きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

新着商品

手織り紬織物/九寸名古屋帯 吉田美保子ピンクポルカドット/2022・1・19 Published

¥330,000(税込)

ピンクポルカドットの作者である吉田美保子さんの内なる想いがその意匠を創造し、適う糸を手繰り寄せ、彩りとなる植物染料を引き寄せる、そして吉田美保子さんの心の奥深い美意識と交差し、織かさなることによって創り出されたひとひらの”絹布”…。更に作品の魅力を申し上げるならば吉田美保子さんがイメージしたピンクポルカドットには制作者の人柄、心の温度、そしてその知性までもが織り出されてみえるのです。 つまり、制作者としての吉田美保子さんのすべてがこの作品に結実しているのだと思います。

江戸小紋 フランス縞/伊勢型紙/2022・1・18 Published

¥275,000(税込)

江戸小紋、それは伊勢型紙を遣い、伝え継がれた職人技で染め上げられた“染織工芸品”と言うことが出来るかと思います。 型紙を使って染める、と言うことは即ちその型紙を彫るということから仕事が始まるわけです。 専用の「錐※きり等の道具」を遣い「彫り上げて」いくその作業はある種、日本の職人の気質に適う仕事であるのかも知れません。 集中を保ち、丁寧に丁寧を重ねて彫り上げられた「型紙」は「型紙」それ自体が工芸品としての趣を保つほどのものとなります・・・

西陣織九寸名古屋帯/洛風林 彩松/2022・1・15 Published

¥171,600(税込)

金糸と銀糸で松が織り出されただけの意匠なんですが、なぜか単純な感じはしません。 行儀よく並ぶその文様は江戸小紋の割付文様に通じるものを感じます。 伝統的とか純粋な日本的な印象も伝わってきます。 ご覧頂けますように見るひとの目に強く訴えかける色彩印象の強い帯ではありません。 絢爛豪華な印象でもありません。 光沢を抑えた白汚しの静けさ、その中に整然と並ぶ燻し金、燻し銀の松文の厳かな空気が印象的な一点と言えるかと思います。 まさに吉祥を表現し、和の文様の美しさが織り込められた織物と言えるのではないでしょうか。 馥郁たる「趣」と「品」が感じられる、そんな一品です。

型絵染九寸名古屋帯 関美穂子作品 花喰鳥/2022・1・10 Published item_link

¥287,500(税込)

はなくいどり【花喰鳥】
【葡萄や草花の小枝や花唐草をくわえた鳥を形どった吉祥文様。起源はペルシアにあり,ササン朝の染織の図様にあらわされている。これは葡萄の小枝をくわえ,栄光の象徴である真珠の首飾をつけた鳥の文様で,この形式が東伝し,やがてその首飾をついばんだり,さらには首飾のかわりに宝玉を華やかにつないだ綬帯(じゆたい)や美しい小枝をくわえるようになる。唐朝の史書《唐会要》に出てくる〈鶻銜瑞草(かつがんずいそう)〉や〈雁銜(がんかん)綬帯〉の文様はこうした花唐草や綬帯をついばむ鳥獣をあらわしたものである。】
※出典/世界大百科事典 第2版

本藍染め/九寸名古屋帯 本藍絞り紬地/2022・1・9 Published

¥185,000(税込)

本藍染めダイヤ絞りの九寸名古屋帯です。 美しいですね… 静謐な美しさを感じます。 いわゆる割付文様の美しさです。 行き過ぎてない藍の美しさも感じます。 藍に支配された美しさ、ではなく、藍を支配した美しさを感じるのです。 眺めていると手工藝の曖昧な美しさが感じられます。 こちらのお品は本藍で絞り染められています。 控え目な美しさと言えば適うのでしょうか。 こんな言い方をしてしまえばそれで終わってしまうのですが、その美しさはまさに日本固有の美、よく言われる「JapanBlue」つまるところそれに尽きるのだと思います…

型絵染九寸名古屋帯/国画会岡本紘子作品 「 春・風に乗って」/2022・1・7 Published

¥388,000(税込)

空五倍子色 (うつぶしいろ)に茶を混ぜた様な地色、灰色みを帯びた茶、なのですが、いわゆるグレージュではありません。 明らかに「和名」のお色目なのです。 そのひと言では言い表す事の出来ない地色に詰め込まれるように描かれた可愛らしい花や蝶。 表面的には大人っぽさ、大人びた印象を感じる色目に散りばめられた色の可愛さ、、 印象は大人の女性の愉しめる可愛さの色…。 たとえば素敵に齢を重ねた女性が木綿のお着物や紬のお着物にさらり、こんな帯を締める… その佇まいを想うとそれはとても素敵なものです。 こうしたお色(可愛さ)を着物の装いにさり気なく取り込む大人の女性の余裕を想わせてくれます・・・

型絵染九寸名古屋帯/珈琲豆の木と鳥と猫 岡田その子/2021・12・28 Published

¥164,500(税込)

