きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

水流からのお知らせ

新着商品

手描き友禅/九寸名古屋帯 久呂田明功作 松/2021・01・23 Published

¥335,500(税込)

この一言で形容し難い美しさは画像から充分に伝わっているかと思います。 青白橡(あおしろつるばみ※微かに緑みを帯びたグレーというか灰色)に染められた地一面に描かれた松の美しさの見事な様、、。 鉄紺(てつこん※紫を数滴溶かし込んだような深い紺色)で表現された松が燻し銀で彩られてゆく様、、。 深緑をもっともっと深くした緑の松が砂子の金で彩られてゆく様、、。 錆色(さびいろ※黒味を帯びた赤茶)で描かれた幹、、。 描かれた画は日本的な美しさの極みと言い切ってしまえるほどの美しさを湛えています。 まるで江戸時代の絵師の手掛けた一幅の日本画を見ているようでもあります。 万葉集でも折々に詠まれている松の歌、神聖なる木、神が宿るとされる松、・・・

手織紬織物/上田紬/2021・01・18 Published

¥277,000(税込)

菜の花を想わせる黄色、藤色の格子、それぞれを淡く配した格子、そこにアクセントのように入る経緯のピンストライプ、、。絶妙な色目の組み合わせで織り上げられたこちらの上田紬を見ていると、お蚕が糸を吐き出した時からこうなるように決まっていたような錯覚さえ覚えます。 お蚕が吐き出した極上の糸を引き手が時間を掛けて丁寧に紡ぎだし、美しい黄色や藤色、淡濃に染め分けられた後、一枚の絹布に織り上がる。 繭が糸に戻り、自然布のごとき絹布となる…

信州伊那紬九寸名古屋帯/石畳模様/2021・01・17 Published

¥175,000(税込)

こちらに掲載させて頂きました作品は信州伊那紬「市松格子/石畳、九寸名古屋帯」です。 染織家(染織作家)が手掛けた創作作品と比して何の遜色もない、むしろ名前だけの作家ものなど到底足元にも及ばない内包力を感じます。 染織家によって籠められた「美学」のようなものを作品から感じることがありますが、こちらは紬織職人の美学、(誇りと言い換えても良いのかも知れません。)が絹布の端々から感じられます。 それはもちろんすべての染織家や職人に対して感じるものではなく、また、ある染織家のすべての作品に感じるものでもありません・・・

手描き友禅/九寸名古屋帯、紬地、節分画/2021・01・08 Published

¥161,800(税込)

「鬼は外、福は内」大きな声で豆を撒き、一年の邪気を祓う、誰でも一度ならず経験しているのではないでしょうか。 小さい頃、鬼の役目はどこのお家でもたいていお父さんで鬼の面を被り玄関や縁側から表や庭に掃き出されていた光景を懐かしく思い出すのは私だけではないと思います。 そもそもで言えば節分とは読んで字のごとく、季節の分け目を言います。 つまり、立春、立夏、立秋、立冬と一年に四回節分はある訳ですが、年の初めの節分の立春を日本では一年の無病息災を願う行事として今日まで残されているのかもしれません。 また、穀物には神が宿ると信じられていた日本では豆だけでなく・・・

型染/九寸名古屋帯 幸せを運ぶ青い鳥/2020・12・29 Published

¥137,000(税込)

こちらの御品は京都の染色工房による型染九寸名古屋帯となります。 とても美しい仕事が掛けられています。 描かれているものは幸せを運ぶ青い鳥です。 夢の中で過去や未来の国に幸福の象徴である青い鳥を探しに行くけれど、結局ほんとうの青い鳥(幸せ)と言うのは自分たち(私たち)最も身近なところにある、鳥籠の中にあったという物語は誰でも一度は読んだことが有るのだと思います。(そもそもは小説ではなく戯曲※演劇などの台本、なのですが、)  ちなみに弊店では小格子の淡い色の三才山紬に適わせてみました。 無地感覚や縞、格子の着物との相性が良いように思います・・・

草木染手織り紬織物/郡上紬/2020・12・26 Published

¥855,000(税込)

郡上紬は創作紬織物としての美意識が色濃く絹布に反映された織物です。 第一印象は野趣に溢れた手織の紬のようですが、野趣の中に籠められた郡上紬からしか感じられない固有の個性があるのです。 実に美しく魅力的な織物だと思います。、、、なにやら運命論者(笑)めいた言い方かもしれませんが、ふと目に留まる、、、そんな縁で私のもとに…。 そしていつの日かまた、ふと目に留めて頂いたどこかのだれかのもとに、、美意識を同じくする誰かのもとに一枚の着物となって…。 それもまた運命…。 それはひとの手を介在しながらもその実、ひとの手の及ばない自然の摂理なのかもしれません。 加えて言えば織手の魂の宿るかの如き表情を保つ手織りの紬織物ゆえ、、、なのかもしれません・・・

