水流の「季・とき」折々・・・
「季・とき」折々… 2017年 3月9日(木)
街道を
大きく逸れて
柚子の里
大村真佐子
遠嶺
好きで集めて(いつの間にか集まってしまった)いる変な形の人形やブリキの自動車は、やはりご飯を炊くことも埃を吸うことも何一つだって出来なくて毎日の暮らしの中で何の役にも立たないけれど、私にとってはどれ一つとっても捨てることなんて出来ない大切な宝物ものばかり。 デザインした人、実際に作った人に思いを馳せながら、そのひとつひとつを手にとって眺めていると「君は今という人生を愉しんでいるかい?」と言う声が聴こえてくるのです。 好きなものに囲まれて暮らす、断捨離とは対極にある暮らしも楽しいものです。 私も昨年末に60の齢を数えました。 その60年の間、いったいどれだけ無駄なことをしてきたのか、、、。 数え上げればきっときりがありません。 この一年だって振り返ればもう無駄な事ばかりして…、それが身になる、肥やしになる、なんて他人は言うけれどほんとかな?…いまだよくわからないのですが、そう思ってる間にも時計は自分勝手にチ、チ、チ、…と時を刻み、誰も取り戻すことの出来ない様々な過去を作り上げてゆくのです。 残酷なのか、なんなのか、それさえもわかりません。 だからこそ、かけがえのない時間を好きなものと過ごしたいと強く思うのかも知れません。
それにしても時間の過ぎるのが早い、子どもの頃の夏休み並みの速さで過ぎていってしまう。 一日なんてこれといって何も捗りもしないまま過ぎてしまいます。 数日前はもとより、昨日でさえたちまちの内に旧懐の情に包まれてしまい取り戻せない時間に愛おしささえ覚えます。 一週間だって瞬きをする間に過ぎ去ってしまう。 時の経つことのなんと早いことか。 時々刻々旧懐の情が溢れ、たまには振り返らないと歩いてきた道さえ忘れてしまいそうだ。 今日(昨日です。)は午後から趣味の一つでもあるガーデニングをしたこともあり、なんだかくたびれてしまいました。 若い頃は一日中ベランダで植え替えやらなにやらしていても疲れなかったのだけれど、還暦は還暦、若いつもりでいるのは気持ちだけでどうやら体力は実年令以上が濃厚です。 呉服商という我が生業もあと十年はやりたいと思っているのだけれど(本当はあと十五年続けることが出来れば、創業五十年になり、区切りが良いんだけれど、ちょっとそれは無理かもしれない。)そうは思っていても人生は豈図らずやの連続、果してどうなりますことやら…。 紫の花はベロニカオッス九フォード、黄色の花は花ホタル(ほんとはカバーにすると見事なんだけれど、住まいは集合住宅、お店は入り口から裏口まで入れても猫の額の様、)ピンクはモスキートフラワー、ヘデラのホワイトナイトなどなど。。。 こぼれ落ちたヘデラを小さな鉢に移しました。 アマリリスは第二弾が咲きそうです。 ミニマム植物園完成♡
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