水流のコーデ
水流のコーデ29
こちらの「水流のコーデ」の頁では弊店のサイトに掲載しておりますお品達のコーディネートをご提案をしております。 (また時折、箸休み?に弊店の女将の装いもこちらご紹介させて戴くこともございます。)
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長板中形の木綿に着物です。 もちろん浴衣仕立てでお召しになることも出来ますが、長板もここまで来るとやはり浴衣ではもったいないような気もします。
この長板は松原忠さんの作品でいわゆる両面が同じ柄で鏡合わせのように染められているのですが、そうではない異柄合わせの長板中形も在ります。 販売戦略や他社との差別化を図るため、長板中形とは表裏鏡合わせのものをそう呼ぶ、とおっしゃる制作会社もありますが、本来は長板で染める型の(柄)の大きさを示すもので表裏鏡合わせはとくに関係ないのですが、そうした意図を刷り込まれてしまってる消費者の方も折々に見られます。 有名な制作会社はその発言も影響力が大きいので気を付けて欲しいものです。
適わせた帯は「都」の手織りの名古屋帯。 この帯はざっくりとしててとても夏の着物の風情が出ます。 とても好んでおります。
少しでもご参考になることがございましたら幸いです。
きもの水流
店主