背に花を
結びて化粧
忘れをり
李茶
(拙句)
【型絵染/九寸名古屋帯】
―白い花―
制作/岡田その子 紬地
空の青さは今日もあいかわらずで、遮る雲一つも出ていない。 目を閉じて静けさの中に浸ってみると、どこかの知らない誰かが遠い過去にクチにしたした言葉が、いまでも私の心の中に残っていて、それは時間という虚無の中で変化し、成熟し、新たな輪郭を持つ言葉となる。 言葉はいつも、たんぽぽの胞子のように風に乗り、あちこちに飛んでいってしまう。 そしていつかまたどこかで目に映る。 それはきっと意匠/designも同じ。 いつか見た風景だけでなく身の回りの文具や家具など様々なものがどこか頭の片隅に堆積していてある日designとなって現れる。 ちなみに子どもは、多くの大人よりも、日常の風景を見たままに捉えている。 その理由のひとつは、子どもたちが、邪な意味をもって何かをみることなく、直感的に見たままを楽しんでいるからかもしれない。 誤解を恐れずに言ってしまえば染色家や画家、芸術家は純粋な心、平たく言えば子どもの心を持ち続けている人たちなのかもしれない。 「美」とは何なのか、自分の中に揺らぐことのない基準が有るから、ぶれることがないのだな。
◆岡田その子プロフィール◆
1987年 文化服装学院きもの科卒
1987年 増井一平氏に師事
1989年 寺口敬子氏に師事
1992年 鳥取県展 入選
1992年 京都萬珠堂ギャラリー 二人展
鳥取県展 入選
1993年 鳥取大丸 ニューフォーク展
新協展 入選
鳥取フラワーズ 二人展
鳥取サカオギャラリー 個展
米子高島屋 郷土作家工芸展
鳥取Talk616
1994年 鳥取邑智谷公園
米子高島屋 郷土作家工芸展
家庭画報通販
京都蔦屋ギャラリー 個展
1995年 鳥取クラフトマンズショップ ファーム展
米子高島屋 くらしの工芸展
朝日現代クラフト入選
京都北大路タウン ジャポニズム展
1996年 新匠工芸展 入選
鳥取Talk616 個展
米子高島屋 くらしの工芸展
朝日現代クラフト入選
1997年 新匠工芸展 入選
1998年 全国新人染織 京都府知事賞
新匠工芸展 入選
2000年 日本伝統工芸展近畿展 奈良教育長賞
2001年 兵庫県波坂江戸や 三姉妹展
2002年 ドイツミュンヘン ギャラリーオウム個展
ギャラリールフィーニ展
2007年 日本新工芸展入選
巾広い年齢層の女性に人気の高い岡田その子さんの型絵染名古屋帯、白い花。岡田その子さんを代表する作品と言っても過言ではないですね。 大人の女性が躊躇いなく締められるいわゆる「大人可愛い」作品です。 本品は濃厚なマロンブラウン? カカオブラウン? いわゆる焦げ茶系のお色目です。 結城紬や三才山紬など紬全般だけでなく、江戸小紋や小紋などに締めていただいても素敵ですね。 画像は白よごしの本場結城紬、刷毛目とのコーデです。
| 商品番号 |
KTZ-NSH-9 |
| 商品名 |
型絵染/九寸名古屋帯/白い花 岡田その子作品 |
| 品質 |
絹100% |
| 価格 |
¥176,000(帯地のみ仕立て無し/税込) ¥187,500 (芯仕立上/税込) ※一級和裁士による手縫い。 ※お仕立てに要する日数はご注文確定後 約3週間~いただいております。 |
| 巾/ 長さ |
八寸程/ 九尺八寸程・※お仕立て上がりの際のサイズ |
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