きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

美しい目福

美しい目福208

こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。
ついこの間までサイト上で眺めていた着物や帯が実際に着物となり帯となり、装われた際の感じがご覧戴けます。
本来、眼福(がんぷく)と読み、あ~眼福、眼福~(あ~がんぷく、がんぷく~)と続けて使うのですが、表題は目福と題しております。
※以前設けておりましたコメント欄ですが、頂きましたコメントに気づかないことも多く、そのためお返事がなかなか出来なかったり、ということもあり、現在は設けておりません。 掲載のお着物や帯についてお尋ね頂きます際は該当ページ下段にあります「メールでのお問い合わせはこちら」よりお願い致します。



けふのほかなき

牡丹の色に佇つ


生田恵美子

風土


美しい目福21




今日のきもの美人2019・01月22日(火)



今日のきもの美人・・・ 市内N様

お顔が載せられないのが残念、とーってもお美しいのに…。 絶対NGですのであきらめます。 今回のお着物は以前お求め頂いた菊池洋守さんの八丈織。 菊池洋守さんは柳宗悦氏の甥にあたる柳悦博氏に師事、1962年に独立後、故郷の八丈島に工房を構え、以降50年以上に渡り自ら名付けた八丈織と向き合ってこられました。 白州正子さんとも交流が深く、白州正子さんの「こうげい」で作品が取り扱われていたこともよく知られています。 綾織の美しい織物を織られます。  帯は品川恭子さんの帯。 当代の人気作家で作品の入手がなかなか容易ではない染色家です。 代表作品の花紋をお求め頂きました。 羽織姿がエレガントですね~。。。 モデルさんのようなスタイルと相まってドギマギする美しさです。 素敵にお召し頂いて本当にありがとうございました。

呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。


まさに美しい目福です。


本日はありがとうございました。

 


ページトップへ