美しい目福
美しい目福290
こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。 |
ため息に
揺るるがごとし
春の星
西澤ひで子
遠嶺
今日のきもの美人2021・2月18日(木)
今日のきもの美人・・・ 市内R様
【野蚕糸で織られた紬織物と手描き友禅の潮江の名古屋帯】
お召しの着物はベージュともグレーともつかない、今風に言えばグレージュと表現するのでしょうか、野蚕の糸の風合いが野趣零れる紬です。 締めておられる帯は塩瀬に手描きで栴檀が描かれた木原工藝の逸品です。帯〆のチョイスも帯揚げも、完璧ですね。 着付けも美して非の打ちどころなありません。 紬はそもそも洗練とはかけ離れた織物なのですが、帯合わせ、小物の合わせ方で垢抜けて都会的な表情を醸し出すことが出来る、お手本のようなお召し姿でした。また、素敵なお召し姿、見せてくださいね。
呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。
まさに美しい目福です。
本日はありがとうございました。