青時雨
葉脈の脇
つたいをり
李茶
(拙句)
【熨斗目花織紬】 草木染手織り
制作/池田リサ
国画会会員
民芸運動の父と謳われた 柳宗悦氏(やなぎ むねよし) 明治の頃、志賀直哉、武者小路実篤とともに雑誌「白樺」を創刊、ロダンやゴッホといった西欧美術を世に紹介した柳宗悦氏。 民芸運動まで語りますと長くなり過ぎますので割愛させていただくことにして… その柳宗悦氏の甥である柳悦博氏に師事し、染織作家としての道程を歩んでこられた池田リサ氏、それを想いながら今回あらためて作品を眺めていても柳派の流れを色濃く映しているのかどうか、凡夫の私にわかるところではありません。 でも、生命感溢れる作品は民芸をバックボーンとした池田リサ氏の創意/感性を織り籠めた作品であることは伝わり来るのです。 いつも思うのですが、美意識と言うものが確立していない(私見)現代の日本において、これほど美しい織物が産まれてくる奇跡、それはやはり染織作家が産みだす奇跡としか表現のしようがないのです。
糸に拘りを持つ染織作家さんは決して少ない訳ではありません。 然し、池田リサ氏のようにアトリエに「撚糸機」「糸繰機」まで備え、撚りの強さを測りながら糸をつくる染織家は数えるほどしかいません。 加えて糸染めの際、発色にも究極に拘る池田リサ氏は自宅で木灰汁や藁灰汁で精錬をされるというのですから驚きを禁じ得ない。 市販されている糸の多くは撚糸工程での油や精錬工程での炭酸ソーダなどの影響で糸質が荒れ、植物染料での染色には影響が出易いからだと言います。 <買ってきた糸をそのまま使うことは私は怖くて出来ないんです。>とは池田リサさんの言葉。
こんな事を書きますとお叱りを受けるかもしれません。 でも、あえて申し上げるのならば…。
世の中に熨斗目と呼ばれる織物は数多あります。 そう、数多あるのです、… 美しい見た目だけ取り上げても数多ある… ただ、高額だからイコール上質とはならないのと同様、美しいと上質は必ずしもイコールとはならない。 「美しい布」に上質が伴ったもの、となると極めて少ないと言うのが正直で端的な感想です。 織物において上質とは突き詰めて言えば糸質、そう、織物はとりわけ糸質に左右されるのです。 ぼんやりと眺めているだけではわからないかも知れません。上質な糸で織り上げられた絹布は知らず知らずの内に気が絹布の中に彷徨ってしまうのです。 大袈裟に思われるかも知れませんが決して大袈裟ではないのです。 加えて申し上げるならば、絹(シルク)そのものが保つエレガントな質感が保たれたままに。
稚拙な解説ですが、ここまでの解説の中のどこにも誇張はありません。 ぜひ、ご自身で味わってみてください。 私の言葉に確実に頷かれる筈。 ※本品は現在俳優の内田有紀さんにお召しいただいたままのモデル仕立(撮影用の簡易な仮仕立)となっております。ご注文時に一度解いて本仕立となります。 ※参考コーデの帯は勝山健史氏のレース文名古屋帯と人間国宝/北村武資氏の経錦袋帯です。
| 商品番号 |
OTI-STS-090 |
| 商品名 |
花織入り熨斗目 池田リサ 作品 |
| 品質 |
絹100% |
| 価格 |
¥2,345,000(表地のみ仕立て無し/税込) ¥2,387,000(単衣仕立/居敷当付き/税込) ¥2,399,000(袷仕立上げ/胴裏・八掛/税込) ※一級和裁士による手縫い。 ※お仕立てに要する日数はご注文確定後 約3週間~25日戴いております。 【※単衣仕立てをご希望の際はお尋ねください。】 |
| 巾/ 長さ |
38cm程(※約一尺程)/※12.5m程 (※約三丈三尺程)※本品は現在モデル仕立(撮影用の簡易な仮仕立)となっております。ご注文時に一度解いてご購入者様の寸法での本仕立となります。 |
|
[現品事前確認をご希望のお客さまへ]
ご注文/ご購入に際して、現品を前もってご覧になられたい方は下記現品事前確認
についてを
ご覧くださいませ。詳しい流れのご案内をさせて頂いております。
→現品事前確認について
注/当ホームページに記載されている記事・画像などの無断転載/複製を禁じます。
転載/掲載をご希望の際は予めその旨、お問合わせ戴き承認を得てください。
無断転載/複製と認められる場合、法的措置が講じられる事もあります。
Copyright(C)2008 きもの水流 All Rights Reserved
■お仕立につきましては仕立て料金表はこちら をご参照下さい。
または、お電話・メール・ファクスにてお尋ね下さいませ。




.footer_area .ft-block.gr p.gr-ft-txt.tailoring {
display: none;
}