きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

新着商品

浮織九寸名古屋帯/斉藤佳代子 風漣/2020・09・21 Published

¥475,000(税込)

こちらに掲載させて頂きましたのは斉藤佳代子さんの作品、吉野織九寸名古屋帯/風漣です。 吉野織の織物という視点でこの織物を見れば、これ以上のものは他にないわけではありません。 ジャガードを用いて織り上げられた機械織の布を綺麗と思われることもあるのかと思います。 横段や格子、熨斗目を生涯のテーマと据えて織り続ける染織家も少なくありません。 しかし、この一枚の絹布がその他と決定的に異なることは…

型絵染九寸名古屋帯/鈴木紀絵作品・茶屋に花模様/2020・09・18 Published

¥355,000(税込)

鈴木紀絵さんは型絵染、手描き、絞り、とありとあらゆる染色技法を操る染色作家です。 基本、多くの染織家は型絵染めに使う型紙は何度も使う訳ですが(コストを思えば至極当然ですね)鈴木紀絵さんは創造のその時に”ただ一度”しか使わないのだそう…、どちらが良いという訳でもないのですが、、。 唯、ああそうか、「その日、その時、その場所で感じた心の動きを染色に宿すのだ」、と言う鈴木紀絵さんの言葉に自然に頷く・・・

草木染九寸名古屋帯/月桃縞/上原美智子/2020・09・15 Published

¥286,500(税込)

目を凝らし織の組織を追ってゆくのだけれど、そのうちに分からなくなってしまう、さように複雑な織が掛けられているのです。 上原美智子氏が手掛ける織物はこうして見ている以上の何かが目に映り込んでくる。 機械的に織られた美しい織物よりも、当然ながらずっとずっと美しく、尊厳に満ち満ちています。特に印象なのは織の美しさは無論、月桃と茜が彩を成す「色」そのものの美しさです。 当たり前ですが言葉をもたぬ布という存在が放つ言葉以上の美しさ…、魂の満ちた美しさに心を射抜かれるのです・・・

西陣織九寸名古屋帯/洛風林 百合文/2020・09・14 Published

¥187,000(税込)

百合紋のニューカラーです。 ルールも感性もすべてにおいて伝統を凌駕するような佇まいです。 ノーブルと言う形容詞が相応しいこちら、洛風林オリジナル、つまり洛風林を代表する意匠でありながら、今までとは一味も二味も違うカラーで仕上げられています。 基本的な審美眼を変えることなく、気品、品格を紡ぎ出しているのです。 どのように時代が変わろうともアイデンティティーを失わない、そう、モダンな百合の形が葡萄色を帯びた焦げ茶で表現される時、これまでの百合紋とはまったく印象の異なるクラシカルな表情となるのです・・・

野蚕八寸名古屋帯/スモークピンク/2020・09・12 Published

¥65,500(税込)

さてこちら、お色目はと言いますと、ご覧頂きます通りなのですが、いわゆるベビーピンクではありません。 微かに灰色みを帯びたスモークピンクです。 天然の素材、天然の繊維から育まれた紬織物です。染織は植物染料となります。 ランダムな糸にてざっくりと織り上げられたその風合いは、大島よりも結城や小千谷紬と言った光沢を抑えた紬の着物に、また、片貝木綿、伊勢木綿、綿薩摩、久留米絣などの木綿にお使い頂いてもとても素敵ではないでしょうか・・・

西陣織八寸名古屋帯/シュバル 洛風林制作/2020・09・11 Published

¥193,600(税込)

さて「シュバル」と銘されたこちら、、。
シュバルとは仏蘭西語で「馬」を意味します。 絵画にご関心をお持ちの方でしたらご存知のアンドレ・ブラジリエの絵画を図案化したものとなります。 ブラジリエの作品には森と馬をテーマにしたものが多く見られ、親交の深かった日本画家、東山魁夷の作品にもそれを見ることが出来ます。 ご多分に漏れず、私自身も馬が好きで中京競馬場で見たダイワスカーレットの美しい姿形はいまだに脳裏に強く残っておりますし、ブラジリエの作品も幾度となく…

