きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

水流からのお知らせ

新着商品

草木染手織九寸名古屋帯/築城則子 小倉縞帯・願い星/2022・5・23 Published

¥815,000(税込)

「冷静と情熱の間」を想いました。 織物はそれを織る者の気が織り上がりに表れます。 築城則子さんが手掛ける小倉縞という「縞」模様は一つ一つ、あるいは一筋一筋だけを見れば、そのどこにも特別なことは起こっていない、なのにもかかわらず、ある一つの織物として見ると、明らかにその他の縞とは異なる個性が創発しています。 一糸一糸は繊細で優しい色の響きは無数ともいえるグラデーションとなった時 “突き抜けた美しさ”となって見る者を魅了します。 無数の撫子色(なでしこいろ)の濃淡から無数の中紅色(なかべにいろ)へ繋がってゆき、濃紅色(こいくれないいろ)を頂点に折り返す…無数の白磁(はくじ)を挟み・・・

石川県指定無形文化財/能登上布/極細縞/2022・5・20 Published

¥155,000(税込)

とても細かな縞細工で織り上げられた能登上布です。 遠目には無地に映るほどの細い縞で織られています。 能登上布の縞、それはとくに細かさを競うものではないのですが、一つの目安となるかと思います。 十字絣、亀甲絣とは異なる印象、縞、刷毛目のような無地感覚、ある意味それは能登上布としての正統、そんな印象なのかもしれません。 とりわけ白汚し色の細い縞はそうした印象を想わせるように思います。 

絞り染/紗紬九寸名古屋帯 蜻蛉/2022・5・16 Published

¥167,000(税込)

こちらの御品は京都の染色工房による絞り染九寸名古屋帯となります。 名古屋の有松で絞りの職人として鍛錬を積んできた者が京都において絞り染めの職人として制作した有松絞り仕込みの絞り染めなのです。 描かれている(絞られている)ものは蜻蛉です。 ご覧頂けますように使われている生地も吉野織とも花織とも見える凝った生地です。  ちなみに弊店では仲宗根みち子さんの宮古上布、絵絣の小千谷縮、格子の小千谷縮(いずれも手織)に適わせてみました。 無地感覚や縞の小千谷や上布とも相性が良いように思います。

工藝絞り/有松絞り 手蜘蛛絞り 三浦鈴世/2022・5・16 Published

¥195,000(税込)

この手蜘蛛絞りなのですが、手蜘蛛一筋と言っても過言ではないほど手蜘蛛絞りを括られてきた、もっと言えば人生の大半を手蜘蛛絞りに費やしてきた三浦鈴世さんの手によって丁寧に丁寧に絞り括られたお品です。 ご覧頂けますように、絞り、染め、とすべてに丁寧な手仕事が積み重ねられています。 申し上げるまでもないかも知れませんが、藍も化学藍ではなく本藍です。 化学藍の綺麗さとは異なる本藍の渋みが感じられてとても素敵だと思います。 三浦鈴世さんの手で括られた手蜘蛛絞り・・・ 有松の工藝染織の中で一二を争う絞り美しい絞りだと思います。

手描き友禅/九寸名古屋帯 「水草に蜻蛉図」/2022・5・12 Published

¥178,000(税込)

花鳥風月・蝶/蜻蛉・・・ 着物や帯に留まらず、それらは日本の装飾美術に於ける代表的な文様かと思います。 近代七宝の名工と賞賛される並河靖之氏の描く蝶に、実物を超える生命感を感じることがあるように、「生を写し気を描く」と云われた長澤櫨雪の花鳥からリアルな息遣いを感じることもあるのです。 また、蝶や蜻蛉が保つ季節感、名もない草花から四季を感じることもあります。 並河氏は草花を写実的に姿をそのままに模写するのではなく、その草花の彩りや蝶や蜻蛉の姿を意匠を凝らし、designすることで現実の世界にはない古典的バーチャルともいえる印象を表現しているように思います。 (並河氏の想いを知る由はありませんが、私にはそう思えます。) 

手描き友禅/九寸名古屋帯 「桔梗に虫籠」/2022・5・8 Published

¥177,000(税込)

