きもの専門店
そう謳うのは覚悟と精通が問われます
着物に関わり四十年と少し…
まだまだ学ぶことばかり…
きもの、って知れば知るほど知らないことばかりです

その多様さゆえに定義付けることの難しい更紗
古渡にはじまりペルシャ、フランス、イギリス、…
  バティックとして知られるジャワ更紗もありますが、日本の職人の手による和更紗の美は
やはり格別です
―唐草小花文―

暈したり、一層の斑も許さなかったり
澱みの様に堆積した手わざが意図して刷毛を捌く…
かのフィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさえ憬れた
日本の職人の筆捌き

染織作家の手から放たれた作品は
一つの花、一つの蝶、一つの鳥、に
生命が吹き込まれているのです 
添田敏子 ―白ぶどう―

もしかしたら
この小さなキモノ店は
アナタをドキドキさせることが
出来るかも知れません
どうぞ遊びにいらしてください 

美しい目福

美しい目福274

 

こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。
ついこの間までサイト上で眺めていた着物や帯が実際に着物となり帯となり、装われた際の感じがご覧戴けます。
本来、眼福(がんぷく)と読み、あ~眼福、眼福~(あ~がんぷく、がんぷく~)と続けて使うのですが、表題は目福と題しております。
※以前設けておりましたコメント欄ですが、頂きましたコメントに気づかないことも多く、そのためお返事がなかなか出来なかったり、ということもあり、現在は設けておりません。 掲載のお着物や帯についてお尋ね頂きます際は該当ページ下段にあります「メールでのお問い合わせはこちら」よりお願い致します。



麻服の

感触の

總身にあり


粟津松彩子

円虹


美しい目福21


美しい目福21


美しい目福21


美しい目福21


美しい目福21


今日のきもの美人2020・07月11日(土)



今日のきもの美人・・・ 市内N様

素敵でした。
昨年の、美しいキモノ夏号の「女優吉田羊さんの着物で過ごす夏休み」特集で吉田羊さんにお召し頂いた上布と藤布のコーデそのお品です。 吉田羊さんもお似合いでしたが、お客様も負けず劣らず、いや、むしろ…💓でした。 ご覧頂けますように非の打ちどころのない、そんな佇まいです。
風をはらみ、風が通り抜ける上布の涼しさはお召しになられた方でないと分からないのですが、麻のヒンヤリとした質感、肌に着かないその風合いはこうして見る者のにも涼感を分けてくれます。
帯の張感も夏の帯、もっと言えば、夏の自然布の帯ならではですね。 帯〆の美しさも際立っています。 

持たれた籠も素敵でした。
上質な大人のカジュアルコーデの見本のような素敵なお召し姿でした。 
しばしうっとり拝見、眼福ってまさにこんなことですね。 


呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。


まさに美しい目福です。


本日はありがとうございました。

 


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