美しい目福
美しい目福275
こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。 |
筆書きの
虚子の選句稿
薄紅葉
仙田孝子
風土
今日のきもの美人2020・07月30日(金)
今日のきもの美人・・・ 隣県R様
素敵でした。
日本の家の美しさと衣の美しさ。 深いひさしの軒先に立てかけられたよしず、唐長の唐紙で仕立てられた襖は夏用の葦戸に替えられる。 座敷には御簾を、縁先に吊るされた風鈴の澄んだ音色がちりんちりんと耳を打つ。 日本家屋に溶け込むかのような着物姿はまるで夕刻の風のような涼しさを想わせてくれます。…ご覧頂けますよう文句なく美しい、そんな佇まいです。
隅々にまで心配られた住まいとお召し物に季節の移り変わりを大切にされる暮らしぶりを感じます。
くすみの苗色の着物に青楓が描き染められた絽の名古屋帯のコーデは大人の女性ならではの美しさを湛えていますね。 帯〆、帯揚げも奇を衒わずとても上品で素敵でした。
別に頂きました大島とカサブランカのコーデも素敵ですね。 しばしうっとり拝見、眼福ってまさにこんなことですね。
呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。
まさに美しい目福です。
本日はありがとうございました。