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叙事百選集/本場黄八丈、山下ゆめ2016年03/19(土)



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百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

叙事百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

東京から南へ向かう事およそ300キロ紺碧の海に浮かぶ八丈島。 その島で数百年もの昔から変わらず織り続けられている絹織物があります。 それは「めゆ工房」山下芙美子さんの本場黄八丈。 八丈島、古くは鳥さえも通わぬ島と云われる果ての孤島であり、当然ながら自然条件の大変厳しいところです。 そうした過酷な風土ながら、人々の知恵は黄八丈独特の色合いとされる黄、樺、黒の三色に必要な天然の植物染料を生み、それをもとに八丈島特産「本場黄八丈」を創り出したのです。


ご存じのように黄八丈の特徴は八丈島固有の風土の中から生まれた「染め」にあります。 「黄」・「樺」・「黒」の三色を主とし、使われる染料はすべて八丈島で自生する草木を原料としています。 黄色は八丈刈安から、樺色はマダミの皮から、黒は椎の木の皮から、と泥染めによる島独自の染色法により作られます。 こうして織られる黄八丈は長い年月を経ても変色することがなく洗えば洗うほど黄八丈が本来持つ鮮やかな色の冴えを見せるようになります。


本場黄八丈とは。

1.先染めの平織り又は綾織りとする。
2.緯糸の打ち込みには手投げ杼(てなげひ)を用いる。
3.染色は手作業による浸染とする。(この場合における染料は、コブナグサ、タブノキ又はシイを原料とする植物性染料とし、媒染剤は木炭又は泥土とする。)
伝統的に使用されてきた原材料生糸、玉糸、真綿の紬糸又はこれらと同等の材質を有する絹糸〜等ありますが、折に触れお話してきましたように染織工藝の本当の魅力はそうしたところに宿るものではありません。 もちろん定義とされている訳ですからそれを踏まえるのは当然なのですが、やはり、一つひとつの事象を見分ける目が必要なのです。 インターネットに溢れる玉石混交の情報の真贋を見分ける目が必要とされるのです。 唯、そのお話に踏み込んでいきますのはこのページに相応しくありませんので他に譲るとして…。


黄八丈の名の由来ともなる代表的な黄染めにはコブナグサと呼ばれる(八丈島では刈安と呼ぶ)植物が使われます。 そもそもは島のどこにでも自生している植物でしたが、群生が減少し、現在めゆ工房では畑で栽培をされているようです。 コブナクサはよく乾燥させた後、窯で煮ることで色を抽出します。 糸を抽出した染料に一晩漬け、天日で乾します。(※その作業は数十回繰り返し行われます。) 仕上げに椿と榊の灰で作られた灰汁(媒染剤)をゆっくり丁寧に浸み込ませると美しい黄色を発色するのです。 そうして染め上った糸は洗い/乾燥の後、色を落ち着かせるため数年静かに寝かされるのだそう。 その後やっと糸に糊を付け、整経などの準備を経て機に糸がかかるのです。 織物は機に経糸が掛かるまでが75%なんてよく云われますが、まさにその通りだな、と思います。


黄八丈めゆ工房は八丈島で唯一の染織元です。 織の技法は「平織」か「綾織」。 踏み木を踏む音、手投げ杼を投げ、手繰る音、筬で糸を打ち込みリズミカルに響くトントントン…という音。 その音で誰が織っているのかわかると山下芙美子さん。 1984年に山下めゆ氏が人間国宝に、その後1986年に山下八百子氏が二代人間国宝(※東京都指定無形文化財技術保持者)に認定され、現在は山下芙美子さんを中心に黄八丈の制作、発展に尽力しておられます。 画像の作品は初代人間国宝山下めう氏(※故人)の作品です。 おそらく国内で反物の状態で現存しているのはこちらの一点ではないかと思います。(※博物館等の所蔵を除く) もしかしたら、老舗の呉服店さんでお持ちのお店も万一あるかもしれませんが、極めて少ない、、、無いと言ってしまっても過言ではないのかもしれません。 価格などご関心のございます方はお訊ねください。





百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

百選集/誉田屋の仕事2016年01/20(水)

【商品情報】

商品番号
NAGOYA-SOME-3635
商品名
本場黄八丈着物地/初代山下めゆ作
品質
絹100%
価格
※メール、またはお電話でお問合せ下さい。
巾/ 長さ
※38cm程(※約一尺程)/※12m60程 (※約三丈三尺三寸)多少の誤差はご容赦ください。その他はお尋ねくださいませ。

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コメント

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■ こんにちは。 はい、本・・・

こんにちは。

はい、本当に、、。

光沢を抑えてなお美しい黄八丈本来のお色…。
おっしゃいますようにまるで匂い立つよう、、。

玉繭で織られる織物特有の質感。
まさに黄八丈、です。

二代の八百子氏、現在の芙美子氏にもない
美しさです。
きもの水流 店主 | 2016-03-21 14:44 |

■ こんばんは 美しい布で・・・

こんばんは

美しい布ですね

なぜかすごく惹かれますぅ

お色だけでなく、質感が素晴らしいですね

触ってみたいと思わせられます

匂い立つような美しさですね
小泉 恵 | 2016-03-20 00:20 |
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