ご購入について
 

最新掲載品

首里織り/花織 制作/佐藤史子/2019・11・21 Published NEW

わざわざ余計な手間暇を掛けているように思えてしまうほど、凝りに凝った手業が掛けられているのですが、わざわざ掛けた手間暇が余計なことではない理由も、見る私の目に映るのです。 実際に制作者に尋ねた訳ではありません。 あくまでも私の個人的な見解に過ぎませんが、わざわざ掛けたかのように見えるその手業、それはこの織物が帯となってお使い戴く際の帯の美しさを想って掛けられた図りではないかと思います。 つまり、単純な花織とせず、わざわざ異色の格子を交差させることで単調になりがちな花織に表情を与えているのです。

型染九寸名古屋帯/おはじき 岡田その子/2019・11・18 Published NEW

おはじき/お弾き、子どものころ誰でも一度は遊んだことがあるのではないだろうか。 15ミリほどの大きさのガラスで作られた玩具。 それは透明だったり、半透明だったりして美し可愛いものでした。 そうか、もしかしたら今の子はお弾きなんて知らないか、、。 時は流れる…ですね。 しかしどうでしょうか、お弾きを知らない世代の方が見られたとしても、同じように心が躍るのではないでしょうか。 お弾きを知らない世代の方にご覧頂いたら、「これは飴玉ですか?」なんて訊ねられたり。 確かにそのようにも見えますね。 でも、私の世代ですと飴玉、ではなく、ドロップ、でしょうか。(笑)

型染め疋田九寸名古屋帯/雲流文/2019・11・16 Published NEW

ご覧頂けますように下絵師の力量が見事に表れた繊細な型絵です。 描き染められた疋田文様の雲流文は殊の外美しくまるで一幅の日本画を見ているようです。  こうした帯や着物の構図に雲流文が選ばれることは決して珍しいものではありません。  つまり、カジュアルにも余所行きな装いにおいても実に画になるのです。  うつろいの儚さまでも画の中に溶かし込む… 日本の染色が時代超えて高い評価を受けるのは、こうした美しい仕事が在るからなのかも知れません。 さて、、、この帯ですが、目地の細やか紬を使っております。 ですので袷だけに限定することなく、単衣の季節にも充分お使い頂くことが出来ます。

本場琉球絣/嘉手苅千勇/2019・11・04 Published NEW

何気なく眺めていると、特に何の細工も掛けられていないように見える絣の紬織物なんですが、よく見掛ける琉球絣とはやはりどこか異なる印象を受けます。 この紬織物は琉球絣特有の「格子」と「絣」が併織されている「ティジマ」ではなく「縞」と「絣」を併織した「アヤヌナーカ」が織られているのです。 ただ、その「縞」も単純に縞とせず、地色の濃藍の濃淡で表現しているのです。 その図りが一般的な琉球絣と印象を異なるものにしているのです。 織物は極めて単純な言い方をしてしまえば、経糸と緯糸を交差させて織り上げたもの…、 なのですが、 時に意図したものである図りは、製作者の意図以上の表情となってくれることもあります。

手描き友禅九寸名古屋帯・草花模様/2019・11・03 Published NEW

描かれているのは草花模様です。 意匠としてはただそれだけの「絵」でしかありません。 とりわけて珍しい構図ではないのです。 もちろんですが「絵画」ではありません。 手描き友禅の絹布なのです。 腕利きと称される職人によって染められたものではありますが、染められた細工だけを見ていると「日本画」を見ているようでもあります。 
やわらかではんなりとした空気感… この友禅を染めた職人はこの「優美なる空気感」を意識していたのかもしれません。 それはまさにこの帯を染めた職人だけに在る美意識なんだと思います。 美しさと言う気配を知る者のみが保つ美意識…。

江戸友禅九寸名古屋帯/久呂田明巧/2019・11・01 Published NEW

意匠としても江戸友禅そのもの、長年呉服店を営んできてくちなしの花/山梔子の花を意匠とした作品はそれほど多くはありません。 あまり見掛けない意匠だと思います。 その一点だけを取り上げてみても久呂田明巧氏の豊かなる感性を感じ取ることが出来ます。 そのほかになにがこの江戸友禅をこれほど印象的なものとしているのか?  一言で申し上げるならば… この“彩色”に尽きるのだと思います。 この江戸友禅を個性的な印象としているのは山梔子の花と言う構図とこの彩色ではないでしょうか。 
異国情緒・凛・技 -Trandition&Elegance-
バティック更紗琉球染織
江戸小紋

ページトップへ