水流の「季・とき」折々・・・
「季・とき」折々… 2011年 04月20日(水)

「です!」と言ってちょ。
言語明瞭、意味不明瞭は、日本の政治家の伝統的特徴である事を百歩譲って考慮したとしても、いやはや、某菅さん、某枝野さん、歯切れが悪いなぁぁ。 とりわけこうした事態における「曖昧」なモノ言いは聞いている人の不安をことさら不要にかきたてる効果しか持たない。 確かに私たち日本人は、常日頃、いろんな事をなんとなく曖昧にしておいて「まあ、そんな感じで後は適当にお願いします」とか「詳細に申し上げませんが、大方のところ、お察しくださいませ」というミナマデユウナ的感覚を共有している事は一定程度は理解しています。 でも!、今回こうした火急の事態において必要なのはそうした曖昧な灰色発言でないことなのは言うまでもありません。 と言うか、それでは困るのです。 本来どのような場面においても、やはり物事は「ちゃんと言って」くれなきゃワカラナイ。 とりわけ不安な思いを募らせる場面になるほどそう言えるのではないでしょうか。
ところが、、、政府も、東電も、原子力ほにゃららも皆一様にマイクに向かってこう締めくくる。 「コレコレであると思っております」「そのようなシカジカと認識する次第でございます」 と。 雨の日も、風の日も、雪の日もそのような感想文と他人事発言ばかり。 発言によほど自信がないのか、そもそも事実を伝えようとするつもりがないのか。(弁護士先生の特性なのか?) つまり、言葉の終りを絶対に「~~です」で締めくくることがない。(選挙演説のときは、もういいよっていうくらい○○シマス!○○デス!と連呼していたのに、先生?になった途端、たちまちの内に使い方を忘れてしまったのか?不思議だな) いま、私たちの訊きたい事は貴方方政治家や関係者の“思ってる事”などでは決してありません。 都合の悪い部分は伏せ、都合の良い部分だけを拾い上げた、思惑的情報や数値ではなく、正しい数値と正しい情報、そして正しい対処方法を必要としているだけなのです。
ACの広告のパロディで、(前略、中略、)最後に「こだまでしょうか?」「いいえ枝野です」とか言う笑えないパロディが官邸記者の間で流行っているとかいないとか。 私たちが選択した政治家、と言われればそれまでですが、(他に選択肢がなかったとも言えますが)なんともお粗末に過ぎる私たち日本の政府、この政府こそが、まさに最大の風評被害なのかもしれません。 昨晩それとなく見ていたTV番組、体操選手の田中理恵さんの特集。 本来トップアスリートと呼ばれる人たち、いやアスリートに限ることなく、どのような業界においてもトップと認められる人たちは常人には及びもつかない努力を重ねているものです。引き換え、政界のトップにいるつもりの方々は保身や欲心に対しては常人の及びもつかない才能を発揮し、その上更に努力まで重ねていることは十二分に伝わり来るのですが、本来の職務である筈の“政治”への努力が私たちの目に見えないのはとても残念だと思うし、その才能を隠していることも極めて残念なことと思います。
さてさて、切先鋭いご指摘をバッサリ頂く前に申し上げますが、かく言う私もコラムの文中や商品解説において折々「コレコレかと思います」と使っているように“思います”(笑) つまり「シカジカです」と断定しているばかりではありません、と“認識する次第でこざいます”。 …が、でもこれには私なりのちゃんとした?理由があってわざわざ分けているのです。 「です」と言う言葉で語尾を締めくくる場合。これは歴史や史実など、事象が明らかにされている場合、要するに一定の証明がなされている場合です。 一方で「思います」で締めくくる場合。 これは「私は個人的にそう思う」つまり個人的な見解というやつです。 またはそのように記憶しているけれど確実ではない、と言う場面においても使います。
これは公私における私の場、とりわけ自宅において有効です。 突然の女帝の臨検、厳しい尋問、追求、取調べの際に有効です。 「そのように記憶しているけれど確実ではない」 そうした記憶の喪失や喪失を装いたい事は朝に夕に過去に山ほどあります。 いつもであれば、その「質疑応答実例集」を現場の空気と共に公開したいところですが、私のいい加減なお話は普段でもひんしゅくもの、当然ながらまだ、現段階では世間の情勢にそぐわないと思います。 ですので今回は自重し、またいずれ時期をみてお話したいと思います。 また、このままお話を続けますと、いつものようにクチグルマまでも飛び出し、お読み頂いている方々のお気持ちの更なる乖離を招きかねませんので、今回はこの辺りで、、。
余談ですが、弊店この4月14日に自宅から“私の足で”徒歩3分の横町に店舗を移転して5周年、創業27周年を迎えることが出来ました。 これもひとえに忍耐強いお客様、優秀な仕入先、一流の悉皆/和裁士など、実に多くの才能と情熱が、へっぽこ店主を支えて頂いたからこそと本当に有り難く感謝しております。 この場をお借りして女帝の努力にも感謝の意を表します。(本当です)
つきましては5月のGWの頃、5周年・27周年を記念して、周年記念展を開催するつもりでおりましたが、少し変更して、ささやかながら「がんばれ、結城紬展」「公長斎小菅-新作お披露目展」を開催する予定です。 もう少しいたしましたら、正式にHPよりご案内させて頂きます。(※今回ご案内のDM発送は行わないかもしれません) 展示会の趣旨を噛み砕いて申し上げますと、ご家庭で持て余しておられる(ご不要になりました、とまでは申しません)円・ドル・ユーロを美しい着物や帯と交換させて頂きます。とした内容です。 グッドタイミングな方、そうでない方、無関係な方もお気軽にお声かけください! お見逃しなく!!
それでは今回はこれにておしまい。
【掲載画像について。。。】
紗の組織にて織り上げられた八寸名古屋博多帯です。桜の花も欄漫を過ぎようとする季節となり、暖かな陽光が時に心地良く、時に眩しく感じられる気候となりましたが、まだまだ三寒四温、お風邪など召されませぬよう、また、弊店の周年記念の会に「季節外れの風邪をひいてしまい伺えないのよ…」なんて不祥事のございませぬよう、くれぐれも御自愛くださいませ。(これこそ、ミナマデユウナ?ですか…)
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私のクチグルマは無料です。



