きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

水流からのお知らせ

新着商品

草木染手織り紬織物/信州飯田紬 廣瀬澄子/2022・9・23 Published

¥445,000(税込) ~

こちらのお品は廣瀬澄子さんが真綿糸の段階から手を掛け、糸を染め、手織りで織り上げたもの。 一般的によく見掛ける、緯糸にのみ真綿糸、経糸には生糸が使われた”本当の意味での真綿紬とは定めにくい真綿紬”ではなく、経糸、緯糸すべてに真綿糸が使われた“純粋な真綿紬織物”。 そのため、保つ風合いや質感は本場結城紬の地機と同じです。 もしかすると、飯田紬の方が質感は勝るのかも知れない。 少なくとも以下ではない。 それはこの飯田紬に一度でも袖を通した経験の在る方ならば・・・

西陣織袋帯/北村武資 経錦/上代花文/2022・9・22 Published

¥726,000(税込) ~

こちら、ご覧頂けますように意匠化された花が片身違いで織り上げられた袋帯です。 画像でもご覧頂けますように極めて精緻に織り上げられています。 他に類を見ないほどかと問われれば、同じ程度の水準の西陣織が他にない訳ではありません。 使われた糸質がそれほどに上質極のかと問われましても他に同じ水準の品質を持つ西陣織はあります。  眺めていて心臓を鷲掴みにされるようなこともないのです。 可笑しな話だと自分でも思います。 それにも拘わらず、眺めているとやはりこの帯の保つ圧倒的な美しさに惹き込まれているのです。 精緻な織で表現された上代花文という意匠、そして珊瑚色という美しい地色 ・・・

高機草木紬/白鷹織 白たか織 綾織り/2022・9・20 Published

¥225,000(税込)

さっ、と見た第一印象は無地の様に見えるかもしれません。 苅安で染められた経糸に交差して渡される緯糸は梅で染められたもの。 一糸一糸がそれぞれに彩みを含み、規則正しく交差することでそれらは意図を超えた綾を絹布の上に作りだしています。 無地ではなく綾織の無地織、格子や縞などの決められた柄によらない手織りの紬織なのです。 円を描くように織り上げられた綾織りは見る角度や見方によっては細かな市松のようにも見えますし、円を繫いでいるようにも見えます。 また、染料をしっとりと湛えこむその糸質は極めて上質で時間の経過とともにゆっくりと色の深みを増していく…

高機草木紬/白鷹織 白たか織 綾織り/2022・9・20 Published

¥235,000(税込)

光沢を抑えた美しさ、強く目に映る黒よりもやわらかく、色そのものが主張し過ぎない。 ただひと色の彩りだけで表現される墨黒色の着物。 なにも柄模様のないひと色の染色だけで表現された墨黒色…。 伝統的な大和色だけでもその色数は500色にも及びます。  中でも墨~墨黒~黒は微妙な濃淡を数えればその色数はまさに無限に在ると言っても過言ではありません。 改めて思うのは墨黒色の美しさ。 漆黒とはニュアンスが少々異なります。 艶を想わせる漆黒よりも微かにマットな印象(もちろん光の条件下では光沢もございます。)を持つ墨黒色…。 

型染九寸名古屋帯・茶屋辻文様/2022・9・19 Published

¥134,000(税込)

描かれているのは茶屋辻文様です。 意匠としてはただそれだけの「絵」でしかありません。 とりわけて珍しい構図ではないのです。  もちろんですが「絵画」ではありません。 手描き友禅の絹布なのです。 腕利き職人によって染められた「帯地」なのですが、なにも考えずぼんやりと眺めていると帯地と言う事を忘れ「日本画」を見ているよう。 
やわらかではんなりとした空気感… この友禅を染めた職人はこの「優美なる空気感」を意識していたのかもしれません。 それはまさにこの帯を染めた職人だけに在る美意識なんだと思います。 美しさと言う気配を知る者が保つ美意識…

