きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

新着商品

結城紬/石下結城紬織物 細網代格子/2021・10・18 Published

¥177,500(税込)

こちらの「結城紬」はいわゆる本場結城紬ではありません。 石下地方で織り上げられた「結城紬」です。 細かな網代格子にて織り上げる事により単純な無地織物とはまったく異なる印象を呈しています。 遠目には一見無地のように映りますが、その細かな網代格子固有の質感はお仕立てをされて着物となった際、可笑しな表現と思われるかもしれませんが、無地の模様?として表現されるのです。 要するにこの織物から平たい印象、薄っぺらな印象はどこにも感じられないのです・・・

手描き友禅/九寸名古屋帯 久呂田明功 紅葉/2021・10・16 Published

¥286,000(税込)

こちらに掲載いたしました江戸友禅九寸名古屋帯、三代久呂田明巧氏の手描きによる作品です。 ひと目見てお判り頂けますようにいかにも江戸友禅然とした意匠、構図、彩色です。 第一印象で言えば、江戸友禅以外の何物でもない、それほど古典的な友禅が施されています。 彩色も江戸友禅特有でなんとも魅力的な発色です。 もっと言えば江戸友禅でないと出せない、そう言ってしまっても決して言いすぎではない美しさです。 友禅を見慣れない人には京友禅との区別が判らないのかもしれません・・・

西陣織九寸名古屋帯/洛風林 ペルシャ版木文/2021・10・12 Published

¥209,000(税込)

洛風林の資料館に所蔵される品々の一つである「ペルシャの版木」 いわゆる木版染更紗などに使われる木版/版木のことで、こちらはその版木を元にデザインされました。 この版木はペルシャ更紗のブロックプリントと呼ばれる更紗を染めるときに使用される木版です。 ペルシャ更紗のブロックプリントは指先大のような小さなものから、こちらのペルシャ版木文のように比較的大きなものまで多様に存在しますが、こちらに掲載のペルシャ版木文は繊細な木彫りのボッテ文様(ペーズリー文様)を原寸大にて大胆にデザインされ織り上げられました。

草木染手織り紬織物/郡上紬/2021・10・09 Published

¥855,000(税込)

こちらに掲載致しました郡上紬は横段と織り縞、そして同系色のグラデーション、どぼんこ染めによる草木染めの美しさをランダムに組合せた作品です。 草木染めによる色彩のベースは芝翫茶(しかんちゃ)と伽羅色(きゃらいろ)、そして練色(ねりいろ)です。それらの彩りとランダムにあしらわれた周防茜や藍墨、茶泥などの様々な色が互いに溶け合いながらこちらの郡上紬は創られています。 一糸一糸がそれぞれに深みを保ち、不規則にランダムに交差することで糸は様々な濃淡、意図を超えた奥行を絹布の上に作りだしています。 ご覧頂けますように・・・

久米島紬/浜里スミ 草木染真綿紬織物/2021・10・01 Published

¥268,000(税込)

雪国で織られるかのような織り色の久米島紬です。 織り上げた制作者の想いのすべてを推し量ることは私にはかないません。 織り色に制作者の人柄が表れているのかもしれませんし、もしか、たまたまこの色になったのかもしれません。(こうした染織工芸品でたまたまなんてことはまずありませんが…) 
制作者にお目に掛かりお尋ねした訳ではない以上、私のお話は推測以上のものとなることはありません。 でも、私の狭い見聞、少ない経験から想っても・・・

本紅型九寸名古屋帯/宮城里子/2021・09・30 Published

¥263,300(税込)

その意匠、彩色のすべてが如何にも南国琉球を想わせてくれます。 ただ、こちら、よくある琉球本紅型とは一味も二味も違います。 また宮城里子さんの作品の中に在っても少し他とは異なるのです。 こうした染織に詳しい方ならもうすでにお気づきかも知れません。  多くの紅型は<単衣/夏季に染められる麻は別にして>塩瀬や縮緬に染められます。 柔らか物に染められた紅型は発色が綺麗で時に現代の街中で着るには少し人目を引き過ぎる、と敬遠される方も少なくありません。 そこでこちら、今回の作品に使われたのは別誂えの紬地です・・・

草木染手織り真綿紬/士乎路紬/2021・09・29 Published

¥345,000(税込)

士乎路紬(しおじつむぎ) ルビがなければおそらく読めなかったであろう士乎路紬も昨今着物愛好家の間ではすでに一定以上の評価を得、郡上紬などと同様に産地の紬織物としてはよく知られた草木染紬織物として定着したようです。 士乎路紬は経緯ともに手引きの真綿糸が使われた手織の真綿紬織物です。 手引きの真綿糸が経緯ともに使われているのは究極の真綿紬織物と称される本場結城紬のようなしなやかさを求めてのこと、もっと言えば纏われた際に布としての重さを感じないと言われることが特徴の一つと言えます・・・

西陣織九寸名古屋帯/洛風林 キエフ花唐草/2021・09・25 Published

¥231,000(税込)

