きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 



切りわける

シフォンケーキや

春の雪


赤座典子

あを


名古屋帯



【型絵染九寸名古屋帯】

―レター―

制作/国画会員 竹田園子



竹田園子/北海道教育大学岩見沢校 准教授として美術教育に力を注がれる一方、北海道美術協会会員としても美術の啓蒙活動に携わっておられます。 2011からは国画会会員として美術の啓蒙活動に携わっておられます。 これまでの作品を拝見するにつけ思うことはとても幻想的な作品を創作される染色作家だなぁ…と。 作品は様々なテーマで描き染められるのだけれど、一貫してるのは幻想的な感覚。 幻想的と言ってもよくある未来図画のようなものではもちろんない。 どちらかというとファンタジーでしょうか。


 いずれにしてもありそうだけれど実際にはないですよね、な世界、つまり総体的には写実では決してないけれど、個々を写実し、それを意表を突く彩色でパズリングする、そんな印象なのです。 作品の多くはブルーを基調とするのですが、時々こうしたラベンダー系統の作品も創作されます。 制作者である竹田園子さんの感性と実際の手わざの無理のないフラットな関係は実に見事なものです。 これまでの作品を見る限り、実に色の使い方が巧み、ところどころに「記憶の中の描写かも?」と想うところもありますが、実にうまく溶け込んでいるのです。 ファンタジーを感じる作品にありがちな異様な表現などもちろんないし、過度な彩色もない、想像の中で俯瞰した風景の一部分を切り取っているようにも思えるのです。


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯



こちらに掲載の型絵染ですが、レターという銘が付されています。 実は昨年、2018年の国展に出品予定であったのですが、制作が締め切りに間に合わず断念された作品です。 レター…、制作者である竹田園子さん、手紙をしたためたお相手はどなたでしたのでしょう。 小鳥に託して、ある時はリスに託して想いを届けてもらったのかもしれないですね。 父母に送る手紙、恩師や同僚に送る手紙、久しく言葉を交わしていない友人に…、心を寄せる恋人に…、メールやLineの世界になっても手紙はやはり格別なもの。 想いを籠めたい時、そんな特別な時はやはり、、。


 型絵染めにしては極めて繊細な型が使われています。 これほど精緻な型を彫り上げる作家も他に見ることは多くはありません。 表現力の在る彩色が施され個性的な印象ですが、その意匠/designと紬の素材感が相俟った印象は、あるひとつの染織として完成されたものでなく、未完成な創造の魅力を保っているように感じます。 染色技法の事 を言っているのではありません。 デッサン画そのものに色を差した…、 つまり、心の中に差し込まれた彩が消えてしまわない内に彩を映し込んだとと言えばいいのでしょうか、、。  そんな感覚が宿っているのです。


 未完成と言う言葉から真っ先に私の中に思い浮かぶのは天才建築家アントニオ・ガウディのサグラダ・ファミリア、、。 未完成の中の完成…、 でも、この作品からそうした印象を感じる事はありません。 むしろフランツ・シューベルト 未完成交響曲のような印象とした方がお解り頂けるのかも知れません。 唯、決定的に異なる事は 未完成交響曲とは文字通り完成されていない音楽、また、未完成である以上、作品として演奏されることは基本的にない、という事です。 ところが、シューベルトの交響曲第7番などは、このジャンルにおける名曲の一つとされているんですね。 Classicに関してほとんど知識がありませんが、作品における完成/未完成は、制作者の意図とはあまり関係がないのかも知れません。


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯



とても美しく、且つ丁寧に手差しにて施された彩色… この色彩、単なるそうした表現では捉えることの出来ない、深い深い彩りを感じさせてくれます。 あくまでも染色としての色彩模様…、 系統種別としての色はラベンダー系となりますが、そこに地味とか派手とかいう短絡的な印象はありません。 何よりもこの帯が保つ雰囲気や表情そのものを愉しんで頂きたいのです。 和の装い、とりわけカジュアルな装いにおいて最も大切なのは「何を着るか」では決してなく、「心からわくわく出来るのか」、なのだと思います。 それが、趣向を保った「装い」なのだと思います。 新田の紅花紬の上に乗せてみました。 春を想わせてくれますね。
※四番目の画像のようにたれをがらにすることも、紅花紬とのコーデ画像のようにたれ無地をお選び頂けます。 お仕立ての際にお好みのどちらかをお選びくださいませ。

【商品情報】

商品番号
OTK-AKM-41133
商品名
型絵染九寸名古屋帯/レター 竹田園子作品
品質
絹100%
価格
¥540,000 (表地/税込)
¥551,500 (芯仕立て上げ税込)
※一級和裁士による手縫い。
※お仕立てに要する日数はご注文確定後
約2週間~20日戴いております。
巾/ 長さ
お仕立て上がりの際のサイズは帯巾・八寸~八寸二分程。/ 長さは九尺八寸程。多少の変更は出来ますのでお尋ねくださいませ。
[お仕立てをご希望のお客さまへ]
カードでお支払いをご希望のお客さまで「お仕立て」をご希望されるお客様は
カード決済のお手続きの際にそのまま「反物」の価格にてお手続きをお願いいたします。
後ほど、弊店より「お仕立て」の有無のご確認をさせて頂きます。
ご了承頂きました後に「お仕立て代金込み」の金額に変更させて頂きます。

[現品事前確認をご希望のお客さまへ]
ご注文/ご購入に際して、現品を前もってご覧になられたい方は下記現品事前確認
についてを ご覧くださいませ。詳しい流れのご案内をさせて頂いております。


現品事前確認について

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■お仕立につきましては仕立て料金表はこちら をご参照下さい。
または、お電話・メール・ファクスにてお尋ね下さいませ。

名古屋帯


名古屋帯

型絵染九寸名古屋帯/レター 竹田園子作品

価格: ¥540,000 (税込)
[ポイント還元 5,400ポイント~]
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