手描き友禅九寸名古屋帯/山出勝治作品 冬瓜/2020・09・10 Published

¥285,000(税込)

「冬瓜」と銘された手描き友禅の名古屋帯です。 銘のように冬瓜と銘にはない蟷螂が描かれています。 優れた腕が無ければ、静物を描くだけでこれだけの印象を出すことはかないません。 あくまでも私の個人的な見解の域を超えるものではないことをお断りした上で申し上げますが、手描き友禅は数多有る染色の中でもっともはんなりとしたやさしい印象を想わせる技法と言えるように思います・・・

江戸小紋 フランス縞/伊勢型紙/2020・09・09 Published

¥275,000(税込)

江戸小紋、それは伊勢型紙を遣い、伝え継がれた職人技で染め上げられた“染織工芸品”と言うことが出来るかと思います。 型紙を使って染める、と言うことは即ちその型紙を彫るということから仕事が始まるわけです。 専用の「錐※きり等の道具」を遣い「彫り上げて」いくその作業はある種、日本の職人の気質に適う仕事であるのかも知れません。 集中を保ち、丁寧に丁寧を重ねて彫り上げられた「型紙」は「型紙」それ自体が工芸品としての趣を保つほどのものとなります・・・

極細江戸小紋/毛万筋 譜立割/2020・09・09 Published

¥285,000(税込)

伊勢型紙の万筋、なかでも譜立割は万筋を更に二つに割ったほどの極細い縞を言います。 つまりとりわけ極細で彫り上げられた万筋「毛万筋」が染上げられた江戸小紋です。 こうした小紋はもちろんですが礼装を意識して染められています。 単なる「小紋」として染められているわけではありません。 またご覧いただけますように江戸小紋は生地の端から端まで「ひと柄」を「ひと色」で染め上げられた単彩となります。 然し、単彩な染色にありがちな底浅な印象を感じることは一切ありません。 

江戸小紋/民藝玩具(※極型)/2020・09・08 Published

¥275,000(税込)

ご覧戴いております江戸小紋は、民藝玩具を染め上げたものとなります。 染められた意匠を想えば、小紋三役に期待される「礼装感」を想わせるものではありません。  これ以上精緻に彫ることは出来ないほどの細かさで表現された民藝玩具。 深みの焦げ茶で染められたことで江戸小紋の持つお堅い印象はどこかしら和らいだものとなり、染められた色のはんなりとした色相と相俟って、小紋三役から感じられる「削ぎ落とされた美しさ」とは異なる洒脱な印象を極めているように感じます・・・

西陣織九寸名古屋帯/フロリチカ 洛風林/2020・09・07 Published

¥197,000(税込)

フロリチカ」と銘された西陣織、、。 平たく言ってしまえば、いわゆる「花文様」です。 この西陣織の模様は改まった装いが求められるお席においてもある種の安心感のようなものが感じられるかと思います。 伝統的/トラディショナルな印象ではないこの織物がなぜそう想わせるのでしょうか。 古(いにしえ)のルーマニアの伝統的な文様を日本人の目で再構築した意匠/designが特有の気配となって周囲に溶け込むからではないでしょうか。 つまり…、織り上げられた時、その時すでに日本のトラディショナルであると言えるのかも知れません。 

本場黄八丈着尺/山下芙美子作 綾織り/2020・09・05 Published

¥880,000(税込)

抑制均衡の図られた精緻な織りが、特徴的なその渋みを伴ったその紅鬱金(べにうこん)と江戸茶を混ぜたようなお色目が品位すら想わせてくれます。 可笑しな表現と思われるかもしれませんが、着物として織られた織物でありながら、着物以上の何かに見えてしまうのです。 もちろん制作者である山下芙美子さんは着物として使われることを想って制作されているのです。 この織物を前にして眺めていると 山下芙美子が理想とする織物を追い求め織り上げたこと、黄八丈の理想の形として織り上げたものなのかもしれません・・・

商品一覧

Policy&Concept

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きもの水流は名古屋市にお見せを構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

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