アンコール
夏帯浮かし
拍手せり
長谷川智弥子
炎環
【重要無形文化財
越後上布
】 紫藍色 地機
経糸:苧麻糸(手績み)
緯糸:苧麻糸(手績み)
制作/小河正義
着用時季・単衣~盛夏
【重要無形文化財としての越後上布】
越後上布、福島県昭和村の苧麻(ちょま、からむし)を原料とし、新潟県南魚沼市、小千谷市を中心に生産される布織物。 「東の越後、西の宮古」とも称され、少なくとも1000年以上変わらない製法で制作されている日本最古の織物、1955年に国の重要無形文化財、第一号の指定産地として認定されました。豪雪地として知られる地、制作の工程のすべてが雪国の湿った空気だからこそ、つまり厳冬地の厳しい気候が盛夏の麻の着物を作り出すのです。
「越後上布」とは、下記の条件をすべて満たしたものを指します。
(1)すべて手うみした苧麻糸であること。
(2)絣模様は手括りであること。
(3)地機で織ること。
(4)しぼ取りは湯もみによること。
(5)地白のものは雪晒しすること。
(現在、上記の指定要件を満たし、重要無形文化財の認定を受ける事の出来る越後上布の着尺(※帯は別)は無地織、縞・格子織を含めても20反から30反程度とされていてその内で絣は5反~10反弱程度と言われています。)
こちら、重要無形文化財としての越後上布です。 一目で、何かが違う、と感じられたかもしれません。そうです、藍の色がよく見掛ける紺系ではなく、微かに紫みを帯びた藍色なのです。 そのためでしょうか、民芸的な絣織物という印象ではなく垢抜けた都会的な織物/ fabric感が漂い、織り出された絣模様が浮き出るように美しく目に映るのです。 帯は国画会の吉村ななさんの手織りの藤布です。 これ以上ないコーデだと自負しております。
※お召し頂ける季節は…、と言えば7月~8月と言うことになろうかと思いますが、最近ではもう少し早め、6月初旬~9月の半ば辺りまで。 梅雨季~お召し頂いているようです。 縮みのお着物は見る者はもちろんのこと、お召しになられる方も視界に入るお色から涼感が感じられると思います。
商品番号 |
ITK-OOE-6241 |
商品名 |
重要無形文化財 越後上布 紫藍色 |
品質 |
手績み苧麻糸100%
経糸:手績み苧麻100%
緯糸:手績み苧麻100% |
価格 |
¥0(表地のみ仕立て無し/税込)
※お仕立てに要する日数はご注文確定後 約3週間~25日戴いております。
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巾/ 長さ |
1尺程(※38cm程)・長さ/3丈3尺弱程 |
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