きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

美しい目福

美しい目福193

こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。
ついこの間までサイト上で眺めていた着物や帯が実際に着物となり帯となり、装われた際の感じがご覧戴けます。
本来、眼福(がんぷく)と読み、あ~眼福、眼福~(あ~がんぷく、がんぷく~)と続けて使うのですが、表題は目福と題しております。
※以前設けておりましたコメント欄ですが、頂きましたコメントに気づかないことも多く、そのためお返事がなかなか出来なかったり、ということもあり、現在は設けておりません。 掲載のお着物や帯についてお尋ね頂きます際は該当ページ下段にあります「メールでのお問い合わせはこちら」よりお願い致します。



薔薇挿して

山気にガレの

灯を点す


熊岡俊子

雨月


美しい目福21



今日のきもの美人2018・11/21(水)



今日のきもの美人・・・ 東北M様

吉田美保子さん作の紬に山本由季さんの手描き名古屋帯です。 ま、いわゆる「なんて贅沢な♡」というコーデです。 吉田美保子さんのやわらかな織…。 ここでいう「やわらか」とは織物としてのやわらかさだけでなく、織りに表れた表情のやわらかさ。。。 コーデされた帯は薔薇を一輪一輪手描きで描き上げた、いわゆるフリーハンドの作品です。 つまり手描きの一点ものなのです。 深いグリーンに紫の薔薇が色の深みをさらに深遠なものとし、二-チェでしたかの言葉「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ」という言葉を思い出します。 とても哲学的な言葉で好きな言葉の一つでもあります。 それにしても美しいですね。 こんなコーデとても好きです。 とてもよくお似合いで嬉しくなりました。 お写真を拝見した瞬間からもう眼福眼福~♡でした。  素敵にお召し頂いて本当にありがとうございます。

呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。


まさに美しい目福です。


本日はありがとうございました。

 


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