聖堂の
鐘の響きや
枇杷の花
李茶
拙句
【西陣織九寸名古屋帯】
―マイセンオマージュ―
西陣織は様々多様に在る織物の中に在って極めて長い歴史を持ち、その長い歴史の中で唯一ある一つの形式に捉われてきた織物であるように思います。 ときに異国の文化と巧みに融合しながら、その時代に適う織物や、或いは時々の着物愛好家の依頼に応え、大胆な意匠を織り上げることもありました。 発注する依頼主の意向に適わせて趣味性の高い意匠を織り上げることもあります。 しかし、その根底に息づくものは「礼」を重んじる日本の伝統文化を尊守し、伝統行事や非日常的な「型」を継承する式事に供され育まれてきた意匠であり、それが具現化された織物と言うことが出来ます。
こちら、西陣で織られた名古屋帯です。 西陣織を名乗っていても、その実、出機と呼ばれる西陣以外の地で織られる西陣織?(これは本来の意味の西陣織ではありません)は残念なことに少なくありません。 こちらはそうした織物ではもちろんなく、西陣の地にて織られた西陣の織物です。
日本の伊万里に影響を受けたと言われるマイセン。 17世紀末から18世紀初頭にかけて欧州のロココ調が主流になります。 白地の陶磁器を焼く技術も東アジアから渡ったとされています。 そのようにして完成をしていったマイセンをオマージュして現代の西陣が帯を創作する、面白いものですね。 本品は優美で繊細な文様はロココ様式を想わせます。 こちらのマイセンオマージュはロココ様式のマイセンを出典として制作されました。 ロココ様式のマイセンをオマージュし、西陣の叡智の集積を加えることで更なる完成をみせています。 それこそがまさに西陣織であり、西陣織の歴史でもあるのです。
| 商品番号 |
TKOK-NGS-1107 |
| 商品名 |
西陣織九寸名古屋帯/マイセンオマージュ |
| 品質 |
絹100%※金銀糸箔を除く |
| 価格 |
¥275,000(帯地のみ仕立て無し/税込)→¥137,500
¥286,500 (芯仕立て上げ税込)→¥149,000
※一級和裁士による手縫い。 ※お仕立てに要する日数はご注文確定後 約2週間~20日戴いております。
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| 巾/ 長さ |
八寸~八寸一分程/ 九尺七寸~八寸程※お仕立て上がりの際のサイズ |
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