残る葉を 風の煽ちて 山葡萄 宮平静子 雨月
こちら--- 茶褐色みを帯びたチャコールグレイの地色を背景に蜻蛉-と花-葉-が描かれているようです。 季(とき)の移ろいを表しているようでもあり、秋の夢、まさに銘の通り野の夢のようでもあります。。 影絵のように配された-蔓-と-葉-に対し、浮かび上がるように配された-蜻蛉や花。 表現された構図はどこか物憂げな印象を残しながら、グレイベースにくすみの紅でまとめられた配色がそう想わせるのでしょうか、都会的な垢抜けた印象を感じます。 こうした帯に関心をお持ちになる方は紬好きの方が多いのかもしれません。 こちらの帯は大島に代表される光沢を保った紬ではなく、光沢を抑えた紬織物、結城紬、郡上紬、飯田紬、みさやま紬、下井紬などの紬織物や綿さつまなどの木綿織物に適わせて頂きますととても素敵ではないでしょうか。
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