せせらぎの
畔蛍も
夢に酔い
璃茶
拙句
【本場夏塩沢】 薄機
―小格子―
着用時季・単衣~盛夏
お洒落の選択肢のひとつに「キモノ」がある方にとって着物を選ぶ意味、それは洋服では表現し得ないキモノならではの「装いの愉しみ」があるから。 つまり、着物でなければ表せない何か…、 ある人は着物特有の色彩であったり、また、あるひとは季節感であったり、帯適わせの妙であったり、帯〆や帯揚げのコーディネートによって浮かぶ色彩諧調の面白さであったり… 、それはひとりひとりそれぞれだが、着物でなければ愉しむことの出来ない「感覚」が確実に存在するのです。 古典的、Modernを問わず、上質な着物を「何気もなく」「自然に」「さらり」と着こなすことは、ある種日本女性の憧れであり、悦びだと思います。
ところで、お単衣から夏にお召しになられる着物でまず気を置かなければいけないのが地色です。 当然ながら白色系は温度を低く見せる効果がありますが、とは言えありきたりの白ではあまりにも面白味がないように思います。
さてさて、どうです、この見事な発色(地色)。 まさに匙加減と言う言葉でしか表現しえないような繊細なお色目です。 淡い淡い灰色に微かに緑色を溶け込ませたような(トルソー画像をご覧いただきますとお分かりいただけるかと思います。)お色目と言えばいいのでしょうか。 なんとも魅力的なお色目です。 昨今、紳士物でも案外艶やかな?お色目があったり、綺麗めなお色目があったりするのですが、ちょっとこのお色目は女性に召しいただきたい、そんな艶やかで、且つ涼感たっぷりのお色目なのです。眺めていても眺めていても少しも飽きることのない、それどころかいつの間にかじんわりと惹き込まれ、帯適わせや小物適わせの妄想をしています。
さて、こうしたお着物はどんなお席までお召し頂けるのか…が、気になる訳ですが、お約束事を杓子定規に当て嵌めれば、あくまでも普段のお洒落着物以上となるものではありません。 たとえばお茶席にはどうなのか?…、 昨今、お茶事のお話を伝え聞きますと、お稽古などには問題なくお召しいただけるのはもちろんの事、招客お呼ばれであるならば、問題なくお召いただけると聞いております。 但し、先生にもよる、ことは言うまでも有りません。 どこの世界にも四角四面でしか物事を解釈なさらない先生も居られます。その辺りは前以てお確かめの上…。
さてさて、、、では、帯はどんな感じで適わせるか?…。 普段のお洒落にお召しになられるのならば、八寸の麻帯も、さり気なく気負わない感じで素敵ではないでしょうか。 でも、ちょっと余所行きの際に~ そんな折は小千谷の紗紬地に手描きの九寸名古屋帯、とても素敵ではないでしょうか。 色の相性と言う観点はもとより、淡泊になりがちなの薄物着の印象を帯の存在感でほどよく押し上げています。 ただそれには描かれた画にある程度の力がないと… 単なる描きというだけの帯ではこうした着物が保つ印象に負けしてしまうことも多いものです。 然し、、、折に触れ思う事なのですが、織の着物に友禅の帯、しみじみいいな…、と思います。 男にはここまでの愉しみはなかなかないものなのです。
| 商品番号 |
SZJ-OTK-03380 |
| 商品名 |
本場夏塩沢 |
| 品質 |
絹100% |
| 価格 |
¥185,000 (表地のみ仕立て無し/税込) ¥227,500 (単衣仕立て上げ居敷当付き/税込) ※一級和裁士による手縫い。 ※お仕立てに要する日数はご注文確定後 約2週間~20日頂いております。 |
| 巾/ 長さ |
1尺程(※37.5cm程)・長さ/3丈3尺程(※12m50程) |
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