水流の「季・とき」折々・・・
「季・とき」折々… 2018年 9月6日(木)
この帯〆も素敵♡
こちらも捨てがたい、
でも帯揚げをこちらにすると
帯〆はやはりこっちの方が良いかも
なんてあれこれコーデしてる時も
呉服屋をしてて愉しいひとときです。
地の目の狂いがないか今一度確認
末永くご愛用ください
◆ご縁を賜りましてありがとうございました◆
着物と帯のコーデが今一つ分からない、どう合わせたら良いのか教えて欲しい、というお客様がたくさん居られます。
いつもこう答えます。
「カジュアルはもうどこまで行っても好みで良いんです。」
例えば礼装の場合(ま、礼装でさえ、小物合わせの基本は好みで良いのですが)やはり礼装は「格」があったり、ちょっとそれはまずいよね、なんてことがあります。
礼装の基本は出来るだけ色数を抑えること、帯〆は平、帯揚げは光沢のあるものが望ましい(あくまでも望ましい、です)等々いろいろなことがありますが、カジュアルの場合、こんな言い方は適当ではない、ことを承知の上で申し上げれば、何でもあり、なのです。
という事はですね…、逆に言えばセンスがハッキリ分かってしまう恐ろしい(笑)ところでもあるのです。 ますます恐い?(笑) ですよね。
では一つだけ簡単なポイントを。
まず帯揚げですが、帯揚げは着物の色と帯の色、どちらにも適う色(同系色という意味ではありません)を選びます。
帯〆は帯の地色に対して少し対照的な色を選ぶと総じて個性的になりますし、帯の中の柄の色の一色をとって適わせるとなんとなくまとまりの良い感じになります。
もちろん今申し上げたのは比較的無難なコーデ。 お洒落にしようと思えばもっといろいろありますが、これは幾通りもありここではちょっと書ききれません。
また、色合わせ、コーデというものは経験を積めば上手になるというモノでもないだけに悩みどころでもあるのです。
もし、お手持ちの着物と帯のコーデでお困りのことがございましたら何なりとお訊ねください。 時間の許す限りお手伝いさせて頂きます。