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夏久米島紬/嘉味元あけみ



夕立の

雫したたる

ポストかな


田中藤穂

水瓶座


紬織物



【草木染手織紬織物】

―久米島紬/夏久米島―

制作/嘉味元あけみ



この夏久米島を目にした際の第一印象は白糸の滝…、糸を引くように流れ落ちる一筋の涼感を想いました。 白糸の滝は、富士の雪解け水が流れ落ちる滝、数百筋の滝が流れ落ちるその姿はまさに白糸の名に相応しいもので、あたかも幾筋もの絹糸が流れ落ちているようなのです。 しかし面白いものですね。 南国久米島で創作される織物から、遠州に在る白糸の滝を想わせる…。 実はこちらの久米島、昨年もご紹介させて頂きました。 今年はついうっかりオーダーするのを失念してたのですが、昨年末、織物商の担当者が、「水流さん、今年は来夏の久米島のオーダーはされないのですか?」と声を掛けてくださり、失念と言う難を逃れ、入荷しました。※単衣/夏物のオーダーは真冬の寒い時期なのでついうっかり、なんてこともしばしばあるのです。


紬織物


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こちらの夏久米島、、。 何が魅力的なのか、まずは真っ先にこの色が挙げられるのかもしれません。 たいてい?普通の?夏久米島は白地や生成り地で差し色はブルー系、灰色系、つまり水色から灰色までのトーンで縞也、格子也を形成するのですが、この夏久米島は蘇芳香(すおうこう)様な色の縞で涼感を出しているのです。 青系に涼感を求めるのは至極当たり前ですが、蘇芳香という暖色系で涼感を見せるのです。 この辺りはもう豊富な経験値の成せる技なんでしょうね。 寒色だけが涼感を表す術ではないことを知っているんですね。 そうした巧みな糸染と整経、何十年も織物に関わってきて数千反、いや万単位の織物を見てきてもつい魅せられたしまうのです。 付け加えたように言いますと、生地のさらり感もまた極めて秀逸。 手に触れても温度を感じない。 こうして書いているうちもまだ溜め息がでるのです。



紬織物


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久米島、、、沖縄本島から更に西に百キロも離れる日本の最西端…、 想えば私の住むこの名古屋からはいったいどれくらい離れているのでしょう。。。 いまでは関東圏から空の旅を使えばダイレクトに繋がるのですが、その昔ならば気の遠くなるような遠い異国の様であったのだと思います。 その遥か遠い南シナ海に浮かぶ久米島…、 遠い遠い地で織り上げられる“奇跡の布”と称される久米島紬。


およそ500年もの永い歴史をもつ久米島紬。  反物を手にして眺めていると、南国の陽光や風土が織り上げたと言っても過言ではない土地の香りのする素朴な風合いを感じさせます。 お蚕を育て、糸を紡ぎ取り、草木から抽出する染料で染めて、、そして織上げてゆく…、 かいつまんで記しましたが、気の遠くなるような工程のほとんどを、ひとりの織り子さんが行うのです。 これほどの手間暇を掛けて一枚の絹布が作られるのは、現代の日本では極めて珍しく、それ故に“奇跡の織り物”と呼ばれることもあるのです。 島のいたるところで民家からパタンパタンと機織りの音が聞こえる風景、素朴な風土の中で培われた高度な技術。 それも久米島の魅力なのかもしれません。


紬織物


紬織物


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この久米島紬はとても綺麗です。 冒頭に書きましたように白糸の滝を想わせる美しさです。 コチニールと車輪梅で染められた蘇芳香の色味の味わい、嘉味元あけみさんの手による手織り、その特有の柔らかな彩が実に見るものの目に馴染み、その織感と相俟って綺麗な印象を想わせてくれる、そうゆう意味での綺麗さです。 夏の着物、とりわけ夏久米島紬に憧れはあるけれど、…と躊躇されていた方、ぜひご覧頂きたいと思います。 夏の薄物、夏久米島紬の素晴らしさを実感して頂けるお品だと思います。一つ付け加えますとこちら、、必要以上に透けておりません。ですのでお単衣の季節から、盛夏、そして秋のお単衣まで長い期間お召し頂けます。


