 こうした帯、私はとても好きです。 素朴なようでいて、、、それでいて角度を変えて眺めてみると垢抜けた感もある。 原画となる下絵をそのまま作品として染め描いてしまったかのような、いわゆる原画感にも惹かれます。 オリジナル図案のまま、とでも言うのでしょうか。 実際の染色の際にチープな方向修正を施していないことも好ましく感じるのです。 そう、… 制作者の記憶の中に刷り込まれたイメージデッサンのまま…。 


現実的な?(一般的な、かな?)お話をさせて頂けば、実際の染色において写実的に現実の花の色に近付けてみたり、と制作は“創作の面取り”をするものです。 でも、こちらの帯にはそうした痕跡が一切感じられないのです。 ロジックを積み重ねて出来たものからは感じられない彩り、少しの戸惑いも感じさせない染色なのです。  これまでに見た染色の中で一番とまでは言いません。 でもこの帯は過去に見た紫陽花の作品を一気に記憶から消し去り、そして魅入る私の気持ちをしっとりと落ち着かせてくれるのです。 それは身に纏う布を制作する上でとても大切なことなのです。 なんとなく落ち着く、どこか安らぐ…、それなのに心が浮き立つような染色は着物を着る愉しみ、描かれた画を味わう愉しみを直截想わせてせてくれるのです。 幼い日に持っていた瑞々しい感性のままに描いたもの、その感性の記憶を失ってしまえば描けないものでもあるのです。


名古屋帯

名古屋帯

名古屋帯

名古屋帯

名古屋帯


原画の想像力、使われた彩色の妙、九寸という帯の幅に絶妙に表現されたバランス感覚、瑞々しい感性、面取りをしない潔さ、つまりそうした一つひとつの小さなこだわりが幾層にも積み重なって一つの秀でた印象となるのです。 つまり、制作者の内なるすべてを絹布の上に写し撮ったとでも表現すればよいのでしょうか? こうした染色(帯)は直截に目に映る絵柄や色彩だけがその魅力なのではありません。 創造の背景に想いを巡らせ、制作者の想いにご自身の想いを折り重ね装ってみる…、そんな愉しみさえもあるのです。 加えて申し上げれば…、こうした帯はお使いになる方の年齢をあまり問いません。 大人の女性の可愛さを表現出来る帯なのです。  こちらのお品をご覧頂いてぐぐっ、と惹かれているかも、と思われる方は、きっと制作者の感性と溶け合う感性をお持ちなのだと思います。 もちろん私もそうなのですが。。。


【商品情報】

商品番号
GMK-OE-406
商品名
型絵染九寸名古屋帯/五味桂子 紫陽花
品質
絹100%※絽目紬
価格
¥87,500¥175,000 (表地/税込)
¥99,000¥186,500 (芯仕立て上げ税込)
※一級和裁士による手縫い。
※お仕立てに要する日数はご注文確定後
約2週間〜20日戴いております。
巾/ 長さ
お仕立て上がりの際のサイズは帯巾・八寸〜八寸二分程。/ 長さは九尺八寸程。多少の変更は出来ますのでお尋ねくださいませ。
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型絵染九寸名古屋帯/五味桂子 紫陽花

価格:

87,500円 (税込)

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