きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

美しい目福

美しい目福296

 

こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。
ついこの間までサイト上で眺めていた着物や帯が実際に着物となり帯となり、装われた際の感じがご覧戴けます。
本来、眼福(がんぷく)と読み、あ~眼福、眼福~(あ~がんぷく、がんぷく~)と続けて使うのですが、表題は目福と題しております。
※以前設けておりましたコメント欄ですが、頂きましたコメントに気づかないことも多く、そのためお返事がなかなか出来なかったり、ということもあり、現在は設けておりません。 掲載のお着物や帯についてお尋ね頂きます際は該当ページ下段にあります「メールでのお問い合わせはこちら」よりお願い致します。



七五三

父の背中に

深眠り


河合笑子

あを


美しい目福21

美しい目福21





今日のきもの美人2021・3月6日(土)



今日のきもの美人・・・ 隣県K様

【手描き友禅訪問着に西陣織袋帯】
K様お召しのお着物はK様の七五三のお祝い着として当時お誂えされた思い出のお着物です。 淡い水色に花丸紋様と舞蝶が艶やかです。 お袖こそ揚げていませんが、肩揚げ、身揚げともたっぷりで小さなお嬢さまの可愛らしさを一層引き立てています。 そのK様のお母様より、「いまの娘のsizeにお直しは出来ますか?」とのご依頼を頂き、弊店にてお嬢様のsizeにお直しをさせて頂きました。 お嬢様、お背が高くていらっしゃいますので少し大変なところもございましたが、素敵な訪問着に生まれ変わりました。 お母様もお嬢様もとても喜んでくださり、感無量💓 私にとりましてもお客様の人生の節目々に関わらせて頂いたり、お慶びを共にさせて頂いたり、呉服屋冥利に尽きる瞬間でもございました。


呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。


まさに美しい目福です。


本日はありがとうございました。

 


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