きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

新着商品

手描き友禅九寸名古屋帯/薔薇 山本由季/2021・09・17 Published

¥335,000(税込)

墨色の地に(黒地ではありません、薄墨色です。)描かれた薔薇は写実的なものではありません。 ご覧頂けますように一目で山本由季さんのそれと判る独特のデフォルメが掛けられています。 古典的な手描き友禅という技法を用いながらも、古臭い印象を想わせるところはありません。 墨一色で描かれた水墨画からは「美しさ」を感じるのと同時に古(いにしえ)を想うことが多々あります。 「薄藍色」で地色が染められたこの帯地に水墨画を見るような古を想うことはありません。 唯、比類なき美の水墨画に、その「美しさ」は宿るがごとく、「比類なき染色」から感じられる美しさは確実に感じられるのです。 ここで言う「比類なき」とは・・・

草木染手織り紬織物/信州飯田紬 廣瀬澄子/2021・09・16 Published

¥493,300(税込)

この紬織物ですが、手に取ると、まるで羽衣のような質感を想わせてくれます。 もちろん実際に羽衣ほどに軽い訳ではありません。 でも、空気を含んだかのような質感は例えれば真綿の羽衣、まさにそんな感じなのです。 あえて他の何かに例えるならば、地入れを終えた後の結城紬の地機のような印象でしょうか。 しかも掌に温もりが伝わりるのです。 制作者の紬への思い入れまでもが織り込まれているかのようでとても不思議な味わった事のない感覚です。 工業的に織られた紬織物は言うまでもなく、結城紬の地機/高機からも感じたことのない温かみです。

摺り箔/九寸名古屋帯 燻し銀ペルシャ更紗/2021・09・11 Published

¥155,000(税込)

燻し銀、深緑色の地に燻し銀ただ一色、、。目に残像を残す…、かと思うのだけれど残像として目に強く残らない…、残るのはむしろ美しいという余韻。。 間違いなく相当に美しい…。深緑色に地染めされた塩瀬(しおぜ)に燻し銀の摺り箔でペルシャ更紗が描かれただけの帯。 そう、言葉にしてしまえば、唯、それだけの意匠/designです。 でも、この帯から感じるのはそうした単純な印象では決してありません。 描かれているものは更紗、使われた彩色は光沢を抑えた燻し銀…

伊勢型紙/江戸小紋・亀甲に花紋/2021・09・09 Published

¥245,000(税込)

こちらに掲載致しました江戸小紋は、亀甲に花紋の極細江戸小紋です。 画像でもお分かり頂けますように極めて細密な型を用いて染められた江戸小紋です。 亀甲の中に鮫を彫り上げ、さらにそこに花紋を彫り上げ染め上げたもので、伊勢型の中でも極めて細密な江戸小紋です。染められた意匠は「礼装感」の中にも洒脱な印象も想わせるものだと思います。 ご覧頂きましていかがでしたでしょうか? 染められた憲法黒茶( けんぽうくろちゃ)(※黒に近い焦げ茶色)の色相に加え、強すぎない印象の色感が意匠/designと見事に相俟って・・・

西陣織八寸名古屋帯/北欧飾文 洛風林制作/2021・09・07 Published

¥176,000(税込)

こちらに掲載致しました八寸名古屋帯、北欧飾文と銘されています。 どこか聞き覚えのあるような、でも、やはり耳慣れない言葉のようにも思います。 制作の洛風林によりますと、北欧飾文のデザインの元となったものは堀江麗子氏がデザインの研究のために訪れたフィンランドの地において木彫りの大きな扉の装飾からインスパイアされ、それをモチーフとしておこされた文様です。 北欧など、厳冬地におけるデザインには温かみを想わせるものが多いですね。 とりわけフィンランドなどの意匠/designには私たち日本人の目にすーっと入って来る、そんな感じがします。

江戸小紋 フランス縞/伊勢型紙/2021・08・30 Published

¥275,000(税込)

江戸小紋、それは伊勢型紙を遣い、伝え継がれた職人技で染め上げられた“染織工芸品”と言うことが出来るかと思います。 型紙を使って染める、と言うことは即ちその型紙を彫るということから仕事が始まるわけです。 専用の「錐※きり等の道具」を遣い「彫り上げて」いくその作業はある種、日本の職人の気質に適う仕事であるのかも知れません。 集中を保ち、丁寧に丁寧を重ねて彫り上げられた「型紙」は「型紙」それ自体が工芸品としての趣を保つほどのものとなります・・・