「キエフ花唐草」 聞き慣れない名前かと思います。 キエフ花唐草とは洛風林二代目堀江徹雄氏が染織/美術における研究のため、ウクライナに赴き、首都キエフを訪れた際、染織美術館(※旧キーエボ・ぺチュールスキー修道院)の窓ガラスに描かれていた絵を範として図案を描き上げ、モチーフとして織りあげられたものと聞いております。 描かれていた絵はステンドガラスではなく、窓ガラスに直接描かれていた素朴なもので、可愛らしい華やかさがあります。 こちらの帯はそのおおらかな印象を膨らし織によって表現しています。 大国ロシアに翻弄されてきたウクライナ・・・

西陣織九寸名古屋帯/草の実 洛風林/2021・09・24 Published

¥193,600(税込)

ご紹介させて頂きました「草の実」と銘されたこちら、紀元前のエジプトで作られた青釉鉢や壁画などに見られる蔓唐草模様(おそらく葡萄)をモチーフに描かれた図案を元に制作されました。 エジプトと聞いてもツタンカーメンや砂漠、ピラミッドくらいしか思い浮かばない私、ちょっとググってみました。 「エジプトは不毛の砂漠地帯であるが、毎年夏のナイル川の増水で水に覆われる地域には河土が運ばれて堆積し、農耕や灌漑が可能になる。この氾濫原だけが居住に適しており、主な活動はナイル河畔で行われた。ナイル川の恩恵を受ける地域はケメト(黒い大地)と呼ばれ・・・

西陣織九寸名古屋帯/洛風林 十字路/2021・09・23 Published

¥187,000(税込)

十五世紀に栄華を極めたとされるオスマン帝国トルコ、十五世紀半ば、東ローマ帝国を支配し、当時の首都Constantinople/コンスタンティノープルをイスタンブールと改称し、オスマン帝国の都をおいたとされています。 こちらにご紹介させて頂きます帯「十字路」は遡ること十三世紀のトルコ、クダバダード宮殿で発掘されたセルジューク朝時代に作られた「碧釉花十字型タイル」をモチーフとしています。 こうした織物を見るにつけ、いつも思うことがあります・・・

手織り絣紬織物/信州伊那紬/2021・09・21 Published

¥386,600(税込)

胡粉色(漆喰のような白)の地に紅藤色、梅ねず色、白茶色、朽葉色、柴染 (ふしぞめ) に染められた絣糸を使い、黎明が織り上げられた草木染め手織り紬織物-信州伊那紬です。 ご覧頂けますように控え目な色彩で横段が織り上げられています。 表面的には白地に藤紫系統の細格子と茶系の横段が織り上げられた紬織物として目に映るのかもしれません。 でも、そうした表面を捉えた第一印象はすぐに変わります。 配された横段は夜が朝と交差する色、朝の光が夜の闇を消しゆく、そう朝焼けの色移り、・・・

手描き友禅九寸名古屋帯/薔薇 山本由季/2021・09・17 Published

¥335,000(税込)

墨色の地に(黒地ではありません、薄墨色です。)描かれた薔薇は写実的なものではありません。 ご覧頂けますように一目で山本由季さんのそれと判る独特のデフォルメが掛けられています。 古典的な手描き友禅という技法を用いながらも、古臭い印象を想わせるところはありません。 墨一色で描かれた水墨画からは「美しさ」を感じるのと同時に古(いにしえ)を想うことが多々あります。 「薄藍色」で地色が染められたこの帯地に水墨画を見るような古を想うことはありません。 唯、比類なき美の水墨画に、その「美しさ」は宿るがごとく、「比類なき染色」から感じられる美しさは確実に感じられるのです。 ここで言う「比類なき」とは・・・

商品一覧

Policy&Concept

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きもの水流は名古屋市にお店を構える着物専門店です。

弊店でご覧頂けます「着物」や「帯」は作者/制作者である染織作家、専門職人の創意や丁寧な仕事が籠められています。
そうした作品を所有する悦び、ご自身の装いとする愉しみを想って頂けるお品をご紹介させて頂いていると自負しております。
つまり…、極めてsimpleなconceptで品揃えをしております。
でも、着物の「専門店」を謳うわけですから、取り扱い作品の品質はもちろんのこと、そのセンスには少なからず自信を持っております。
お近くにお越しの際はどうぞお気軽にお立ち寄りください。
ご高覧、心よりお待ちしております。

着物や帯は高ければ良いという単純なものではありません。 お品を選ぶ基準はやはり、価格ではなく、品質です。 「上質」なものは当然高価になりますが、反対に高価なものすべてが「上質」であるかと言うと残念ながらそうではないのです。 その辺りの見極めを簡潔にご説明させて頂くのは難しいのでお目に掛れましたら、と、個別にお訊ね頂きました折に…とさせて頂きます。 また、お品選びの際、「私には分不相応ではないかしら」とお客様がおっしゃられることがございます。 その時はそのようにお感じになられても、お召しになってゆく内にいつの間にかその方の身に添ってしまうものなのです。 そうしたことも含め、着物専門店として長き年月をお客様と共に歩んできました経験をもとに、着物や帯の選び方、お品の見極め、お手入れの方法などきめ細かくアドバイスさせて頂きます。 
どうぞ、末永くお付き合い頂けますようお願い申し上げます。

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