きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

新着商品

片貝布八寸名古屋帯/紺仁・格子/2020・10・23 Published

¥87,500(税込)

三種類の太さの異なる糸を使い織られております。 丹念な織りを積み重ねることでしか決して生まれることのない積層の存在感、可笑しな例えかもしれませんが、雪深い地の日本家屋の茅葺に見られるような立体的な美しさ、それはあたかもざっくりと束ねられた様でいて、全体としてみれば整然とした美しさを保ちます。或いは一本の釘も遣わずに組み上げられる日本古来の数寄屋造りの交差が保つ美しさ…、との表現で伝わりますのでしょうか。始めから終わりまで、そのすべての何もかもがひとの手でつくられた「組上げ」感を想わせるのです・・・

片貝布八寸名古屋帯/紺仁・格子/2020・10・22 Published

¥77,500(税込)

こちらの帯は片貝木綿の着物地で有名な紺仁のお品です。 手織りによる逸品です。 こうした帯を逸品と評することは本来あまり私の好みではないのですが、とても上質でありますので 意に反してそのような評とさせて頂きました。 気を奪われたのが口惜しくてそのように申し上げているのではありません。 言わせて頂けば、単なる「格子」の帯なのです。 言わば単なる木綿の格子の帯なのです。 つまり特別な文様がおこされた訳でもなく・・・

草木染手織り紬織物/信州飯田紬 制作/宮嶋はる子/2020・10・21 Published

¥315,000(税込)

こちらは宮嶋はる子さんが真綿糸の段階から手を掛け、糸を染め、手織りで織り上げたものです。 一般的によく見掛ける、経糸は生糸、緯糸にのみ真綿糸が使われた、真綿紬風と揶揄される真綿紬ではなく、経糸、緯糸すべてに真綿糸が使われた“純粋な真綿紬織物”です。 そのため、保つ風合いや質感は本場結城紬の地機とよく比較されます。 比べてみても質感で劣る感じはありません。 それはこの飯田紬に一度でも袖を通した経験をお持ちの方ならば、必ず頷かれる感想かと思います・・・

手描き友禅九寸名古屋帯/栴檀(せんだん)木原工藝/2020・10・19 Published

¥237,000(税込)

古典的な技法を用いながらも、古典的な印象を想わせるところはありません。 一丈二尺余になる長さ、九寸という巾の絹布に描かれていなければ、日本画として見てしまうのかもしれません。 背景の色として染められた薄墨桜のような色もたとえようなく美しさを感じます。 見る角度、時間、人工の光、陽光、でさまざまに表情を変えるその色は、まさに自然の中で咲く花のようでもあります。  木原工藝の作品は「画」そのもに特有の優美がある、と言えば良いのでしょうか・・・、対象物、デッサン、彩色、そのすべてが美しいのです・・・

野蚕八寸名古屋帯/生成り/2020・10・16 Published

¥65,500(税込)

さてこちら、お色目はと言いますと、ご覧頂きます通りなのですが、いわゆるところの生成り、です。 つまりオフホワイト、白ではない白(笑)です。 時間帯や陽光、室内によって微かに色の質は変わりますが、大きな変化ではありません。  天然の素材、天然の繊維から育まれた紬織物です。 染織は植物染料となります。 ランダムな糸にてざっくりと織り上げられたその風合いは、大島よりも結城や小千谷紬と言った光沢を抑えた紬の着物に、また・・・

本場結城紬/地機百細工・総詰め絣/2020・10・14 Published

¥1,947,000(税込)

一見寄木細工のような意匠が織られています。 深い藍、藍、浅葱、翡翠、紫と多くの色が使われています。 しかしよくもここまで…、です。 正確に個所を測りながら絣を入れるだけでも相当な日数を要したのは容易に想像出来るのですが、それを機に掛けこの精緻な紋様を織り上げてゆくのは気の遠くなるような仕事であったろう、と思わずアタマが下がります。 この結城紬の最高にして最大の魅力はこの精緻でありながら、人の手の揺らぎを感じさせるこの意匠ではないかと思います・・・