手描き友禅/九寸名古屋帯 久呂田明功作 櫻/2020・12・19 Published

¥335,500(税込)

描かれたのは櫻です。 京友禅においても加賀友禅でも折々に取り上げられる図柄です。 意匠として珍しいものではありません。 でも、一目で江戸友禅を想わせ、一目で久呂田氏の作品だとわかる個性を放っているのです。 京友禅でもない、加賀友禅でもない、江戸友禅そのもの、久呂田氏の作品そのものなのです。 おそらくこうした友禅に関心のある方ならばその違いをとうに感じ取って頂いているのかもしれません。 京友禅のようなはんなりとした風情ではありません。 加賀友禅の素朴な感じとも明らかに異なるのです。 一枚の画としての迫力に満ちている… その“画としての迫力”だけを取り上げてみても久呂田明巧氏の鋭い感性を感じ取ることが出来るのです・・・

手描き九寸名古屋帯/宵待草 待宵草/2020・12・16 Published

¥137,800(税込)

灰桜色に灰梅色を微かに溶かし合わせたかのような地色で一面染められた生紬地に丁寧な手描きで描き染められた宵待草 待宵草 …、宵待草と聞くと竹久夢二の
「 待てど暮らせど来ぬ人を
宵待草の心もとなき
想ふまいとは思へども
我としもなきため涙
今宵は月も出ぬさうな」
を想い起す方も少なくないのかもしれません。  
葡萄色や中紅色・・・

手描き友禅/九寸名古屋帯 松竹梅に福良雀/2020・12・11 Published

¥225,000(税込)

しっとりと厚手の感触が手に心地良い塩瀬地に松竹梅福良雀が丁寧に描き染められています。 若竹色に染められた地色に丁寧な絵筆で描き染められた松竹梅に福良雀…、 松や竹は常緑樹ですので一年を通して盛夏以外はお使い頂けます。 描かれている梅は百花の先駆けとも言われますように新春、初春の一年の事始めの縁起物としての謂れがあります。 古くから日本では神聖な樹木とされる「松」は、その長い樹齢から長寿を表し、真っ直ぐに伸びる姿と強い根を張り次々に新しく芽を出すことから子孫繁栄を表す「竹」 そして春の訪れを告げる花、百花の先駆けとも言われる「梅」 梅には・・・

西陣織袋帯/洛風林 正倉院花菱/2020・12・08 Published

¥396,000(税込)

羅道場幡とは古代天皇に献上された古裂の一つで現在正倉院に納められているもの、東京国立博物館に頒布され納められているものもあると聞いております。 敢えて私が申し上げるまでもございませんが、正倉院とは奈良時代に建立された東大寺の大蔵です。 聖武天皇ゆかりの品々が数多く保存保管されています。 そしてそれらの服飾品、調度品など正倉院に納められている宝物文様を総じて正倉院文様と呼びます。 こちら、いわゆる正倉院宝物の羅の道場幡を出典とするこの袋帯は洛風林において飛天錦と名付けられた織で、紬糸に箔を撚り合わせて作られた糸を経糸に使い、一昼夜水に浸けた緯糸を使うことで透明感を出しています・・・

手描き友禅/九寸名古屋帯 久呂田明功作 吉祥松/2020・12・01 Published

¥335,000(税込)

「我がやどの、君松の木に、降る雪の、行きには行かじ、待にし待たむ」 作者不詳として、万葉集第六巻に詠まれています。 また、日本では古来より、神の宿る木として松に神性を見てきました。 常盤木(ときわぎ)としても真っ先に思い浮かぶのも「松」かも知れません。冒頭の歌は “私の家の、君(貴方)を待つ松の木に降る雪、その雪のように行き(雪)はしない、君(貴方)待つ(松)ことにしましょう、” というように「待つ」を「松」に、「行く」を「雪」になぞらえ詠まれた歌で天平16年1月5日に安倍虫麻呂邸で催された宴席で即興で詠まれた歌とされています。 単なる言葉遊びと・・・

琉球本紅型九寸名古屋帯/城間栄順・城下町/2020・11・27 Published

¥265,000(税込)

ご覧頂けますように琉球本紅型印象が色濃く感じられる作品です。 はっきりと特徴的な個性を感じさせますが、視点を変えてみれば、紅型友禅らしくないのかもしれません。 でも、城間栄順氏が手掛けたこの紅型友禅は私の眼にはやはり琉球沖縄の染織以外の何物にも見えないのです。 民芸的な要素を強く想わせる如何にもな紅型友禅ではありません。 でも見れば見るほどに何から何まで琉球沖縄、もっと言えば本流の紅型友禅を確実に想わせてくれるのです。 そしてこの帯を眺めていると琉球王朝の城下町に住む人の「ひと」としてのゆかしさを城間栄順氏が自らの「手」を通して描き染められたのではないかと想わせてくれるのです・・・

商品一覧

Policy&Concept

Policy&Concept

きもの水流は名古屋市にお見せを構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

Policy&Concept

ページトップへ