春風の童女
廻転ドアに乗る
中村裕子
槐
【手描き熨斗目小紋】
変わり市松地
―熨斗目―
極めて美しく丁寧な染色を施された染め物はそれが伝統的な文様であるとか、付下げ以上の格が保たれているとかの画一的な括りでは量ることの出来ないように思います。 もちろん、礼装を意識して染められた訪問着や付下げと言った「華やかな友禅」は相応の「格式」を想わせてくれます。
一方で同じ染め物でも「小紋」と言う言葉にはどこかしらカジュアルなニュアンスを感じる事があるようです。 着物の装いは、時に形式に捉われすぎる事で余りにも凡とした退屈な印象となってしまうこともあります。 マニュアル通りに装えば間違いは無いのかも知れません。 しかし「着物を装う」ということは、何処かの制服や会服のように装うことがすべてではないように思います。 訪れる先において大仰にはならず、でも気持ちの中で「礼」を表現したいとき、また、自分なりの想いを装いに表現したいと思われる際には、自由な意匠から染められた「よそゆきの着物」を選ばれるのも良いのではないでしょうか。 様々な装いを愉しむ、たとえそれが「小紋」と言う括りの着物であったとしても、、。
折に触れ、「染色の美」としての視点で 着物を想う事があります。 こちらに掲載いたしました染め小紋は手描きで熨斗目が染められています。 暈し染の最も見どころであるのは色が消え入るところ、これは長年の経験による勘どころ、手の感覚、刷毛の感覚だけで彩を置いてゆきます。 つまり総手描き暈し染め小紋と言っても過言ではないほどの仕事が掛けられている、もっと言えば軽い附下を染めるよりも手の掛かる仕事。 掛けられた仕事を眺めていると、いわゆる「小紋」と言う括りでお話するのが申し訳なく思うほどでもあります。 インクジェットやシルクスクリーンの小紋とはまったくもって別物である、と言うのは勿論のこと、手描きの訪問着に等しい手間暇の掛けられた小紋、見事な友禅仕事が掛けられているのです。
※むくげの花が織られたすくい織の帯をコーデしてみました。単衣~夏らしく素敵ではないでしょうか。
| 商品番号 |
EBH-SOME-069 |
| 商品名 |
手描き熨斗目小紋 紋紗 |
| 品質 |
絹100% |
| 価格 |
¥236,000(表地のみ仕立て無し/税込) ¥276,600(単衣仕立上げ/居敷当付き/税込) ※一級和裁士による手縫い。 ※お仕立てに要する日数はご注文確定後 約35~45日いただいております。 【※道行コート、羽織、にお仕立てをご希望の際はお尋ねください。】
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| 巾/ 長さ |
37.5cm程(※約一尺)/※13m程 (※約三丈四尺) |
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