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型絵染九寸名古屋帯/国画会 竹田園子「レモン模様」



あくまでも

孤独のかたちして

レモン


波多洋子

銀化




名古屋帯



【型絵染九寸名古屋帯】
制作/国画会会員 竹田園子
―レモン模様―




食べかけの夢を聖橋から放る
各駅停車の檸檬色がそれをかみくだく
二人の波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り…


さだまさしさんの歌「檸檬」を思い出しました。 檸檬と言えばやはり青春の甘酸っぱい想い出が浮かぶ方も少なくないと思います。 私はと言えば、檸檬はやはり父親の味?(笑) クラブ(クラブ↑ではありません)いわゆるバーを経営していた父が折々に作ってくれた檸檬スカッシュ。 薄暗い店内のカウンター、沈殿するウイスキーの香りと相まって味わう檸檬スカッシュは12歳の私に大人の香りを想わせるには十分なものでした。 当時(かれこれ50年も昔のお話)大人の世界にはこんなにおいしい飲み物があるんだ!と驚き、世界一美味しいと感じた檸檬スカッシュ♪ 家庭教師の先生のお宅で出されるキリンレモンなど吹き飛んでしまう美味しさで、何かと理由をつけてはバーの開く少し前、開店の準備の夕方、カウンターの裏口から顔を出してはレスカをせがんだことを思いだします。 おふくろの味ならぬおやじの味、それは檸檬、、。 大人になってから、曖昧な記憶と見様見真似?で自分でも作ってみたが、素人の初挑戦によくある思いがけぬ幸運、いわゆるビギナーズラックと言うようなものだったのだろう、とても美味しく出来たことも憶えている、、。 というどうでもいいお話はこれくらいにして。。。


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


制作者の竹田園子さんは北海道教育大学岩見沢校准教授として美術教育に力を注がれる一方、北海道美術協会会員としても美術の啓蒙活動に携わっておられます。 2011年からは国画会会員として美術の啓蒙活動に携わっておられます。 これまでの作品を拝見するにつけ思うことは幻想的な作品を創作される染色家だなぁ…と。 作品は様々なテーマで描き染められるのだけれど、一貫してるのは幻想的な感覚。 幻想的と言ってもよくある未来図画のようなものではもちろんない。 どちらかというとファンタジーか。 いずれにしてもありそうでないような、無さそうである、つまり写実ではなく、個々を写実し、それを意表を突く彩色でパズリングする、そんな印象なのです。 作品の多くはブルーを基調とすることが多いのですが、時々こうした白緑系統の作品も。 今回ご紹介の作品はそうした作品観とは少し異なります。 これまでの作品はところどころに「記憶の中の描写かも?」と想うところもありますが、こちらは基本的に俯瞰した風景の一部分を切り取っているように思えます。  蜂のように舞い、花芯に舞い降りる、その様子を客観的に時に主体的に描いている、そんな気がするのです。


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


とても美しく、且つ丁寧に施された彩色… この色彩、単なるそうした表現では捉えることの出来ない、深い深い彩りを感じさせてくれます。 深い深いと書きましたが、目に映るお色目は淡い淡い灰緑です。 あくまでも染めの印象としての色彩模様…、 系統種別としての色は灰色みを帯びた白緑系となりますが、そこに地味とか派手とかいう短絡的な印象はありません。 あくまでも、「レモン模様」なのです。 蜂が好きな私には蜂が飛んでいて、そしてただ飛んでいるだけでなく花の蜜に誘われて飛び来たところが描き染められているのもかなりポイントが高いです。 


こうした帯は強くカジュアルを意識させるかも知れません。 ただ、こうした極めて上質な帯こそ、カジュアルを意識させるだけではなく、また、マニュアルに縛られた当たり前のコーディネートだけでなく、この帯が保つ雰囲気や表情そのものを愉しんで頂きたいのです。 和の装い、とりわけカジュアルな装いにおいて最も大切なのは「何を着るか」では決してなく、「心からわくわく出来るのか」、なのだと思います。 それが、趣向を保った「装い」なのだと思います。 丹後木綿の上に乗せてみました。 丹後木綿が丹後木綿に見えなくなるほどのある種の力を感じます。




【お仕立てなど】 まずは弊店において検品します。その後、弊店専属の一級技能和裁士に仕立てを依頼するのですが、和裁士においても私共呉服店とは異なる目線で改めて厳しく検品をしております。 また、帯のお仕立てに際し、帯芯の厚さ、硬さ、帯の仕上がりの長さ、巾など、寸法につきましてご希望/ご相談などございましたら、お申し付けください。

【色みなど】 ホームページに掲載のお品の色みは基本何百枚も撮影し、出来る限り色調整の必要の少ない画像を選択しております。色調整を掛け過ぎるとどうしてもどこかに無理が出て実際のお品の色質感とは離れたものになってしまうからです。 ですので出来うる限り、実際のお品のお色目、質感に近いものを掲載しておりますが、お客様がお使いのPC、OS、ディスプレイ/モニターによりお色目が微妙にが異なる場合がございます。 ご理解賜りますようお願い申し上げます。※iphoneなどのスマートフォンからもご覧頂きますとより正確なお色目が伝わる場合があります。

【お手入れなど】 お求め頂きました後、日常にお使いの際のお手入れは、着物の場合、衿の皮脂/ファンデーション汚れなど気になる個所の部分的なしみ落としで十分です。 帯に関しましてはそれほど必要ありませんが、もし前腹などよく触れる部分など気になりましたら、しばらくお使いにならない折にお手入れをお奨めしております。 また、絹物、一部木綿はご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

【在庫について】 実際の店舗におきましても同時にお品を販売しております。 ご注文/お申し出を賜りましてもホームページへの反映が一足遅く、「SOLDOUT」が表示されていなくても売り切れの場合がございます。先着順となりますので予めご了承下さい。


【商品情報】

商品番号
NAGOYA-TS-361
商品名
型絵染九寸名古屋帯/国画会 竹田園子「レモン模様」
品質
絹100%/紬地
価格
¥370,000 (表地/税込)
¥381,500 (芯仕立て上げ税込)
※一級和裁士による手縫い。
※お仕立てに要する日数はご注文確定後
約2週間〜20日戴いております。
巾/ 長さ
お仕立て上がりの際のサイズは帯巾・八寸〜八寸二分程。/ 長さは九尺八寸程。多少の変更は出来ますのでお尋ねくださいませ。
[お仕立てをご希望のお客さまへ]
カードでお支払いをご希望のお客さまで「お仕立て」をご希望されるお客様は
カード決済のお手続きの際にそのまま「反物」の価格にてお手続きをお願いいたします。
後ほど、弊店より「お仕立て」の有無のご確認をさせて頂きます。
ご了承頂きました後に「お仕立て代金込み」の金額に変更させて頂きます。

[現品事前確認をご希望のお客さまへ]
ご注文/ご購入に際して、現品を前もってご覧になられたい方は下記現品事前確認
についてを ご覧くださいませ。詳しい流れのご案内をさせて頂いております。


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■お仕立につきましては仕立て料金表はこちら をご参照下さい。
または、お電話・メール・ファクスにてお尋ね下さいませ。

名古屋帯


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型絵染九寸名古屋帯/国画会 竹田園子「レモン模様」

価格:

370,000円 (税込)

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