きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

水流の「季・とき」折々・・・

「季・とき」折々…2018年9月26日(水)



返答の

言葉つまりで

団扇風


福田みさを

いろり



メディア掲載



◆ご縁を賜りましてありがとうございました◆

長板中形/松原孝司作品「団扇百趣二度染め」 

お仕立てが上がり、和裁士から届きました。 振り返ればもうかれこれ30年近い付き合いなので(お互いに良くも悪くも)気心も知れているし、きもの水流が依頼する仕事はどこに細心の注意を払えばよいのか、十二分にわかってもらってはいるけれど、それでもこうして上がったきますと念入りに検品チェックします。

帯芯の厚み、硬さ、毛羽立ち加減、帯の仕上がりの長さ、前巾、お太鼓巾、等々(始めのうちは和裁士がうんざりするほど、いまはもう慣れた様です。)かなり細かな指定して仕立てに出しますが、一応くせのようなもので、お仕立て上がり届けられますと、帯芯のチェック(解く訳にはいかないので実際の帯芯は見られませんが、「※その昔は抜き打ちで解いたこともあります。嫌なやつですよね(笑)」触ればどんな帯芯が入ってるか、指定した物か、すぐに分かります。)から始まり、指定した項目をチェックして納品となります。

そんなことをしながら改めて「帯」となった作品を見ているとやはり「良いものは良い」と今更ながらつくづく感じますし、販売はしたものの名残惜しい…。でも、あの方なら大切にして頂けると自分に言い聞かせ、、。 近日中にお納めです。 お求め頂きましたお客様、お楽しみに♡   どうぞよろしくお願い致します。



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