こちらは京都の誂え染色の専門職人の手によって制作された帯となります。 もちろん説明の必要のない名門の染め職人です。 しかし・・・、たとえそうであったとしてもすべてのお品が一定の品質を保っている訳ではありません。 腕の確かなとされる職人においても品質/仕事は様々です。  この帯に目を留められるひとには無用の言かも知れませんが、こちらの帯、下絵の質、染色の質、使われた生地の質、すべてにおいて申し分のない「染色品」としてここに在るのです。  加えて申し上げれば、どんなに美しい染色、どんなに美しい友禅も、その美しさはそれだけでは完結しない。 染織を愛好する人の眼に晒されて初めて美しく感じられるのです。

手描き友禅/九寸名古屋帯 「露芝に楓」/2022・5・7 Published

¥188,000(税込)

こちらにご紹介させて頂いた「露芝に楓」 極めて美しく丁寧な手描き友禅が施された九寸名古屋帯です。 表面の紗の生地に楓が描かれ、内の絹芯に露芝が描き染められた、という凝った友禅です。 そのため「画」に奥行きのようなものが生まれ、幽玄の美との表現が適う美しさを醸し出しています。 お仕立て上がり、実際にお使い頂きますと一幅の画としての美しさを実感して頂けるものと思います。 染料の深み、その深みから生み出される奥行き感、濃淡が感じさせる上質感… 選ばれた生地、染めの技法、そうしたすべてが一切の妥協なく尽くされてこの帯となったのです。 

別誂え小千谷縮/手織絣細工 笹蔓/2022・5・5 Published

¥211,000(税込)

いわゆる小千谷縮の中に在って極めて特別な質感です。 績まれた糸の上質さ、丁寧な絣、生真面目な気質の表れる丁寧な織、雪晒し… それらの仕事振りはあえて申し上げるまでもないのですが、こちらを魅力的に見せているのはやはりこの美しい絣と配色なんだろうと思います。 碧みの苔色という絶妙な緑色の地に笹蔓が織られています。 もしかしたら熱心な着物愛好家でも縞、格子、無地の小千谷縮は持っていても絣細工の小千谷縮はお持ちではないのではと思います。 こちらのお品は半巾帯でうんとカジュアルな表現も出来ますが、型絵染の九寸名古屋帯や、…

草木染手織九寸名古屋帯/築城則子 小倉縞帯・毬はずむ/2022・5・1 Published

¥716,000(税込)

“美、と言う言葉さえ突き抜けた美しさ”“美しさを極めた木綿布”“ 手織の縞、と言う単純な表現で良いのか、そう思わせる美しい布です。 築城則子さんの手掛ける小倉縞を評するにあたりよく言われる比喩に目が詰まっている、という表現があります。 それはつまり、簡単に言ってしまえば織る際のぬきいと(緯糸)の打ち込みが極めて強いという事に他なりません。 経糸を極々密に用いたことで、丈夫さと滑らかさを兼ね備えた木綿の「小倉織」は、かつて武士の袴や羽織に珍重されました。 昭和初期に途絶えてしまった小倉織、現存していた古い縞帳の少しの古裂を元に織り組織を掬い出し、糸作りから始まり、数多の試行錯誤を経て復元された築城則子さんの小倉織は・・・

手描き九寸名古屋帯/鵜飼風景図/2022・4・29 Published

¥223,500(税込)

比類なき水墨画に「美しさ」が宿るがごとく、「比類なき染色」でなければ、「美しい」とは感じられないものです。 ここで言う「比類なき」とは表現された構図と染色の質が極めて高く、決して他の追随を許さない、と言うことです。 こうした構図、淡彩での表現方法、それはある種いくらでも似たものを探すことは出来ると思います。 しかし、別々に見たそれらは確かによく似た印象を与えるのかも知れません。 でも同じ空間で見比べたそれはやはり明らかに似て非なるものなのです。 言うまでもなくこのような染色は僅かな「妥協」を受け入れてはくれません。 過不足が在ればその一筆で・・・

本場夏結城紬/野村半平 白極小十字絣/2022・4・27 Published

¥1,589,000(税込)

