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摺友禅九寸名古屋帯/ガルーダ更紗



染紙に

濃淡のあり

鳥雲に


中村洋子

風土



名古屋帯



【摺友禅九寸名古屋帯/紬地】

―ガルーダ更紗文様―
制作/たち花




意匠/design「デザイン」着物や帯に限らず、何かを表現する際、何をしても良いということは最大の自由のように思われるのかも知れません。 しかし「一見最大の自由のように思われるそれはもっとも不自由な拘束と紙一重である」、と何かの本で読んだ記憶があります。 つまり、何もないキャンバスに初めの一筆から差し入れることは何かの縛り、制約の中においてデザインを起こしてゆくより数十倍も難しいのです。 何もない「無」から「有」を創りだすことは容易なことではありません。 一つの仕事を終えた下絵職人は果たして次の仕事が出来るのか、という苦悶に襲われることもしばしば…と聞いたことがあります。 意匠/designを起こす、とはそもそもそうしたものなのだと思います。 極限まで無駄をそぎ落とした結果としての意匠であったり、感性や想像を凝らし、表面的な無駄や虚飾を装った意匠であったり、何もないところに突き抜けるように浮かび上がるような感覚であったり…。 意匠とは言わば突き詰めた個人の英知の結晶なのだと言うことが出来ます。 しかしその多くは何かしらの意匠を模したものと言えるのかもしれません。 


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


こちらにご紹介させて頂きましたのは、京都で染められた摺友禅の名古屋帯です。  如何にも異国情緒を想わせる印象の色調です。 描き染められた彩色も文様も異国の更紗を想わせます。 決して「和文化」を想わせる和更紗ではないのです。 でも、不思議なことにそこ感じられるのは確実に日本の友禅の美しさなのです。 ひとつの「意匠/design」として完璧に完成された美しさが、日本的な美しさを醸し出しているのです。 その丁寧が尽くされた摺友禅が帯地としての価値観を高めているのです。 それは文化の異なる異国の文様でありながら、私たち日本人に訴えかける意匠/designとして、いささかも物足りなさを感じさせない高い「質感」を保っているのです。 つまりは意匠の巧みさと仕事の質感が見事に相俟っているからなのだと思います。 ガルーダとはご存知のように想像上の「神の鳥」です。 こうした異国の文様やデザインをそのまま描き写すことは現代の技術においてそれほど難しいことではありません。 むしろPCでデザインを取り込み写真版で染めるのならば、その方が綺麗な染物となるのだと思います。 本来において、ひとが人の手で何かを手掛けるということは不確実性に満ちているものなのです。 しかし、ひとつの染色工芸として美しさの表現が主であるならばどうなのでしょう。


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


名古屋帯


こちらの帯はカジュアルな名古屋帯として描き染められている訳なのですが、異国の文様/色彩をそのまま模写/コピーするのではなく、摺友禅の染色工芸として確実に昇華させているのです。 京都において意匠/デザインに携わる下絵師がその感性や英知を凝らし、染場に仕える職人が、その積み重ねた経験値と職人としての矜持を刷り込まることで初めてひとつの「染色工芸」として完成し、帯とされるのです。 つまり、極めて「美意識」の高い下絵師と極めて技術の高い染場が繋がって初めて可能となる染色工芸なのだと思います。 その意味で、こちらの染色作品は写真版で量産される更紗(※それらを更紗と定義するのかと言う論点は別にして)とは確実に一線を画していることは言うまでもありません。 加えて申し上げるならば、摺友禅による細密な彩色の表現、腕利きと称される職人の仕事の迫力が染色の表面だけでなく、その保つ質感のすべてが有無を言わさぬ力を持って見る人の目を魅了するのです。 つまり、ひと目で上質を想わせてくれる染織作品なのです。 

「※紬織物の他、江戸小紋、色無地などにもお使い頂けます。」

「※ガルーダの出るお太鼓が標準ですが、二通りの画像でお示し致しましたように花更紗の模様がお太鼓に出るようにお仕立てすることも出来ます。 ご依頼頂きます際にお申し出くださいませ。」


【お仕立てなど】 まずは弊店において検品します。その後、弊店専属の一級技能和裁士に仕立てを依頼するのですが、和裁士においても私共呉服店とは異なる目線で改めて厳しく検品をしております。 また、帯のお仕立てに際し、帯芯の厚さ、硬さ、帯の仕上がりの長さ、巾など、寸法につきましてご希望/ご相談などございましたら、お申し付けください。

【色みなど】 ホームページに掲載のお品の色みは基本何百枚も撮影し、出来る限り色調整の必要の少ない画像を選択しております。色調整を掛け過ぎるとどうしてもどこかに無理が出て実際のお品の色質感とは離れたものになってしまうからです。 ですので出来うる限り、実際のお品のお色目、質感に近いものを掲載しておりますが、お客様がお使いのPC、OS、ディスプレイ/モニターによりお色目が微妙にが異なる場合がございます。 ご理解賜りますようお願い申し上げます。※iphoneなどのスマートフォンからもご覧頂きますとより正確なお色目が伝わる場合があります。

【お手入れなど】 お求め頂きました後、日常にお使いの際のお手入れは、着物の場合、衿の皮脂/ファンデーション汚れなど気になる個所の部分的なしみ落としで十分です。 帯に関しましてはそれほど必要ありませんが、もし前腹などよく触れる部分など気になりましたら、しばらくお使いにならない折にお手入れをお奨めしております。 また、絹物、一部木綿はご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

【在庫について】 実際の店舗におきましても同時にお品を販売しております。 ご注文/お申し出を賜りましてもホームページへの反映が一足遅く、「SOLDOUT」が表示されていなくても売り切れの場合がございます。先着順となりますので予めご了承下さい。


【商品情報】

商品番号
GMK-OE-4067
商品名
摺友禅九寸名古屋帯/紬地 ガルーダ更紗
品質
絹100%※紬地
価格
¥147,000 (表地/税込)
¥158,500 (芯仕立て上げ税込)
※一級和裁士による手縫い。
※お仕立てに要する日数はご注文確定後
約2週間〜20日戴いております。
巾/ 長さ
お仕立て上がりの際のサイズは帯巾・八寸〜八寸二分程。/ 長さは九尺八寸程。多少の変更は出来ますのでお尋ねくださいませ。
[お仕立てをご希望のお客さまへ]
カードでお支払いをご希望のお客さまで「お仕立て」をご希望されるお客様は
カード決済のお手続きの際にそのまま「反物」の価格にてお手続きをお願いいたします。
後ほど、弊店より「お仕立て」の有無のご確認をさせて頂きます。
ご了承頂きました後に「お仕立て代金込み」の金額に変更させて頂きます。

[現品事前確認をご希望のお客さまへ]
ご注文/ご購入に際して、現品を前もってご覧になられたい方は下記現品事前確認
についてを ご覧くださいませ。詳しい流れのご案内をさせて頂いております。


現品事前確認について

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■お仕立につきましては仕立て料金表はこちら をご参照下さい。
または、お電話・メール・ファクスにてお尋ね下さいませ。

名古屋帯


名古屋帯

摺友禅九寸名古屋帯/ガルーダ更紗

価格:

147,500円 (税込)

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