工藝絞り/有松絞り 手蜘蛛絞り 三浦鈴世/2021・08・28 Published

¥230,000(税込)

<手蜘蛛絞り> 工藝染織の着物や帯に関心をお持ちの方でしたらば、その名前を聞かれたことはこれまでに一度や二度ではないと思います。 有松絞り(※日本国内で絞り/括り/染められる、本来言われる有松絞り)の中でもとりわけ生産数の少ない絞り技法です。 その理由は至って単純です。 ほぼ二人の女性の手によってのみの生産しかないから。 付け加えて申し上げれば、お二人はご年齢を思いますと、この先の制作数の僅少、やはり少し不安は否めません。 更にもう一点付け加えますと今回のこちらの手蜘蛛絞りは麻で制作いたしましたが、麻での制作はこちらが最後のお品・・・

本藍染め/九寸名古屋帯 蛍絞り紬地/2021・08・26 Published

¥185,000(税込)

本藍染め蛍絞りの九寸名古屋帯です。 美しいですね… 手工藝の曖昧な美しさが感じられます。 まるで漆黒の闇に舞う蛍のようです。 闇の中を揺らぐかのように舞う蛍、身体の大きなゲンジボタルではなく、小柄なヒメボタル、そんな風情です。 こちらのお品は本藍で絞り染められています。 控え目な美しさと言えば適うのでしょうか。 こんな言い方をしてしまえばそれで終わってしまうのですが、その美しさはまさに日本固有の美、よく言われる「JapanBlue」つまるところそれに尽きるのだと思います… こうした美しさを見せられる度に思うのは・・・

茜染め/九寸名古屋帯 七宝繋ぎ 紬縮緬地/2021・08・23 Published

¥225,000(税込)

茜染の九寸名古屋帯です。 美しいですね…、 手工藝の極みと言えば大袈裟が過ぎるのかも知れません。 でも思わずそう言ってしまいたくなるほどに美しい七宝繋ぎ文様が絞り染められています。 何度も申し上げて恐縮ですが、誠に美しいのです。 こんな言い方をしてしまえばそれで終わってしまうのですが、その美しさはまさに日本固有の文様美、要するに割り付け文様の美しさ、それに尽きるのだと思います。 ある一つの文様が四方に八方に広がり、連続することで美しさを広げてゆく…

江戸友禅九寸名古屋帯/久呂田明功 無花果/2021・08・19 Published

¥338,000(税込)

江戸友禅の美しさが凝縮された意匠です。 無花果を意匠とした作品はそれほど多くはありません。 むしろあまり見掛けない意匠だと思います。 その一点だけを取り上げてみても久呂田明巧氏の豊かなる感性を感じ取ることが出来ます。 そのほかになにがこの江戸友禅をこれほど印象的なものとしているのか?  一言で申し上げるならば… この“彩色”に尽きるのだと思います。 この江戸友禅を個性的な印象としているのは無花果の実と葉の彩色ではないでしょうか・・・

伊勢型紙/江戸小紋・石塚幸生/2021・08・08 Published

¥281,100(税込)

こちらに掲載致しました江戸小紋は、創作花紋の江戸小紋です。画像でもお分かり頂けますように一般的な江戸小紋とは趣を異にするものです。 江戸友禅の意匠を伊勢型紙に彫起こし、送り初めを施した極めて珍しい江戸小紋です。 染められた意匠を想えば、いわゆる「割付の江戸小紋」とは少し距離を置いたものかも知れません。 しかし、ご覧頂きましていかがでしたでしょうか? 染められた深緑色の凛とした色相とやわらかな印象の意匠/designが見事に相俟って、一般的な江戸小紋から感じられる「削ぎ落とされた美しさ」を詩的な美しさにまで昇華させているかのように感じます・・・

雨垂れ絣/結城紬縮み織物 石下結城紬縮み織/2021・08・08 Published

¥255,500(税込)

染められた糸のお色目はスイートマスタード、言わば甘い芥子色です。 なんとも絶妙な色目です。 マスタードと言う印象的な色を僅かに霞で抑えたかのような素敵な色目です。 もう少し説明を加えますと、その色の下地を作っている雨垂れなんですが、ランダムに生成りの糸を配列することにより、織り上げた際に雨垂れ絣となるように仕掛けられているのです・・・

商品一覧

Policy&Concept

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きもの水流は名古屋市にお店を構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

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