今回ご紹介致しました本場夏結城紬は、国産の糸に拘り、括りに拘り、絣に拘って誂えられたものとなります。  地色は何とも絶妙な白…、 白と言えば白で間違いないのですが、でも見る角度や時間によって白磁のようでも白漆喰のようでもあるのです。 ニュアンスの問題なので難しいのですが、ここでは平易に「白」としておきます。 そこに織り込まれた十絣(蚊絣)。 極めて細かな十絣なのですが、間隔を詰め過ぎない、いわゆる丁度良い間を置いて散らされているのです。 表現が可笑しいと言われるかもしれませんが、目にやさしいのです。  地機特有の空気感を想わせながら、撚り糸のサラリ感、苧麻糸のヒンヤリ感、手でそっと触れてみたくなる織物…、 極めて美しく丁寧な細工、完成された織物としての凄みも想わせる、そうした諸々の美しさが凝縮された一点です。

八重山上布九寸名古屋帯/糸数江美子/2022・4・26 Published 

¥245,000(税込)

こちらに掲載致しました八重山上布、ほのかに緑みを感じる灰色の長市松の間を縫うように角花織が配されています。 ほぼ緑灰色の単彩で表現することで涼感、風感、を強く想わせてくれます。 苧麻糸の質感、織感も夏の織物らしくシンプルではあるのですが、苧麻糸特有の手織による歪みも、均衡も、軽さも、そのすべてが「自然/ナチュラル」であり続けるところが本当に良いと思えるのです。  わざと歪めたり、あえて整えたりしていないところが、人の手を感じさせてくれて好感が持てるのです。

越後上布/十字蚊絣/2022・4・21 Published

¥465,000(税込)

そっと手に取って眺めてみる。 ただ、流れ作業の中で織られた織物と言う感じは無論ない。 手織特有の織感/質感が生地を通して伝わるように感じられます。 生地巾およそ一尺強の巾の中に織られた百五前後の十字蚊絣…。 細かさだけを競うものではないことはもちろんですが、一つの目安となることも確かです。 十字蚊絣、それは正統を極めた楚々とした印象なのかもしれません。 とりわけ深藍色の十字蚊絣はそうした印象を想わせるように思います。

西陣織八寸名古屋帯/倭紗織 洛風林制作/2022・4・19 Published

¥231,000(税込)

さて「倭紗織」と銘されたこちら、、。
こちらに掲載致しました八寸名古屋帯、捩り織りの紗組織をベースにお太鼓とお腹紋を太めのきびそ(生皮苧)糸でさざ波模様に織り上げた如何にも涼し気な風情の名古屋帯です。 繭から絹糸がつくられることはご存知かと思いますが、きびそ(生皮苧)はあまり聞き慣れない言葉なのかもしれません。 きびそとはお蚕が繭を作るときに最初に出来た部分のことで不規則な太さや硬質な質感から、いわゆる絹糸を作ることができません。 つまりきびそは繊維の太さが均一でなく加工しにくいのですが、逆にごわごわして不均一な糸の表情が独特の素材感となり、昨今こうして帯などにも使われるようになりました。

長井お召/長岡正幸/2022・4・17 Published

¥125,500(税込)

手に取って眺めていると無垢な美しさを想わせてくれます。 無垢とは?今一度、無垢を辞書で引いてみますと、煩悩のけがれを離れて、清浄であること。 けがれがなく純真なこと、また、そのさま。 まじりけのないことなどとあります。 こちらの御召織物…言葉にすれば「灰白無垢」でしょうか? 「白無垢」はまさに何色にも染まっていない純白。 けがれがなく純真なこと。 であれば灰白無垢とは白色ひと色にひとひらの灰色が染められたまじりけのないさま、無垢の灰白色と定義できるでしょう・・・

宮古上布/着物地総詰め絣 仲宗根みちこ/2022・4・11 Published

¥2,499,000(税込)

染織工藝とは不条理な世界に差し込む一筋の光。 たとえ世界が荒もうとも厳然としてそこに在る、そんなことを想いました。 13mを織り上げた先でようやく天を仰ぐ仲宗根みちこさん、どんな感情が去来したのか想像すら出来ません。 気持ちを切り替えるようにうなずき、初めてそこで自らの胸を打つような光が差し込んだのではないでしょうか。  美しい、という記憶は塵のようにいつも浮遊していて意図せず創作の中で姿を現すのだと思います。 職人仕事に近い宮古上布にアートを織り込んだ染織作家、仲宗根みちこ・・・

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Policy&Concept

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きもの水流は名古屋市にお店を構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

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