水流の「季・とき」折々・・・
「季・とき」折々…2018年9月26日(水)
返答の
言葉つまりで
団扇風
福田みさを
いろり
◆ご縁を賜りましてありがとうございました◆
長板中形/松原孝司作品「団扇百趣二度染め」
お仕立てが上がり、和裁士から届きました。
振り返ればもうかれこれ30年近い付き合いなので(お互いに良くも悪くも)気心も知れているし、きもの水流が依頼する仕事はどこに細心の注意を払えばよいのか、十二分にわかってもらってはいるけれど、それでもこうして上がったきますと念入りに検品チェックします。
帯芯の厚み、硬さ、毛羽立ち加減、帯の仕上がりの長さ、前巾、お太鼓巾、等々(始めのうちは和裁士がうんざりするほど、いまはもう慣れた様です。)かなり細かな指定して仕立てに出しますが、一応くせのようなもので、お仕立て上がり届けられますと、帯芯のチェック(解く訳にはいかないので実際の帯芯は見られませんが、「※その昔は抜き打ちで解いたこともあります。嫌なやつですよね(笑)」触ればどんな帯芯が入ってるか、指定した物か、すぐに分かります。)から始まり、指定した項目をチェックして納品となります。
そんなことをしながら改めて「帯」となった作品を見ているとやはり「良いものは良い」と今更ながらつくづく感じますし、販売はしたものの名残惜しい…。でも、あの方なら大切にして頂けると自分に言い聞かせ、、。 近日中にお納めです。 お求め頂きましたお客様、お楽しみに♡
どうぞよろしくお願い致します。