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型絵染九寸名古屋帯/「夢の記憶」 国画会中島敬子/2019・12・07 Published NEW

中島敬子さんの対象物の捉え方も添田敏子同様に独特の感性が啓かれています。 作品には時の経過と共に朽ち果ててゆくであろう対象物、いずれは枯れてしまうであろう短い草花の生命、ひとつの季節の中の僅かな日のうちにその生命や生涯を布に写しとって残したいという身近なものへの愛情が感じられるのです。 そも、中島敬子さんが、着物愛好家に人気を博しているのは、表現の根底に在る染織に対する愛情が観る者の心を揺さぶるからではないでしょうか。 違う視点でそれを捉えれば 即ちそれは染織作家自身の染織に対する敬意であるとも言えるのです。

型絵染九寸名古屋帯/岡本隆志作「椿文」/2019・11・30 Published NEW

こちらの「椿文」は夜が明け、冷たく碧い空気が澄み渡る朝、陽光を浴びてその美しさが際立つ瞬間を染め上げた作品のように思います。 制作者の岡本隆志氏の作品は、こうした染色工藝に深い関心をお持ちの方はよくご存じ頂いておりますように「抽象的」な作品が特長です。 ときにそれらの曲折的な作品はややもすれば難解であったりするのですが、こちらの作品はそうした岡本隆志の作為から掛け離れた、心で捉えたそのままの感情を写したものだと思います。 つまり「理」ではなく、感性が描き上げたものであると言えるのかも知れません。

手描き友禅九寸名古屋帯/湯本エリ子 カサブランカ/2019・11・26 Published NEW

こちらの帯はお洒落帯として描き染められている訳なのですが、カサブランカの花をそのまま模写するのではなく、手描き友禅の染色工藝作品として確実に昇華させているのです。 その意味でこちらの作品は写真版で量産される”手描き風”の染物とは確実に一線を画しています。 もう一つ、加えて申し上げるならば、手描き友禅による細密な彩色の表現、染色作家の仕事の迫力が染色の表面だけでなく、質感のすべてに有無を言わさぬ力を持って見る人の目を魅了しているのです。 つまり、ひと目でそれを想わせる、上質極むる染色工芸品なのです。 見事に美しい染色作品だと思います。

草木染手織り紬織物/下井紬 下井伸彦/2019・11・22 Published NEW

無限に在ると言える自然の彩り、まさにその生命の揺らぎを織り籠めたかのような作品です。 下井伸彦さんの手だからこそ創り得た織り、創りし色なのです。 下井伸彦さんでなければ織ることの叶わない肌理の美しさ、創ることの叶わない色調と言えば言い過ぎでしょうか。 そもそも紬糸が保つ質感はおよそ肌理細やかとは遠いものであるにも拘らず、手に取れば文句なく美しい肌理を保つのです。 大層な物言いをして、と思われるかもしれません。 もしか言い過ぎなのかもしれません。 でも、決して言い過ぎなどではないと思わされてしまうほどの肌理の美しさであり、織り色を保っているのです。

首里織り/花織 制作/佐藤史子/2019・11・21 Published NEW

わざわざ余計な手間暇を掛けているように思えてしまうほど、凝りに凝った手業が掛けられているのですが、わざわざ掛けた手間暇が余計なことではない理由も、見る私の目に映るのです。 実際に制作者に尋ねた訳ではありません。 あくまでも私の個人的な見解に過ぎませんが、わざわざ掛けたかのように見えるその手業、それはこの織物が帯となってお使い戴く際の帯の美しさを想って掛けられた図りではないかと思います。 つまり、単純な花織とせず、わざわざ異色の格子を交差させることで単調になりがちな花織に表情を与えているのです。

型染九寸名古屋帯/おはじき 岡田その子/2019・11・18 Published NEW

おはじき/お弾き、子どものころ誰でも一度は遊んだことがあるのではないだろうか。 15ミリほどの大きさのガラスで作られた玩具。 それは透明だったり、半透明だったりして美し可愛いものでした。 そうか、もしかしたら今の子はお弾きなんて知らないか、、。 時は流れる…ですね。 しかしどうでしょうか、お弾きを知らない世代の方が見られたとしても、同じように心が躍るのではないでしょうか。 お弾きを知らない世代の方にご覧頂いたら、「これは飴玉ですか?」なんて訊ねられたり。 確かにそのようにも見えますね。 でも、私の世代ですと飴玉、ではなく、ドロップ、でしょうか。(笑)
異国情緒・凛・技 -Trandition&Elegance-
バティック更紗琉球染織
江戸小紋

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