きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

水流のコーデ

水流のコーデ2

こちらの「水流のコーデ」の頁では弊店のサイトに掲載しておりますお品達のコーディネートをご提案をしております。 (また時折、箸休み?に弊店の女将の装いもこちらご紹介させて戴くこともございます。)
きもの水流が折に触れ素敵と感じたコーディネートをご紹介しておりますが、弊店のご提案がすべてではもちろんございません。 お客様ご自身がこれが素敵と感じられる組み合わせ…
つまり、着る人が好きな組み合わせが一番だと考えます。
そんな訳で…あくまでもご参考までに。。。というものです。

水流のコーデ1


いよいよ春爛漫… 春とは名ばかり、一足飛びで初夏のような暖かさを感じる日もありますが、それでもやはり日差しは春そのもので、街を歩いていて時折ふわりと香る花草の匂ひも春の薫りそのものです。 
理由もなく心が浮き立つ季節ですね。
さてさて、今回の水流のコーデは…ちょっと水流らしからぬ?コーデでございます。 

女将が(女帝になったりトルソーになったり、一人三役)仮留めしている着物地は
「手描き連筆/蝋纈染小紋 蒲公英」https://www.gofukuyasan.jp/SHOP/SO-KOM-00371.html です。 
ほんの微かに白みを感じる淡い黄色と白磁色の細格子が美しい小紋です。 セオリーで帯を適わすのでしたら、やはりここはひわ色、または灰色系がベストなのでしょう。(※もちろんお召しになられる方の雰囲気にもよりますが。)

あえて…同系色の帯適わせで余所行き感をほんの少し滲ませてみました。
こちらの帯は「生絹(すずし)九寸名古屋帯/工芸会・石月まり子作品」
https://www.gofukuyasan.jp/SHOP/ISM-OTK-01117.html です。 
触れることさえ躊躇われるほどに美しい色と織です。 ほんのりと、微かに山葵色が溶け込んだような淡い灰色の帯揚げを挟み、ひわ色(ここでひわ色もってきます)の帯〆で甘くきりっと締めて頂いたら最上の美しさではないでしょうか。 でも、、。申し上げましたのはもちろんすべてが一例です。 帯適わせや小物適わせははそれこそ幾通りもございます。 そして、あくまでも着る人のお好みが最優先されることは言うまでもありません。。。

店主敬白

水流のコーデ2

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