こちらに掲載をさせて頂いた本場久米島紬は、単衣のお着物として、夏季のお着物として、つまり、、単衣と夏を想いて誂え織られた織物です。 ですので真綿糸で織られた本場久米島紬とは質感が異なり、やわらかな風合いのながら、さらり、とした夏季特有の質感を感じさせてくれます。


【お仕立てなど】 まずは弊店において検品します。その後、弊店専属の一級技能和裁士に仕立てを依頼するのですが、和裁士においても私共呉服店とは異なる目線で改めて厳しく検品をしております。 着物、羽織物、などご指定の寸法がございましたらお知らせください。 弊店で割り出すことも可能です。 また、帯のお仕立てに際しましても、帯芯の厚さ、硬さ、帯の仕上がりの長さ、巾など、寸法につきましてご希望/ご相談などございましたら、お申し付けください。

【色みなど】 ホームページに掲載のお品の色みは基本何百枚も撮影し、出来る限り色調整の必要の少ない画像を選択しております。色調整を掛け過ぎるとどうしてもどこかに無理が出て実際のお品の色質感とは離れたものになってしまうからです。 ですので出来うる限り、実際のお品のお色目、質感に近いものを掲載しておりますが、お客様がお使いのPC、OS、ディスプレイ/モニターによりお色目が微妙にが異なる場合がございます。 ご理解賜りますようお願い申し上げます。※iphoneなどのスマートフォンからもご覧頂きますとより正確なお色目が伝わる場合があります。

【お手入れなど】 お求め頂きました後、日常にお使いの際のお手入れは、着物の場合、衿の皮脂/ファンデーション汚れなど気になる個所の部分的なしみ落としで十分です。 帯に関しましてはそれほど必要ありませんが、もし前腹などよく触れる部分など気になりましたら、しばらくお使いにならない折にお手入れをお奨めしております。 また、絹物、一部木綿はご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

【在庫について】 実際の店舗におきましても同時にお品を販売しております。 ご注文/お申し出を賜りましてもホームページへの反映が一足遅く、「SOLDOUT」が表示されていなくても売り切れの場合がございます。先着順となりますので予めご了承下さい。


【商品情報】

商品番号
HTT-NKJ-03456
商品名
夏久米島紬/嘉味元あけみ
品質
絹100%
価格
¥302,400 (表地/税込)
¥343,900(単衣着物仕立上げ・居敷当付/税込)
※一級和裁士による手縫い。
※お仕立てに要する日数はご注文確定後
約3週間~30日戴いております。
※お急ぎの際はお訊ねください。
巾/ 長さ
38cm程(※約一尺程)/※12m60程 (※約三丈三尺三寸)多少の誤差はご容赦ください。
[お仕立てをご希望のお客さまへ]
カードでお支払いをご希望のお客さまで「お仕立て」をご希望されるお客様は
カード決済のお手続きの際にそのまま「反物」の価格にてお手続きをお願いいたします。
後ほど、弊店より「お仕立て」の有無のご確認をさせて頂きます。
ご了承頂きました後に「お仕立て代金込み」の金額に変更させて頂きます。

[現品事前確認をご希望のお客さまへ]
ご注文/ご購入に際して、現品を前もってご覧になられたい方は下記現品事前確認
についてを ご覧くださいませ。詳しい流れのご案内をさせて頂いております。


現品事前確認について

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■お仕立につきましては仕立て料金表はこちら をご参照下さい。
または、お電話・メール・ファクスにてお尋ね下さいませ。

夏久米島紬/嘉味元あけみ

価格:

302,400円 (税込)

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