きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

新着商品

型染め九寸名古屋帯/懐古/2023・2・3 NEW ARRIVAL

¥156,000(税込) ~

草原を背景に-楽器-や-電話-辞書-などが染め描かれているようです。 どこか懐かしさを覚えます。 影絵のように配された楽器-や-電話-辞書-。 表現された構図はどこか懐かしくユーモラスな感触を残しながら、民藝的にならず都会的な垢抜けた印象を保つのは墨黒と土色でまとめられた配色がそう想わせるのでしょうか。 こうした帯に関心をお持ちになる方は きっと紬好きの方が多いのかもしれません。 こちらの帯は大島に代表される光沢を保った紬は無論、光沢を抑えた紬織物、結城紬、郡上紬、飯田紬、みさやま紬など、真綿系の紬織物に適わせて頂きますととても素敵だと思います。 使われた絹布はしなやかな中に紬特有のまったりとしたやわらかさと適度な地厚を感じます・・・

絞り染め九寸名古屋帯/白猫/2023・2・1 NEW ARRIVAL

¥158,000(税込) ~

墨黒色ひと色に浮かび上がるかのように表現された白い猫・・・ 意匠/デザインとしてはとても単調なものかも知れません。 彩色も僅か二色です。 でも、この染色には簡素化された平易な印象は微塵もありません。 僅か九寸と言う帯巾の中で表現されたのはモノトーンの美しさなのではないでしょうか。 徹底的にバランスが考えられた末に創られた意匠です。 白い猫を際立たせるかのごとくに表現された墨黒色なのだと思います。 この帯を前にして単彩な帯にありがちな無機質な印象は感じられません。 むしろこの帯から感じられるのは、色を加えない潔さの中に保たれた色彩美ではないでしょうか・・・

西陣織九寸名古屋帯/フロリチカ 洛風林/2023・1・31 NEW ARRIVAL

¥209,000(税込) ~

さてフロリチカと銘されたこちら、、。 題された銘から想うに日本的な何かではなく、東欧の何処かの文様でしょうか。 制作された洛風林によりますと、フロリチカとはルーマニアのタペストリーのデザインから起こされたもので「小さな花」という意味です。 かなりデフォルメが施されているようです。 こうした意匠/designは堀江愛子氏がされているそうですがその創造力はある一つの古典的とも言える小さな部分から発想の発芽をし、現代的なテイストに再構築してしまうその力量にもはや感服する以外ないのです。  加えて申し上げなければならないのがそのお色目です…   

西陣織九寸名古屋帯/太子間道 洛風林/2023・1・28 NEW ARRIVAL

¥231,000(税込) ~

こちらに掲載致しました太子間道は「工芸帯地 洛風林」の制作による太子間道です。神社の鳥居や柱などに使われる弁柄にも似た朱は古くは丹(に)と称され、魔を祓う力を持つとされています。 その朱の地に、白磁、白鼠、藍墨茶、唐茶の糸で太子間道が織り出されています。 いわゆる縞織物としての間道、名物裂としての太子間道とはその印象は異なるのかも知れません。 でも、ひと目見た瞬間に太子間道を想わせるのは制作者である洛風林が太子間道を模すのではなく、洛風林としての美意識をそこに織り込めたからだと思います。 古来伝来の織物であるのだけれど、そこに古さを感じさせることはありません。 目に映るのは現代の「太子間道」という創造の美…   

型絵染九寸名古屋帯/荒川眞理子 たからもの2/2023・1・27 NEW ARRIVAL

¥334,000(税込) ~

私は思う、様々な染織を旅して思う、確信する、染織は思想だと。 染織/染色はテーマやモチーフを取捨選択し、染織作家たちが創り上げた作品なのです。 もちろん荒川眞理子さんもその例に漏れない。 いつもいつも多彩な切り口で驚かせてくれる荒川眞理子さん、今回ご紹介する作品は「たからものⅡ」です。 およそ何の意味も持たない染色が溢れかえる中で、一本筋の通った創意が感じられる。 初めに創作されたたからものⅠは「和」の印象が強く想わせますが、Ⅱは和と洋の混在する作品、エキゾチックな印象です。 地色とされた団十郎茶「※ だんじゅうろうちゃ」も色名はともあれ、やはりどこか「和」そのものではない・・・

