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江戸小紋

江戸小紋/如何にも日本的な文様である江戸小紋、そもそもは武家の正装としての「裃」に用いられたのが始まりと云われています。染めの着物の極みとして当時の型彫りの職人たちがより極細な型彫りへと技を競うなかで発展したもので日本の風土から生まれ、日本の文化で育まれた、言わば日本独自の染織工芸品と言えるのだと思います。それ故でしょうか、江戸小紋には他の文様に見られるような 異国文化の影響を想わせる事はないのです。確実に日本的なんだと思います。伝統に対する真摯なる取り組み、丁寧に丁寧を重ねゆくと言う技能、生真面目である、と言う才能、こうしたことが堆積されてこそ、「日本的な魅力」が感じられるのだと思います。つまり、そうした「hard 」と「 soft 」を保ってこその江戸小紋であるべきなのです。

江戸小紋

江戸小紋に日本的なものを感じる理由の一つとしてその染め技法を挙げることが出来るかと思います。江戸小紋の「染め」「彫り」「糸入れ」の3種は重要無形文化財保持者認定がなされています。極めて細密な手業でもあるこの技術はまさに日本人の保つ優れた集中力を要する仕事でもあるのです。

もちろん、現在ではこうした仕事は他の染織技法を用いて染めることもあります。写真版/セルロイド版などで染める安価を求めたものもあります。もちろんこうした染色の全てを否定するものではありません。綺麗に染められたそれらは、ひとつの染色小紋としてみれば、それはそれで綺麗なものだと思います。また、精密と言う点においては型彫りを超えるものなどいくらでも在ります。ただ、それらはあくまでも「綺麗に染められた染め江戸小紋のような小紋」でしかなく、江戸小紋ではないのです。

ただひとつの柄・ただひとつの染め色にて表現される江戸小紋。徹底した単純化を求めて完成されたものとしての見方も出来る反面、細密/精密の手業を競り合いの結果とも言えるのかも知れません。でも、「完成」と言う視点から申し上げれば、これほど完成された文様を他に知りません。現代の日本の工業製品にも共通することですが、極めて高い精度と「凛」とした印象が保たれた江戸小紋…それは確実に日本的なんだと思います。

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