こちら、、珈琲豆の木にとまると鳥はキツツキでしょうか。 下から虎視眈々とは言えない緊張感のない(笑)のない黒猫も描かれています。 木に登る気配は微塵もありません。 表現された構図はどこかユーモラスでもあり、見方を変えるとカシニョールのリトグラフのようにも見えてきます。 配色ゆえでしょうか、都会的な垢抜けた印象の中にどこか温かみも感じます。 こうした帯に関心をお持ちになる方は きっと紬好きの方が多いのかもしれません。 ご多分に漏れず私もそうなのですが、眺めているとつい心が微笑んでしまいます。 何の制約も受けず、気持ちの向くままに創作されたこと・・・

西陣織九寸名古屋帯/洛風林 マグノリアの花/2021・12・25 Published

¥264,000(税込)

マグノリア、それは木蓮属の花の総称。 
こちらにご紹介のマグノリアの花は18世紀フランスの染織を範として洛風林において図案化されたものです。 自然が生み出した造形、それを人の心と手が生み変えたもの…、自然の中に見る木蓮の美しさ、創意が織り込まれた美しさ…、マグノリアの花を見ているとこの芳醇な美しさを創ったもの、者を想います。 マグノリアの一片の花とマグノリアの花と銘された一枚の織物、どちらも美しい、、。 
こうした染織を眺めていると美術工藝とは何なのか、と想うこと・・・

西陣織九寸名古屋帯/日月 洛風林/2021・12・22 Published

¥176,000(税込)

さてこちら、ご紹介させて頂きました帯に銘されたのは「日月」 この帯を眺めていると、孤高の月を想わせる凛とした緊張感が漲っている様に感じます。 僅かにトーンの異なる配色で織られた「日」からは銀河の支配者/太陽を想わせる品格を想わせてもくれます。 そして二つの生命が一つの帯に織り上げられる。 はたして、それを見上げるべく表現された大地の色… 地球と言う星の大地を表現しているかの様でもあります・・・

本場黄八丈着尺/山下芙美子作 綾織り/2021・12・16 Published

¥825,000(税込)

黄八丈は1984年に東京都の無形文化財の指定を受けました。 黄八丈に使われる糸はかくも美しくも抑制の効いた光沢を持ち、陽光の中で特有の光を放ちます。 気の遠くなるような手間暇と歳月をかけて染め上げられた糸は年季の入った高機で人の手により黄八丈と姿を変えてゆくのです。 必要以上に無理な力を加えずに糸の長所を最大限に引き出すようにそれは織られるのです。 言わば「黄八丈」は織物の宝石と言っても言い過ぎではないのかも知れません。 

本紅型九寸名古屋帯/宮城里子/2021・12・14 Published

¥285,500(税込)

その意匠、彩色のすべてが如何にも南国琉球を想わせてくれます。 ただ、こちら、よくある琉球本紅型とは一味も二味も違います。 また宮城里子さんの作品の中に在っても少し他とは異なるのです。 こうした染織に詳しい方ならもうすでにお気づきかも知れません。  そう、題材とされた「サボテン/仙人掌」です。 サボテンの花と言えばまず真っ先に思い出すのは「月下美人」でしょうか。 一夜限りの美しさ、知らない人はないのかもしれません。 サボテン/仙人掌の花は琉球沖縄では古くから厄除けの効果があると信じられていたそうです。 

型絵染九寸名古屋帯/藤田順作品 小蕪模様/2021・12・11 Published

¥398,000(税込)

作品に銘されたのは「小蕪模様」 根菜の意匠をことのほか好む私、ひと目で魅了されてしまいました。 作品はいかにも藤田順さんらしい彩で染められています。 いえ、もっと正確に言葉を選ぶのならばひと目で藤田順さんの作品とわかる、つまり、藤田順さんにしか表現の出来ない彩色で彩られているのです。 九寸の巾、一丈二尺に余る絹布に描き染められた「小蕪模様」、色の響きはどこかガラス絵のようでもあり、水彩画のようでもあり、不思議な感覚を憶えます。 息を詰めてじっと眺めていたのだけれど、呉服商としてを通り超えて染織を愛好する者の一人として純粋に魅了されてしまい、セールストークめいたものを書こうとしたま筆が止まっているのです・・・

西陣織九寸名古屋帯/レリーフ 洛風林/2021・12・8 Published

¥209,000(税込)

ご紹介させて頂きました帯に銘されたのは「レリーフ」古代ギリシャ・ローマの建築装飾をモチーフとしています。 レリーフとは浮き彫りを意味し、おおらかに渦を巻く唐草を膨れ織のやわらかな立体感で表現しています。 荘厳で静謐、客観的なリアリズムを追求したギリシャ彫刻、その芸術性の上に官能的な表現を加えたのがローマ芸術と言われるように(諸説あります。) こちらの織物を眺めていると静寂の中にどこか甘美な印象も感じるのです。 地色にされたのは限りなく白に近いピンク(ピンクという表現は適わないと思うのですが…)稚さを微塵も想わせない淡い淡いピンク。 白に近い茶を白茶と言いますが、あえて申し上げれば白ピンクでしょうか・・・

商品一覧

Policy&Concept

Policy&Concept

きもの水流は名古屋市にお店を構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

Policy&Concept

ページトップへ