古代木版更紗/川端美朝作品/2020・10・13 Published

¥372,800(税込)

川端美朝氏は日本国内には殆ど現存しない四百~五百年前のインドの古代木版を使い染めておりますが、現在印度では古代の木版は印度政府によって厳重な管理がなされ古代木版の国外への持ち出しは一切禁止されており、その時代の木版の大半はインド国内の博物館などに大切に保存されております。こちらのお品はその古代印度の木版を使い上質な縮緬の生地に染められたもので工業的にプリントされた更紗柄とは趣を全く異にする作品となります・・・

絞り九寸名古屋帯/明石紬地 段杢目絞り 本藍染め/2020・10・07 Published

¥157,500(税込)

美しい絞りです。 「神は細部に宿る」… そのような形容は些か大袈裟が過ぎるのかもしれません。 でも、この有松絞りを眺めていると思わずそんな言葉を思い出してしまう、それほど美しい仕事が掛けられているのです。 ”神は細部に宿る” その言葉の語源には諸説ありますが、そもそもは築家ミース・ファン・デル・ローエの遺した言葉です。(だったと思います。「レスイズモア」少ないことは豊かなこと、という名言も遺しています。) 様々に使うけれど、、、美しい、って、、、その実細部のディテール・・・

本場結城紬/地機霞暈し細工/2020・10・05 Published

¥835,000(税込)

こちらに掲載をさせて頂きました本場結城紬は、国産の糸に拘り、括りに拘り、織り手に拘って誂えられたものとなります。 しかしもう何でしょうね、、。 こちらもまた、何とも絶妙な色…、砥粉色、いや、砥粉に少し黄色みを加えたかのような、と言えば良いのでしょうか、、。  ニュアンスの問題なので難しいのですが、灰色みを帯びた淡い黄色が近いのかも知れません。 そこに配された雲、、。  可笑しな表現と言われるかもしれませんが、月夜に浮かぶ雲のような意匠なのです・・・

長井お召/長岡正幸/2020・09・25 Published

¥125,500(税込)

手に取って眺めていると無垢な美しさを想わせてくれます。 無垢とは?今一度、無垢を辞書で引いてみますと、煩悩のけがれを離れて、清浄であること。 けがれがなく純真なこと、また、そのさま。 まじりけのないことなどとあります。 こちらの御召織物…言葉にすれば「白藍無垢」でしょうか? 「白無垢」はまさに何色にも染まっていない純白。 けがれがなく純真なこと。 であれば白藍無垢とは白藍色ひと色に染められたまじりけのないさま、無垢の白藍色と定義できるでしょう。

工藝絞り/有松絞り 薔薇/2020・09・25 Published

¥138,000(税込)

こちら、「絞りの手」・「藍染めの手」を特に指定し、一点一点、絞り元に依頼した工藝絞り品となります。 わざわざ「工藝絞り品」とお伝えしましたのはよくある有松絞とはその成り立ちがまったく異なるものとなるからです。 確かにこちらも有松にて絞られた有松絞りと言うことに違いはありません。 唯、こちら、現在ではほぼ途絶えてしまっている「絞り染色技法」を用いて一点一点創作された「工藝品」としての「有松絞り」なのです。 つまり、古来から伝わる絞り技法を用いて、天然藍で染める、とした工藝染織品となるのです。

浮織九寸名古屋帯/斉藤佳代子 風漣/2020・09・21 Published

¥475,000(税込)

こちらに掲載させて頂きましたのは斉藤佳代子さんの作品、吉野織九寸名古屋帯/風漣です。 吉野織の織物という視点でこの織物を見れば、これ以上のものは他にないわけではありません。 ジャガードを用いて織り上げられた機械織の布を綺麗と思われることもあるのかと思います。 横段や格子、熨斗目を生涯のテーマと据えて織り続ける染織家も少なくありません。 しかし、この一枚の絹布がその他と決定的に異なることは…

商品一覧

Policy&Concept

Policy&Concept

きもの水流は名古屋市にお見せを構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

Policy&Concept

ページトップへ