小千谷紬/諸紬 薄黄色無地/2022・9・19 Published

¥146,800(税込) ~

こちら、、、酸性染料を主とした染料にて糸が染められた訳ですが、つくられた色彩は職人の生命が宿っていると言えるのかも知れません。 さらに言えばその色相を作り上げた職人の息吹をも感じさせてくれるのです。 この紬織物が様々な色彩をそれぞれ異なる明度で浸透させていることも自然なことであり、それだからこそ、あるひとつの色が様々な印象を持って染め上がり、且つ、明度の異なる色印象となり、染色する度に糸そのものが更に色の厚みを保つのです。 またそれが生命をも感じさせる「紬織物」となって織り上げられる理由かもしれません。 素敵な織物だと思います・・・

本藍染めほたる絞り/小千谷紬地/佐藤喜一/2022・9・18 Published

¥191,000(税込)

本藍の染液で絞り染められたほたる絞り。 深い深い本藍の地にまるで蛍が舞飛ぶかのように浮かび上がる絞り模様の生地、こんなに奥ゆかしくも美しい、心の襞まで揺さぶるような染色が世界にあるだろうか。 ほたる絞り/蛍絞り、それは比較的さらりとした質感の小千谷紬織物を好みの巾で屏風たたみに折るところから始まります。 と、簡単に書きましたが、13m及ぶ小千谷紬白生地を屏風たたみするのは極めて難しく手間の掛かる仕事です。 屏風たたみが施された生地に細かく防染を施し、本藍で浸染し染め上がりを解けばほたる絞りが仕上がります。 ほたる絞りは鹿の子絞りのような絞りとは異なり・・・

手描き友禅九寸名古屋帯/山本由季作品 青き花の夢/2022・9・13 Published

¥335,000(税込)

山本由季さんの作品の多くはいわゆる手描き友禅です。 山本由季さんの作品がいつも心を捉えて離さないのは、そのやわらかな想像力を創造に変えるべく巧みに操る手先です。 極めて美しくバランスされた彩色に目を奪われてしまうのです。 ときに絹布からあふれ出してしまうのではないか、と思えるほどの彩色です。 もっと言えば「ほら、どう、綺麗な色でしょ!参った?」って感じなのです。 難しく訳知り顔をしなくても解りづらい解説を記さなくても美しさは確実に“目に映る”ものなのです。 やっぱり美しいものは美しい、と言う他ないのです。 腹立たしいほど魅力的なのです。

手織綾織物 絹雲織/勝山さと子 苦色/2022・9・12 Published

¥462,000(税込)

季節感を想わせない苦色の無地感覚の織物です。 苦色と言われる色の定義は広く、捉えにくいかも知れません。 別の表現(日本の伝統色/和色大辞典)を借りれば「樺茶色 」かばちゃいろ、が最も近いと思います。 言わば、灰色がかった茶系色。 深みのあるお色目は適わせる帯によって様々な表情を見せてくれます。 絹雲織という作品はいわゆる綾織です。 平織りでは見ることのできない織感が、柔らかな光沢とともに見る角度や時間によってエレガントな印象だけでない、シックで、すっきり垢抜けた、都会的な印象を放つのです。 実際にお召しになられますと、知的な印象、大人の女性の気品を感じさせてくれます・・・

型絵染九寸名古屋帯/荒川眞理子・はっぱ/2022・9・9 Published

¥355,000(税込)

葉っぱが型絵染で描き染められています。 銘もそのままに「はっぱ」、、。 葉っぱって…、どうなんでしょ。 帯の題材に花を描き染めることは多いけれど、「葉」だけをモチーフとして思いつくことなんて普通あまりありませんし、何よりも何の変哲もない「葉」という素材がただそれだけで画として果たして成り立つのものなか、、。 でもね、荒川眞理子さんの手にかかるとご覧頂く通り…なのです。 届けられた封を解き、巻きを解いてからいまのいままで眺めていても心をぐいと掴まれたまま。 微かにも印象の揺らぎがない。 いえ、むしろどんどん惹きこまれてしまう・・・

綿さつま 微塵格子 東郷織物/2022・9・8 Published

¥122,000(税込)

画像では、無地に見えるかも知れませんが 極めて細やかな「微塵格子」にて織られています。 この細やかな微塵格子は実際に着物としてお仕立がなされた際に生地自体の深みとなって「上質な織物」としての質感を感じさせてくれます。 お色目は墨色です。 いわゆる黒とはニュアンスが異なります。 参考イメージとして荒川眞理子氏の型絵染「葉っぱ」、山型絣が美しい伊那紬を適わせてみました。 綿織物だからと言ってカジュアルにドレスダウンを意識するばかりではなく こうした綿薩摩のような上質な綿織物は むしろ大島紬や結城紬などの絹織物と同様な帯適わせをすることで より一層魅力を引き出せるのではないでしょうか。

