きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

美しい目福

美しい目福250

こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。
ついこの間までサイト上で眺めていた着物や帯が実際に着物となり帯となり、装われた際の感じがご覧戴けます。
本来、眼福(がんぷく)と読み、あ~眼福、眼福~(あ~がんぷく、がんぷく~)と続けて使うのですが、表題は目福と題しております。
※以前設けておりましたコメント欄ですが、頂きましたコメントに気づかないことも多く、そのためお返事がなかなか出来なかったり、ということもあり、現在は設けておりません。 掲載のお着物や帯についてお尋ね頂きます際は該当ページ下段にあります「メールでのお問い合わせはこちら」よりお願い致します。



雲海に

一刷け朱さす

ひとところ


村上千紫

京鹿子


美しい目福21


美しい目福21



今日のきもの美人2019・09月22日(日)



今日のきもの美人・・・ 市内A様

手織の紬に絞り友禅の名古屋帯のコーデが素敵です。 いつも思うのですがA様はコーディネートがとてもお上手ですね。 格子の着物にはセオリーでは花柄(あくまでもセオリーです)を適わせることが多いのですが、雲と山影と水流を絞りで表現した塩瀬帯を適わされています。 カジュアルな装いは同系コーデではなく反対色や、着物に対して際立つお色目を適わせるのがセオリーなのですが、お色のコーデはセオリーで。 この辺りが上手なんですね。 こうしたことは色コーデのお教室などで覚わるものではなく、持って生まれた感覚なんですね。 お見事です。 とてもよくお似合いで本当にとても素敵でした。  素敵に着て頂いて本当にありがとうございます。


呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。


まさに美しい目福です。


本日はありがとうございました。

 


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