美しい目福
美しい目福312
こちらの「美しい目福」ではこれまでに弊店でお誂え戴きました着物/帯を中心に実際のお客様のお召姿を承諾を戴き掲載致しております。 |
身の反りを
月に浮かせて
風の盆
稲辺美津
夏椿
今日のきもの美人2021・10月15日(金)
今日のきもの美人・・・ エディター/きものライター山崎陽子様
【有松絞りに麻の半巾帯】
こちらは有松絞りではありますが、現在では制作の叶わない有松絞り。 使われた生地も然り、触れて頂けばその違いはすぐにお分かりいただけますが、生地厚がいまのものとはまったく異なります。つまり糸から違うんですね。 筋竹という草稿もすでに現存せず、絞りをしてくださった職人もすでにおられません。 藍も有松の本藍、葉の部分の絞りも当時の絞り技法と道具が使われています。 仕立上がりお召し頂けますと改めて素敵だと思いました。 麻の半巾で軽やかにお召し頂きましても、織りの八寸の織り帯、たとえば榀布などでお召し頂いても素敵だと思います。 着こなしはさすが!唸らされてしまいます。 美しくナチュラルなお召し姿です。 また、素敵なお召し姿、見せてくださいね。※ご紹介(掲載)が遅く季節が少しずれてしまっておりますことお詫び申し上げます。
呉服商を営んでいて至福のひと時は
こうして思い思いに装って頂き
目福を頂いたまさにこんな時
店頭に飾られた作品が実際に「きもの/帯」として装われ
美しさを増して目にする機会を頂いたときなのです。
まさに美しい目福です。
本日はありがとうございました。