美しい目福
美しい目福176
こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。 |
緑立つ
画室茶室と
散在し
堀田恵美子
雨月
今日のきもの美人2018・09/25(火)
今日のきもの美人・・・ 外国在住S様
鶸色の無地に染められた紋意匠縮緬の着物に唐織の袋帯が美しい装いです。 いつも申し上げるのですが、基本、あくまでも基本ですが、カジュアルな装いは同系色でまとめるよりも、着物と帯は反対色だったり、帯〆帯揚げなどの小物の色を効かせたりされた方がよりお洒落感が出るのですが(ただ、ひとつ間違うととんでもなくサイケになったりもします)礼装に関してはトーンを揃えた方が美しく上品なんですね。 グレーならグレートーンでまとめる、ベージュならベージュ。 帯〆帯揚げも同様であまりそこが悪目立ちしないよう帯揚げは着物の地色の溶け込むように、帯〆は帯の織や質感を邪魔をせず、でもちゃんと存在感は感じさせ、なんてコーデがセオリーなのですが、同じ礼装でもちょっと華やかな場ですと帯〆だけ少し効かせてみるのも良いですよね。 こりらの装いはそんな教科書のような美しいコーデです。 「美」を求めるお仕事のお客様、流石ですね。 以前にもご登場頂いておりますがお一人の写真がございましたので掲載させて頂きました。 いつも素敵にお召し頂いて本当にありがとうございます。
呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。
まさに美しい目福です。
本日はありがとうございました。