水流の「季・とき」折々・・・
「季・とき」折々… 2010年 11月20日(土)

□無題
歳を重ねるにつれ、いつの間にか無くなったもの。 その内の一つに女帝との仁義なき闘いがあります。 以前、まだ30代~40台も始めの若い?日々、折りに触れ、しばしば壮絶な闘いを重ねたものでした。 闘争の原因は多岐に渡ります。 非の大半は私に在ると一方的に言われています。 いま思えば二つのフレーズを覚えておけばよかった。 どこかの国の大臣よろしく“個別の事案についてはお答えを差し控えさせていただく” ~“法と証拠に基づき適切にやっております” とだけ答えておけば良いものを いちいちお答えするから問題は更にややこしくなつたのです。 理路整然にて情けも容赦もない女帝の追求に、迷路を彷徨うかのように私のアタマは真っ白になり、ついには睡魔が忍び寄るのです。 決して私が呼んだ訳ではありません。
そう言えば、二~三日前のの某中日新聞の「けさのことば」にこんな事が書かれていました。 “たとえば人と対談している最中に私は突然黙りこむことがある。” 「人生論ノート」三木清氏の言葉を岡井隆氏が紹介したもので、彼は以下の様に続けています。 “そんな時私は瞑想に訪問されたのである”と。 まったくもって頷ける話で同感である。 私も女帝と対談(夫婦喧嘩)している最中に、突然深い瞑想に訪問されることがある。 暫くして、時にしばしば大抵ほとんどの場合、すぅすぅと健やかな寝息を立て始める。(※らしい) よくも闘いの真最中に寝られるものだと更に非難を浴びるのだけれど、幸い私は寝ているし、真摯な態度で取り組んではいても、本人の意図せむところ“瞑想に突然訪問される”のだから 私としても防ぎようがないのです。 確か、狸も森の中で熊に出会うと死んだふりをするらしい。 同じ心境か?。。。 やはり毅然とした対応も研究しなきゃ、だな、、。
その2.無くなった?もの、失った?もの、と言えばアゴ。 確か、以前は私の顔にもあった筈の「アゴ」がいつしか行方不明になったのは、やはりまだ40代も始めの頃だったか? アゴは持ち主の必死の呼び掛けにも一切答えることはなく、以前としてその姿を消したままでした。 あれから十年を超える歳月が経ち、もう二度と再び見つかることなどないだろうと諦めかけていた今年の夏、 ふとした事からアゴを見つけたのです。 それは猛暑も真っ盛りのお盆休みの最中、余りの暑さに体力/気力/食欲ともに消滅し、食べたら寝て起きたら食べる事以外、何も建設的な事をする気が起きず、ヒゲすら剃らずに不精に徹していたある日の事。 お昼前、お腹がすいてようやく起き出してよろよろと洗面所へ。 二日目辺りから黒くなり始めた顔を鏡に映しながら以前アゴが在った辺りをウゥッ、と前に突きだすと、かすかに黒く色付いたヒゲのせいか、なにやら輪郭と思しきラインが…。 「えッ、元の場所にアゴが在った!」 潜伏期間10年余、、、日陰の逃走劇と思いきや、灯台もと暗し… 自分の顔に貼りついていたのです。 海底でカレイを見付けたみたいなもんです。
アゴ発見!!。 二度と逃がしてなるものか、と そのまま不精ヒゲを無造作に伸ばしているのですが、、。(本当は高性能シェーバーを使ってミリ単位の調髭しているのですが、いい歳をしてヒゲごときに神経を巡らせていると知られるのはお里が知れるようで如何にもカッコ悪い。 だから無造作を決め込んでいる。) ところが…です。 これがお客様に評判上々とはいかないようで 不評をかこっております。 私としてはまんざらでもなく、ナイスミドル? ん?シニアか? と思っているのだけれど、、。
さて。。。 いよいよ名古屋近辺でも紅葉の便りが聞かれるようになりました。 今年の猛暑など夢であったかのように冬の気配が漂います。 頬を触る風も街の匂いも冬を感じさせ、吐く息も微かに白さを見せるようになりました。 いよいよ本格的に着物の季節の到来です。 だらりんとした不精怠惰な生活を悔い改め、そろそろ頑張って仕事をしなくてはいけません。
【掲載画像について。。。】
ケニアのナイロビで開かれているユネスコ政府間委員会は16日、日本の結城紬を「代表的な無形文化遺産」として登録した。 と文化庁が同日発表しました。 と左様に関東の地方新聞の一面に書かれていました。 弊店におきましても若干取り扱いをしています。 深く考えずお気軽にお求めください。(笑)
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