きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

水流のコーデ

水流のコーデ10

こちらの「水流のコーデ」の頁では弊店のサイトに掲載しておりますお品達のコーディネートをご提案をしております。 (また時折、箸休み?に弊店の女将の装いもこちらご紹介させて戴くこともございます。)
きもの水流が折に触れ素敵と感じたコーディネートをご紹介しておりますが、弊店のご提案がすべてではもちろんございません。 お客様ご自身がこれが素敵と感じられる組み合わせ…
つまり、着る人が好きな組み合わせが一番だと考えます。

そんな訳で…あくまでもご参考までにどうぞ。。。

水流のコーデ1


こちらは七月の初め<日にち記憶定かにならず>の写真です。

着物は近江縮(綿麻)細かな網代模様に織られています。 生地が楊柳地(おうとつのある生地,洋服で言えばサッカー地※正確にはシアサッカー、本来は糸の撚糸の強弱でで縦方向に皺を作るのですが、昨今洋服では薬品処理で皺を作るようです。)に織られていて手に取るとさらさらとした涼感があります。 夏の着物の定番の一つと言えるかと思います。 

また、この着物の良いところはご家庭でも洗えるところです。 洗濯ネットに入れて押し洗い、が一番なんですが、洗濯ネット→洗濯機の弱水流?でも大丈夫みたいです。 麻100%の小千谷縮なんかですと、もっと簡単。 夏の間中は着て汗をかいても、一晩でOK! 汗をかいた小千谷をハンガーに吊るし、霧吹きで、シュッ!×何十回! 霧と言うより、吹きかけた水が生地から滴るくらい(濡らすといった方が早い)で、手で挟みながらパンパンパン!と手のしで皺を伸ばし、陰干しをします。 八分乾きで畳み、軽い押しを掛けておけばそれで大丈夫、夏季中は着たらそれの繰り返し。シーズンの仕舞いにお近くの専門店(たとえば水流)にクリーニングに出せばいいんです。 

ちと脱線しましたな。。。 こちら、帯は朝顔の柄の着物を解いて(絽の小紋)作った名古屋帯、当然見えないところに接ぎが入りますが、割り切って使うなら十分。 もともと帯みたいでしょ。 帯揚げは絽縮緬の白地に絞りが可愛い一枚です。 帯〆は白地に緑や紅で模様が織込まれた透かし丸の撚り房。 なかなか涼しげなコーデでした。


上段の画像は何故かピンボケ(未必の故意?)画面のどこにもピントが合ってない。 たしか手ブレ防止機能も付いてる筈なのに・・・。 


きもの水流
店主

水流のコーデ

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