西陣織九寸名古屋帯/草の実 洛風林/2023・1・27 NEW ARRIVAL

¥215,600(税込) ~

ご紹介させて頂きました「草の実」と銘されたこちら、紀元前のエジプトで作られた青釉鉢や壁画などに見られる蔓唐草模様(おそらく葡萄)をモチーフに描かれた図案を元に制作されました。 エジプトと聞いてもツタンカーメンや砂漠、ピラミッドくらいしか思い浮かばない私、ちょっとググってみました。 「エジプトは不毛の砂漠地帯であるが、毎年夏のナイル川の増水で水に覆われる地域には河土が運ばれて堆積し、農耕や灌漑が可能になる。この氾濫原だけが居住に適しており、主な活動はナイル河畔で行われた。ナイル川の恩恵を受ける地域はケメト(黒い大地)と呼ばれ、ケメトはエジプトそのものを指す言葉として周囲に広がるデシェレト(赤い大地、ナイル川の恩恵を受けない荒地)と対比される概念だった云々…   

西陣織名古屋帯/洛風林「正倉院華文」/2023・1・24 NEW ARRIVAL

¥215,600(税込) ~

こちらに掲載のお品は「正倉院華文」を意匠として織り上げられた洛風林の名古屋帯です。ご覧戴けますように見るひとの目に強く訴えかける色彩印象の強い帯ではありません。 西陣織を想わせる絢爛豪華な印象でもありません。むしろ地色となるのは光沢を抑えた紬糸で構成される千歳緑(微かに灰色みと青みを帯びた深緑色)の静けさ、その中に色味を変えて織り込められた正倉院華文の穏やかさが印象的な一点と言えるかと思います。 蓮華や牡丹を表現し、大地と水が織り込められた文様と言えるかと思います。 眺めていると万物の生命を織り込めたかのような馥郁たる「趣」と「品」が感じられます。   

型染め九寸名古屋帯/創作更紗/2023・1・23 NEW ARRIVAL

¥154,000(税込) ~

こちら、、、創作更紗、そも、唐草模様はナイル川岸の蓮/ロータスを描いたものと解釈され、それを範として描かれています。 ご覧頂けますように白磁のような地色に描き染め上げられた更紗は「更紗」としての美しさに溢れています。 更紗としては古典的な構図の一つとも言える模様と彩色…。  見ようによってはエミール・ガレのガラス細工の模様に見えるのかもしれません。 型染という伝統的な仕事ではあるのですが、やはりそこから受ける印象は伝統的と言うニュアンスとは少し違うように思います。 日本の友禅から感じられる品位・・・

西陣織袋帯/彩雲 紗綾形地/2023・1・21 NEW ARRIVAL

¥265,500(税込) ~

指先で触れずとも、それと分かるほどしっとりと上質がご覧頂けます。 目に映る質感だけで上質と分るのです。 柔らかで、しっとりとした織り感…、 一瞥しただけでそれと判る質感…、 意匠は縁起の良い彩雲が極めて美しく織られた一品です。 ご覧頂けますように煌びやかや華やかと言った印象は一切ありません。 むしろそうした印象は一切排除してあるかのようです。 そしてそこに配された織が「殊の外上品で美しい」のです。 目に映る雲の文様ひとつひとつに品位が在るのです。 英知が尽くされた痕跡を見るにつけ、積み重ねてきた経験からしかつくられることのない織物なのだと感じます・・・

西陣織名古屋帯/洛風林「千鳥格子」/2023・1・19 NEW ARRIVAL

¥187,000(税込) ~

日本の伝統的なFabric「西陣織」としての洛風林/千鳥格子です。 面白いですね。 モノトーンに近いのですが、白/黒ではなく地色には焦げ茶を使い、深いグリーンと光らない燻し銀で構成することで、ブリティッシュテイストをジャパンテイストに、クラシカルな印象がクラシカルモダンな印象に、つまりオーソドックスな印象を残しながら、現代の新しい西陣織の一つの形としているのです。 この辺りは流石に洛風林です。 落ち着いた色使いながら、決して色彩印象の弱い帯ではありません。  むしろ存在感の在る帯です。 とは言え奇を衒う印象は微塵も感じられません。 ご覧頂けますように・・・

型染九寸名古屋帯/若松菱文/塩瀬地/2023・1・17 NEW ARRIVAL

¥168,000(税込) ~

ここまでの染色印象で迫られると、単なる染めの帯であるとか、若松菱文を染めで表現したもの、とか、いわゆる判で押したような表現で片づけてしまうのは些か申し訳ないと思うほどの出来映えなのです。 見る人によっては単なる染めの帯と片付けてしまうことも出来るかもしれません。 所詮染め物と言われることもあるかもしれません。 でも、この帯を眺めているとそのような単純な評価はこの帯におよそ相応しいものではないということが判ります。 本来ひとに備わるべく自然の感性 そしてその感性を極め、研ぎ澄ました職人のみが生み出すことの出来る仕事といっても決して言い過ぎではないのです。 そしてその「美意識」は、感性豊かなる方の目には必ず映るものなのです・・・