真綿紬九寸名古屋帯/伊那紬/2022・9・6 

¥155,000(税込)

胡粉色の地に青藤色、渋鶸色、浅蘇芳、烏羽色など、様々に染められた絣糸を使い、初秋のアルプスの様が織り上げられたかのような手織り真綿紬九寸名古屋帯/信州伊那紬です。 ご覧頂けますように極めて美しい彩でアルプスの峰々が表現され織り上げられています。 表面的には胡粉色の地に上記した色系統の峰々が織られた紬織物として目に映るのかもしれません。 でも、そうした表面を捉えた第一印象はすぐに変わります。 配された山型は見る部分によっては雪を頂いた冬山のようにも見え、或いは冷たく澄み切った空気のの下、陽の光を受ける紅葉の山のように目に映りこんでくるのです・・・ 

西陣織九寸名古屋帯/雷文 洛風林/2022・9・1 Published

¥187,000(税込)

ご紹介させて頂きました帯に銘されたのは「雷文」 雷文/稲妻紋様は真っ直ぐな線が渦状にくねり、その紋様が続けて表現されることから「永遠」の吉祥紋様でもあり、また、古の昔から雨の前ぶれともされる稲妻は恵みの雨、つまりは五穀豊穣を祈る模様とされています。 それゆえにこうしたいわゆる「雲」と「稲妻」を掛け合わせた紋様は西陣では伝統的な古典柄としていつの時代も織り続けられてきたのです。 こちら、、附下や色無地に適わせて頂いても、江戸小紋に適わせて頂いても、無地感覚の結城紬や、御召に適わせても…、余所行き感から、略礼装、礼を想わせる装い迄巾広くお使い頂けます。

微塵格子絣/結城紬縮 石下結城紬縮み織/2022・8・28 Published

¥265,500(税込)

地色とされたのは灰緑色。 ひとことで言ってしまえば微かに緑みを含んだ灰色です。 だからでしょうか、淡い印象ながら色味に深さを感じます。 可笑しな表現と思われるでしょうね… でも、灰色印象なのですが微かに緑が感じられるのです。 いわゆるグレー、灰色とは受ける印象がまったく違うのです。 もちろんその印象は偶然ではなく意図して創られています。 紡がれたその糸の密度がそれぞれに微妙に異なることに加え、微かに違いを持たせた糸がそれぞれに異なった深みを保って染まっているのです・・・

草木染手織九寸名古屋帯/内山啓太 小倉織小倉縞「雨滴」/2022・8・26 Publishe

¥565,000(税込)

糸一本一本がそれぞれに主張しながらも隣り合う糸の色を補正しときに交わるかのように見えるその色は決して交わることはありません。 隣同士の色が互いを引き立てより美しく見せあうことでこの印象が出来上がるのです。 つまり、経糸の密度を通常の織物の二倍から三倍の二千三百本にすることでより一層その揺らぎは美しさを増して見る者に深いため息をつかせるのです。 それはある種制作者のみが手にすることの許された愉悦と言っても良いのかもしれません。 
私が大切に育てている葡萄の木の若い茎に真珠体という結晶のようなもの見ることが出来る。 見つめるとその繊細さを創ったものを思う。 一枚の葡萄の葉と小倉縞、どちらもかけがえのない美しいもの、、。

西陣織九寸名古屋帯/洛風林 百合文/2022・8・20 Publishe

¥187,000(税込)

ひとつの「織物」として完成された美しさが、見る者の目を通して脳裏隅々を満たしてゆきます。 秀逸な意匠が帯地としての工芸的価値観を高めていると言ってもよいのだと思います。 抑制の効いた色彩印象でありながら、どこか凄みを含み、物足りなさを感じさせることはない。 そう感じさせるのは、織の巧みさと意匠/デザインが高い次元で見事に相俟っているからこそなのだと思います。 そしてそのままそれはこの帯をお選びになり御使いになる方の感性や趣向の高さを想わせてくれるのです・・・

商品一覧

Policy&Concept

Policy&Concept

きもの水流は名古屋市にお店を構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

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