水流の「季・とき」折々・・・
「季・とき」折々…2018年10月26日(金)
深山より
添水にひける
春の水
二宮桃代
雨月
粗の見えにくい夕暮れ時に綺麗に見えるところだけ切り取って、「ふふふ。
【きもの水流はこんなお店】
よくある長屋テナント(昭和50年代はあちこちにありましたが老朽化、耐震の問題等で最近は段々見かけなくなりました)の中の一軒でいわゆる大きくて立派なお店ではありません。 確か昭和48年の建物ですからもう築45年?程になるのでしょうか。
入り口を開ければすべてが視界に入る小さなお店です。
店内は店主(私)が蒐集?集めに集めた「笑 作品が所狭しと収納され、空いた場所には着物関連の書籍や美術本が積まれてたりと、人によっては田舎のおばあちゃんの家みたいでなんだかすごく落ち着く~とおっしゃってくださる方もあれば、狭い空間で落ち着かない(天井は高くないとね、笑)方も。。
また、よく言うところの敷居が高い(本来敷居が高い、と言うのは格式が高いとか言う意味ではないのですが、まあ、それはさておき)立派な店構えではないので、立派な商品はないのだろうと思われるお客様も時々居られます。 またそれとは反対にこれまで着物専門店で選品をされてこられた美意識の高いお客様は、店構えではなく、取り揃えた作品そのものをちゃんと見てくださいます。
モニタリングとかいうテレビ番組と心理は逆転ですが同じかも。「笑
先日、少し時間がありましたので暗くなって粗が隠せる時間にまだ一度もご来店頂いてないお客様に向けて写真を撮りました。
流行のクラウドファンディングとかいうアレで近所の古民家をどうたらして、とかよぎりますが、仕組みも分からないし、恐いし、若くないし、で思うだけです。
こんなお店です。
何度もお越し頂いてる方は、これでも「あ、綺麗なとこだけ切り取って~笑」とおっしゃることと思います。… ま、事実です。「笑
「花下忘帰」と書かれた書、「かげぼうき」、と読みます。 美しい花(着物)の下、帰るのを忘れる、という意味です。
もう一つの書は「野草のシンプルな衣裳にはかないっこないよ」とあります。 意味がわかりません。「笑
ではでは、お気軽にお越しください。 お待ちしております。
きもの水流
店主