西陣織八寸名古屋帯/三色段熨斗目 勝山さと子/2023・1・16 NEW ARRIVAL

¥242,000(税込) ~

三色の段熨斗目で織り上げられた八寸名古屋帯。 画像をご覧頂きました印象はいかがでしたでしょうか。 煌びやかとか、華やかとか、そうした印象の帯ではありません。 むしろ西陣の織物としてそれは素っ気ないほど、そんな風情を醸し出しています。 こうした帯は一見単なる地味な帯に見えるかもしれません。 そしてその地味な帯という印象も必ずしも間違った印象であるとも思いません。 しかし、画像でお判り頂けますように、こうした帯は着物と適わせることによって初めてその真価を表してくれるのです。 よくある、いわゆる何の創意もない無地感覚の帯は個性的な着物の上に適わせるとまったくもって表情・・・

描疋田手描友禅九寸名古屋帯/彩雲流文/塩瀬地/2023・1・14 NEW ARRIVAL

¥163,000(税込) ~

もっちりとした質感、厚手の塩瀬地に雲流文がふわり浮かぶかのように描き染められています。 蒲葡 (えびぞめ)で描かれた雲は周囲が水色で縁取られ、輪郭のはっきりしない雲を巧みに表現しています。 思わずお品は息を止めて見てしまう程美しい、とまでは言わないが実際かなり美しい。 思えば西陣にも雲の意匠はたくさん存在し、様々な機屋/職人が手掛けている。 室町でも染め工房で雲流文を意匠として持っていないところはおそらくない。 また、染色家が手掛けるモチーフとしても雲流文は決して珍しいものではない・・・

江戸友禅九寸名古屋帯/古代縮緬地/古木梅・久呂田明功 2023・1・9 NEW ARRIVAL

¥253,000(税込) ~

描かれたのは、わざわざ申し上げるまでもなく「梅」 梅にまつわるお話には事欠かない日本。 百花の先駆けとして咲くことから、初春の花と思われるかもしれませんが、留袖は訪問着、振袖など友禅には欠かせない模様として認識されており、とりわけて季節に拘り過ぎる必要はないと思います。

ちょっと余談ですが、
月夜には
それとも見えず
梅の花
香をたづねてぞ
知るべかりける

万葉集には梅を詠んだ歌が多いですね。 事程左様に私たち日本人は梅を愛でて来たのだとあらためて思います。 古今和歌集にも梅の歌がたくさんあります。 菅原道真が梅を愛した事はよく知られるところです・・・

型絵染九寸名古屋帯/国画会 鈴木紀絵/蝶舞い魚泳ぎ桜咲く/2023・1・5 NEW ARRIVAL

¥387,600(税込) ~

一目で見るものを魅了してしまう工藝、眺めていると目が離せなくなってしまう魅力、「蝶舞い魚泳ぎ桜咲く」という普遍的なテーマが描き染められている、(※とは言え、蝶た魚の姿形一つ取ってももう秀逸以外の言葉がありませんが) 唯それだけなのにこれほどまでに見るものを魅了するのです。 対象物を捉える目、デッサン力、型絵の彫り、彩色、そのどれもが欠けてもこれほどの印象とはならないのです。 芹沢圭介に師事し、後年肩を並べたと言っても過言では決してない、鈴木紀絵さんの作品「蝶舞い魚泳ぎ桜咲く」 素晴らしい作品だと思います。 そしていま、この作品を師であられた芹沢圭介氏が見たら、いったいどのような言葉を掛けられるのだろうか・・・

型絵染九寸名古屋帯/国画会 岡本紘子/空に奏でる/2022・12・29 NEW ARRIVAL

¥362,000(税込) ~

陽光を浴び、心の赴くままにペンを走らせたであろう下絵が想像出来ます。 作者である岡本紘子さんは次々に目に映りくる花々を現実にその目に写すかのようにデッサンしていったのだろう。 まるで空想の空間に羽を伸ばし、想像の空から眺めたりしてを描いたかのよう。 岡本紘子さんには夢の世界に自由に行き来出来る翼があるのかもしれない。 あたかもそれは岡本紘子さんが想像の地図を開き、空想の旅をしているかのような自由を想わせる。  作品はもちろん写実的に描かれたものではありません。  言うなれば夢想派、とでも呼べばよりその印象に適うのか。 岡本紘子さんの目が捉えた花、イメージとして浮かび上がる花や蝶を夢想派の絵画のようにデッサンしたのかもしれません。

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Policy&Concept

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きもの水流は名古屋市にお店を構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

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